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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2014年01月25日
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テーマ:Jazz(1958)
カテゴリ:ジャズ

絶対に聴くべし、「ザ・チャンプ」の名演


 先に取り上げたジミー・スミス(Jimmy Smith)の『ア・ニュー・サウンド・ア・ニュー・スター~ジミー・スミス・アット・ジ・オーガンVol. 1』の続編が、この『ザ・チャンプ(A New Sound-A New Star: Jimmy Smith at the Organ, Volume 2)』という作品である。邦題だけを見ると別物のように思われるかもしれないが、原題を見れば、デビュー作と同じタイトルのパート2となっているのがわかる。

 今の時代の感覚からすれば信じられないことかもしれないが、ジミー・スミスの最初のレコーディングからわずか1か月ほど後、ブルーノートは次の録音を行っていた。つまりは、先に録音した分がまだ発売すらされていない段階で、次なる作品を準備し始めていたわけである。普通なら、1枚目の反応(聴衆の間での受容度や人気具合、はたまた売れ行き)を見定めつつ、第2集を作るというのが“常識”だろうし、いまどきのレコード会社ならどこだって1枚目の売れ行きも分からないのに2枚目を出すような愚は行わないだろう。けれども、当時のブルーノート(というかアルフレッド・ライオン)は違っていた。よほど気に入っていたのか、はたまた売れるという確信が相当にあったのか、思い切ったレコーディングを進めた。

 結果、ジミー・スミスはブルーノートの不動の売れっ子となった。1500番台として知られるシリーズ(大雑把に言って1501~1600番までの100枚だが、厳密には出なかったアルバムもあるので実際のところはそれより数枚少ない)のうち、何と13枚ものリーダー盤を残すことになった。100枚足らずのうちの13枚とは相当な比率であり、いかに売れっ子だったかが容易に想像できるだろう。さらに、それらのアルバム作品からは、これまた20枚ものシングル盤(45回転盤)が出され、ジュークボックスを賑わすこととなった。

 本盤のベストは文句なしに1.「ザ・チャンプ」の名演。時間にして8分を超えるこの演奏は、半分に割ってまでシングル盤にも収録されたほどの、熱のこもった演奏である。“これがすべて”などと言うつもりは毛頭ない。でもやっぱり、これを聴かずしてジミー・スミスを語れないぐらいの名演とだけは言いたいと思う。




[収録曲]

1. The Champ
2. Bayou
3. Deep Purple
4. Moonlight In Vermont
5. Ready 'N Able
6. Turquoise
7. Bubbis



[パーソネル、録音]

Jimmy Smith (org), Thornel Schwartz (g), Bay Perry (ds)

1956年3月27日録音
Blue Note 1514






 
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Last updated  2014年01月25日 07時31分05秒
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