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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2014年12月29日
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ビクトル・マヌエルの名曲・名唱選(その3)


 スペインのシンガーソングライター、ビクトル・マヌエル(Víctor Manuel)の曲を取り上げる不定期更新シリーズの第3回です。

 彼は主に1980年代に有名曲を多く発表していますが、シンガーとしての最盛期はどこにあるのか、などと考えるにつけ、1990年代の活躍も見過ごすことはできません。優れたライヴ盤(1994年の『ムチョ・マス・ケ・ドス』、1996年の『エル・グスト・エス・ヌエストロ』)だけでなく、ソロとして発表したアルバムにも、その進化の後がしっかりと残されていることではないかと思っています。

 そんな観点から、外してはならないと思えるのが、1996年のアルバム、『シン・メモリア』です。さほど注目されたアルバムではなかったかもしれませんが、個人的にはお気に入りで、繰り返し聴いています。今回はその表題曲である「シン・メモリア(Sin memoria)」をどうぞ。


 



 弾き語り風のギター伴奏にいくらかの楽器をかぶせたシンプルな作りで、ヴォーカルで真っ向勝負な感じがします。でもこの作りのおかげでビクトル・マヌエルらしさが実によく出ている曲ではないかと思ったりもします。

 “ビクトル・マヌエルらしさ”と言いましたが、具体的には次の二点です。一つは、このヴォーカルの“色気”。男でも(別に“その気”があるわけではありません)ぞくぞくしてしまいそうなこういうヴォーカルは、どこでも簡単にお目にかかれるものではありません。もう一つは、“詩人”としての側面。ビクトル・マヌエルは、シンガーソングライターとして活躍してきましたが、その良さも存分に発揮されています。 

 ちなみにこの表題は「記憶なしに」という意味で、詞の内容は、“これまでの過去の記憶なしに生きることはできない”というものです。1人称で歌われていますが、人間一般の広い意味にも理解できそうな歌詞で、聴き手に広い解釈の余地を残し得る歌詞になっているように思います。この曲を聴きながら、年末を迎えたこの時期に、1年の記憶を振り返ってみるというのもいいのではないでしょうか。





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Last updated  2014年12月29日 08時18分34秒
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