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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2015年11月08日
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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:ジャズ

晩年作のライヴ録音盤


 コールマン・ホーキンス(Coleman Hawkins)は、1904年生まれ(1969年没)のテナー奏者。1920年代からという長いキャリアの中で、本盤は彼の晩年作と言えるものである。この人の特徴は時代の流れとともに新しいスタイルに対応していった点であると言われたりもする。確かに、この盤でも、トミー・フラナガン(この頃は彼とのカルテットで活動していた)ら若い世代のミュージシャンと違和感なく演奏を繰り広げている。

 本盤『ジェリコの戦い(原題:Hawkins Alive! At the Village Gate)』は、原題の通りのライヴ録音盤である。邦訳タイトルはライヴ録音であることがわかりにくい表題ではあるものの、あながちはずれではなく、本盤最大の聴きどころである2.「ジェリコの戦い」をそのままタイトルにしている。

 邦訳の表題曲になっている2.「ジェリコの戦い(ジョシュア・フィット・ザ・バトル・オブ・ジェリコ)」は、元は19世紀前半の奴隷社会から派生したとされる黒人霊歌で、気迫のこもったホーキンスのソロは、彼のベストプレイの一つとも言えるんじゃないだろうか。もちろん、それを支えるリズム・セクションのよさもこの曲では特に際立っている。

 他に本盤で気に入っているのは、1.「オール・ザ・シングズ・ユー・アー」。ホーキンスは、テンポを上げての軽快さの余韻を漂わせながらこのバラードを滑らかに展開していく。それから、彼らしいバラード曲の4.「町の噂(イッツ・ザ・トーク・オブ・ザ・タウン)」。“らしさ”が発揮された、期待を裏切らない抒情的な演奏がいい。



[収録曲]

1. All the Things You Are
2. Joshua Fit the Battle of Jericho
3. Mack the Knife
4. It’s the Talk of the Town
~以下、CD追加曲~
5. Bean and the Boys
6. If I Had You


[パーソネル、録音]

Coleman Hawkins (ts), Tommy Flanagan (p), Major Holley (b), Ed Locke (ds)

1962年8月13日・15日、ニューヨーク“ヴィレッジ・ゲイト”でのライヴ録音。





 
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Last updated  2015年11月08日 15時02分14秒
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