テーマ:アメリカン・ロック(103)
カテゴリ:動画紹介
S・ジョニーとL・スティーヴンの青春のフォトグラフ 前回に続いて、サウスサイド・ジョニーのファースト作からもう1曲ピックアップしたいと思います。サウスサイド・ジョニー、ブルース・スプリングスティーンとくれば、もう一人欠かせないのがリトル・スティーヴン(スティーヴ・ヴァン・ザント)です。同盤のプロデュースを担当した彼とのデュエットの「破れた心(Broke Down Piece of man)」です。以前に動画なしで記事(過去記事)は書いているのですが、今回は動画を付けてと思い、あらためて取り上げました。とはいえ、いろいろ探しては見たのですが、残念ながらオリジナルの音源は見当たらない模様。ひとまずは、近年の共演ライヴの模様をどうぞ。 4~5年前のライヴのようですが、今から40年ほど前のアルバム録音時と同様に、ホーンセクションを従えつつ楽しそうな掛け合いが何とも印象的です。 でもって、この曲の密かに気に入っているライヴ・ヴァージョンもお聴きいただきたいと思います。1990年代、“アンプラグド”が一種の流行となった当時、サウスサイド・ジョニーもまた非公式ながらアンプラグド盤を残しています。筆者はなぜか正規のレコード店で入手したのですが、おそらくは海賊盤(?)と思しきCDに収録されていた、1993年ニューヨークでのアンプラグドでの「破れた心」をどうぞ。ちなみに、中盤のソロ部分でバイオリンが登場しますが、そこで声のかかっている“スージー”というのは、後々E・ストリート・バンド(ブルース・スプリングスティーンのバンド)と行動を共にするスージー・ティレルによるものです。 ちなみに、この曲は彼らのオリジナルではありません。元はと言えば、ソウル・R&Bのデュオであるサム&デイブ(Sam & Dave)のナンバーでした。というわけで、彼らの元のヴァージョンもお聴きください。じっくり聴き比べれば、リトル・スティーヴンは、何ともうまくロック調にアレンジしてサウスサイド・ジョニーとの共作に仕立て上げたな、という気がしてきます。 [収録アルバム] Southside Johnny & The Asbury Jukes / I Don’t Want To Go Home(1976年)←オリジナルのスタジオ録音ヴァージョン。 Southside Johnny & Little Steven / Unplugged(1994年?、非公式リリース)←1993年のアンプラグドのライヴ・ヴァージョン収録。 アイ・ドント・ウォント・トゥ・ゴー・ホーム+ディス・タイム・イッツ・フォー・リアル [ サウスサイド・ジョニー&ジ・アズベリー・ジュークス ] 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーを“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年08月18日 12時11分26秒
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