日本の探偵制度と、アメリカなどの探偵制度を比べてみると、大きな違いがあります。
日本の探偵は、あまり専門分野ごとに別れてはおらず、さまざまな依頼を受ける事になりますが、アメリカなどでは、
人探し専門の探偵や、犯罪捜査専門の探偵がいるのです。
そして、アメリカでは探偵のライセンスがあります。
これは日本では存在しません。
ライセンスをとるためには、一定の条件さえクリア出来ればよいのです。
さらに、犯罪捜査が出来る探偵ライセンスを取れば、警察記録などを知る事も出来るのです。
ということは、ライセンスさえ持っていれば、日本の探偵よりも断然調査はしやすいし、情報量もたくさん得ることが出来るでしょう。
そして、市民権も得ていると言えるのではないでしょうか。
ライセンスは、州や地域によって取得方法は異なりますが、年齢制限や実務経験、そして前科の有り無しなども影響される事もあります。
アメリカでは州レベルで銃器を保管、扱うことを許される公的免許制度もあります。
犯罪捜査を行うことを考えれば当然と言えるかもしれませんね。
探偵には、事情に通じた元警察職だった人がなったり、個人で開業したりする例もあります。
ピンカートン探偵社(世界探偵協会加盟)は、北米で最も大きな法人探偵社として有名で、リンカーン暗殺を阻止したのです。
他には、現在存在するかは不明ですが、ハーグレーブ・シークレットサービスというシカゴの探偵社があり、ジョン・デリンジャー脱獄を調査しました。
カリフォルニア州の場合は、各種類の法執行官として一定の実務経験を経た人が、試験を受けて合格し、保証金を納めると許可状、身分証、身分章(バッジ)を交付されて開業出来るようになります。
もしも、日本に探偵も、ライセンス制度が出来れば、もぐりの探偵も減り、より高度な調査が出来るようになるとも考えられます。