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ててじゅん-Holy-Dooly

ててじゅん-Holy-Dooly

[Day 09] STOCKBRIDGE→NAHANT

<9日め>「Let's Go, Redsox!」
米国を訪ねて9日め。
そしてストックブリッジへ来て4日め。
「4日め」は予定だとなかったはずなのに・・・、自分の凡ミスによって今日もStockbridgeにいる(^^;)

今日こそ、ボストンへ移動する日。
朝食へ8時すぎに行く。すると、ダイニングに居たのは、平日火曜日ということなのか、お客は夫婦2組と我々のみ。
一組は、Joeさん夫婦で元 科学の先生をしていて、ニュージャージー州から車で来た(アメリカの感覚だとちょっとの距離だから「近い」になる)常連さんのようである。
なぜそう思ったかというと、マグカップが「マイカップ」だったのでそのように思った。
もう一組のJohnさん夫婦は、音楽(ギター)の先生で、コネチカットから来ていたお客さん。
一つの大きいテーブルを囲んで、7人で賑やかな朝食であった。
B&Bに宿泊する楽しみは、他のお客さんとの会話でありホストとの会話でもある。
まあ、日本人(特に英語に堪能ではない我々のような・・・(^^;))にとっては、一番ドキドキする場面でもあるが。

昨日どこそこへ行った、天気が荒れたが山のほうだからそんなものだ、など言われたり、お互いの自己紹介など様々は話を食事しながら会話をした。

食事を終えて紅茶を飲んでいる時に、ホストのJoannaさんに呼ばれ「今日は仲間でテニスへ行くので支払い手続きだけ先にいいかしら」ということで、会計だけすませた。
Joannaさんと少し会話し、楽しい滞在だったことを伝え、Joannaさんからは”昨日は色々なトラブルあったけどててじゅんはきっちりとクリアできたね” など孫のような扱いも感じたが感謝を伝えてテーブルに戻った。
食事途中だったこともあり、食事を済ませて部屋へ戻り、「今度こそ」の出発準備をする。

予定では、昨日行くことができなかったバークシャー博物館とノーマンライアン美術館へ行って、ボストンへ向かう予定だ。
そして、ボストンへ到着したら19時からメイジャーリーグの野球観戦予定。
なだかんだで、忙しい一日になりそう。

結局3泊することになったConroy's B&B はとても居心地が良くて、再びマサチューセッツ州へ訪れた際には来たいところだ。
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2階の部屋から荷物を降ろし車へ積み、まずはPittsfieldへ向かう。
昨日は停電で消えていた信号機も復活しており、約20分で到着。
駐車場は、昨日停めた3時間可能駐車場へ停めたかったものの空いておらず、90分可能の博物館と反対側道路へ停めた。

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博物館へ入って、受付カウンターで入場料支払い(大人$16、子供$6)をしていたらスタッフの人に「こっち(米国)に住んでいるの?」と聞かれた。
「いや、日本からのビジターだ」と返したのだが、どうやら旅行者にはとても見えない、家族揃って華やかな服装でもなく平日に訪れるからそう思ったのだろう。
しかし、どうしてそう思ったのか不思議だ。だって、ててじゅんはコテコテJapanglishですから!

博物館は、テーマごとにコーナーが分かれていて、見た順番で記述するが、鉱石、動物、技術など様々にある。
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この展示に日本の書籍があり日立製作所の「総合的品質管理」というTQMの本がありました。

さらに特別展示があり、訪れた時に開催されていたのが「蝶」で、標本はもちろんのこと博物館の広いフロアにかなり大きなテント(40畳くらい)があり、生きた蝶と触れ合える場所があった。
テントへ入る前にいくつか注意書きがあった。
・蝶は噛まない
・蝶には触らない
・騒がない
・蝶は持ち出さない
など。
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とても美しい蝶や、擬態している蝶など様々な見たこともない蝶がいて、ひらひらと舞って飛ぶ蝶にとても癒される空間であった。
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この博物館には、他国文化財や、水族館もあり、規模は小さいながらも素晴らしい設備の博物館である。
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初めてミイラをそばで見て、ちょいビビる息子。

思ったよりも時間をかけてしまったので、妻が行きたかったノーマンライアン美術館は寄ることができずに、ボストンを目指すことにした。

時間はお昼を過ぎていたので、Pittsfieldの博物館を出て走り出してすぐのスーパーマーケット「Price Chopper」(495 Pittsfield Rd., Lenox, MA, 01240)のデリで、ドーナツ、サラダ、飲み物を調達し、移動しながら食べることにした。
ドーナツは日本のミスドのように、ふわふわなフレンチクルーラーで、その店舗名からあまり期待しなかったがなかなかの品質であった。

ボストンまでの道のりは、PittsfieldからLeeを通り、I-90で東方面のボストンを目指す。
まずは、Leeで給油。I-90はひたすらまっすぐ走り、山間部といっても景色はずっと開けていて、天気もよく快適なドライブ。
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少し建物が多く出始めたなと思ったらボストン郊外で、すぐにボストン中心部へ入る。
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Googleストリートビューより。
I-90の右手に「一部を削がれたような」設備の球場があるな、と思ったらRedsoxの本拠地「FENWAYPARK」である。
このFENWAYPARKを通過してすぐに、NEW BALANCEのビルが見えた。そういえば、NEW BALANCEはボストンの生まれなんだよな。

I-90をそのまま進み、日本から来た時に到着したローガン国際空港方面を目指す。
そして、ローガン国際空港あたりで、1Aに入り北上。目指すのはNahantである。
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空港から出てちょっとすると海が右手に見え始め、20分くらいでNahantへ到着。
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このNahantは、島のようで島ではない。米国本土から南へ向かって細い道がずっと約3.5Kmほど、両側に海を見ながら通っていく。
沖縄本島の名護の北にある屋我地島から古宇利島につながる橋があるのだが、あれと似ている。でもNahantは橋ではない。

Nahantでの宿は、AirBnBで見つけた宿。
Nahantへ向かう前に、Chevy Imparaに付けたカーナビへ住所を入れて、ナビされた付近へ行くが・・・ない。
Webサイトで見た建物が見当たらない。「えーーーー」。
仕方がないので、どこかの家の人に聞いたところ、違ったようだ。Nahant Rd. から曲がる方向が違うようだ。
ナビはだいたいしか示さないので、そんなもんだ。
ほどなくして、宿に到着。
ホストの Miaさんへ挨拶をして部屋は2階と通されて荷物を入れ、説明を聞いた。
とても大きい家で、ちょっと豪華な家だった。

この時点で少し急がねばならぬ時間。19時からFenway Parkで始まるメイジャーリーグの野球観戦 Redsox戰が始まってしまう!

Fenway Parkまでの行き方をMiaさんへ聞いたところ、「Wonderland 駅の駐車場へ車を停めて、電車で行くほうがよい。Bostonは高いからね。しかも、Wonderland駅の駐車場は$5で安いのよ」とのことだったので迷わずそうする。
車でNahantからWonderland駅を目指し、12〜3分で駅に到着。
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駐車場から見える景色。
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無駄に広い駐車場(^^)
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駐車料金精算機
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この精算機の操作盤部分拡大図。

駅でチャーリーカードという、プリペイドカードを買う。
地下鉄はMBTAと通称がある。
駅からはブルーラインでState Street駅へ行き、そしてオレンジラインの乗り換え後Downtown Crossing 駅へ行く。本来というかGovernment Center駅が工事中でそこで乗り換えができなかった。ここでグリーンラインに乗り換えてKenmore駅で降りる。
すでにWonderland駅からRedsoxの帽子を被った親子をちらほら見かけたが、オレンジラインに乗り換える頃にはそのような格好をした人が結構な人数になり、Kenmore駅に付く頃にはほとんど皆がFenway Parkへ向かう人ばかりになっていた。
そういえば、何かこれに近い経験をしたな、と思ったら甲子園で阪神タイガース試合日の阪神電車を思い出した。

地下鉄から地上へ出て、Fenway Parkまでは数分。人の流れがあるから迷わない(^^;)
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球場入り口で色々なチェックがあるのでなく、球場前の道路にゲートが設けられておりそこでセキュリティチェックがある。
セキュリティチェックをパスするとバッグには黄色の紙製タグが付けられる。
球場外の売店で、食べ物と飲み物を買っておく。ホットドッグは$5.25と少し値が張るがイベント場価格なのは日本も同じ。
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チケットは妻が事前にインターネットで買っていたので、印刷した紙(バーコードがあったと思う)を持ってゲートB(1塁側)を目指す。
すでに試合は始まっていたが、歩いている人たくさん。着席した場所は外野席で、2回の裏になっていた。
席に落ち着いてから球場を見渡すと結構こじんまりとしている印象。
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日本の野球場と違うだろうと思っていたが、國が違えば異なるのは当たり前。
応援も売り子も色々と違った。
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我々はまったく事前情報を調べずに行ったので、途中でRedsoxのお決まり行事「皆で合唱」タイムがあった。
そんな準備も歌もしらぬ我々は見て楽しんだ。

Redsoxに日本人の田澤純一選手が途中の8回から登板。
対するチームは、トロント ブルージェイズ。
こちらの日本人選手は、川崎宗則選手。
日本選手もメイジャーリーグで数多く活躍していることを知ると、敵味方関係なく応援したくなる。
試合結果は、この日はRedsoxが負けた。
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試合を見ていて、途中にRedsoxの打者が1塁でセーフになるべきところをアウトにされた疑念が残る展開があったが、審判決定は絶対なので残念だ。
試合後は、グッズコーナーでTシャツ(自分用、妻用2つ)と息子用帽子を購入。
そして球場を出たらもう22時半。息子がトイレへ行きたいというので、マクドへ入るがお腹も空いていることもあり、少し食べて休憩もしていく。

そんなわけでKenmore駅を出たのが23時半頃。
地下鉄グリーンラインのHaymarket駅でオレンジラインに乗り換え、State street駅でブルーラインに乗り換える。
Wonderland駅へ着いたのが24時少し前。
ガイドブックでNYCやBostonの一部方面や地域などは「深夜の地下鉄は避けるべし」とあり、基本的には気を抜いてはいけないが、こんな時間になったら家族揃って寝こけていた。
電車内では、まわりも似たように皆寝こけていた。
Wonderland駅駐車場で駐車代5ドルを料金精算機で支払い、Nahantへ戻る。15分くらいなので、気が楽だ。

宿に着いて、シャワーを浴びて寝た。



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