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『リアル・バーチャルタウン2 第2日目』 *************************************************************************** 私はあゆみといっしょにカフェに来ていた。 あゆみはとてもご機嫌な様子。 幸福そうな顔で周りをキョロキョロ見ている。 景色が気に入ったらしい。 今はすがすがしい”朝”だ。 窓を通しての朝の光がとても気分を高揚させてくれる。 今日一日が楽しくなるような予感がする。 あゆみは「ここは良い所ですね?」みたいなことを言った。 それに対して私は「そうだね。」と答えた。 そして2人で窓からの景色を見ていた。 2人はとても良い雰囲気だった。 「……………………。」 「……………………。」 「……………………。」 私は目を覚ました。 なんだ。今のは? ”夢”か? とても気分が良い。なんだかとても。 昨夜は安心してぐっすり眠り込んだようだ。 疲れが取れており、実に爽快な気分だった。 私は背伸びをしてあくびをした。 「……………………。」 新しい朝が来て新鮮な気分だ。 これも昨日女性型アンドロイドに挟まれて寝たせいだろうか?あの効能?(笑) でも今考えると、良かったなあ。 はあ~~~~~~~~~。 でも、起きるとあゆみとレイの姿は無く、私1人だけだった。 まあ、いいや。いつも自宅ではこうだから。 起きるのは私が一番遅い。2人は先に起きて掃除とか食事の準備をしてくれている。 もっとも今年は2人はマイさんの所への「貸し出し」も多かった。 私の家にいる時の方が少なかったように思う。 さてと、本日は『リアル・バーチャルタウン』に来て、もう早くも『2日目』だ。 以前は『リアル・バーチャルタウン』の課金システムに合わせて「24時間単位」でそれを「1日目」とか認識していたが……、ややこしいし、もう『リアル・バーチャルタウン』には少し慣れてきたので『5日間パック』も『5泊6日』の日程と認識している。 だから今回『6日目』まであると思っておこう。 もっとも6日目はたぶんここを出るための準備するだけになりそうだが。 昨日はあっという間に『1日目』が終了した。 私に取ってはすごく楽しかった。 では、今日からは『2日目』のスタートである。 私は1階に下りる。 マイさんたちは1階で食事の準備をしていた。 テーブルの上には『レストラン』から頼んだらしいピザが用意されていた。 おいしそうなにおいがする。 それとたっぷり盛られたレタスの”サラダ”がある。濃厚なミルクも。 朝食にしては豪華だ。 マイさんはにこやかな表情をしていた。 ”あのベッドの眠り方”を見られなかったのだろうか? マイさんの機嫌は良さそうである。どうやら心配していた事態にはいたらなかったようである。 部屋の鍵をかけたことがこうをそうしたか? また、昨日のゲームのことも尾を引いていないようだ。 実は昨日のゲームのことも気がかりなのだ。 みんなで輪になって朝食を食べた。 おいしいピザを食べて、たっぷりのミルクを飲んだ。 ふう~~~~~~。 すると昨日の失敗による心の負担が軽くなった。 食後、私は勇気を出して昨日の『バーチャル・ロールプレイングゲーム』のことについて話した。その話題をみんなに対して振ってみた。 すると、意外にもあゆみは「またゲームをする」と言う。 あゆみ「ご主人様といっしょですから!」 するとレイがすかさず「私もご主人様が助けに来てくれることになってますから!」 と言った。 「……………………。」 一方マイさんは、 マイ「私はネイちゃんが助けに来てくれましたから。」 と言った。 え?何?なんだって?ネイが助けに行った? そうか!そうだったのか?!! でかしたぞ!ネイ!よくやった! それでマイさんは機嫌が良いのだ! 1人じゃなかったからだ! アンドロイドが護衛に当たっていた。でもネイはちょっと頼りないが……、 それでも一人でいるよりは信頼できる仲間といたので、けっこうゲームを楽しめたのだろう。 あゆみのようにならなかった。 あ~~~~~、助かったあ! すると……、 マイさんの所にはネイが行って、 あゆみの所には私が行って……、 思えばあゆみは昨日ゲームのほとんどをヘリポートの所で泣いて過ごしていたハズだ。 それなのに今日はまたゲームをすると言う。 あゆみは私が付いてさえいれば、あんなゲーム世界でも気にしてないのだろうか? そしてレイは……、 レイを見ると私の方をにらんでいた。 レイ「助けに来ていただけるんですよね?」 と念を押した。 レイ「今回は私をすぐ助けに来ていただけるんですよね?」 「……………………。」 ゲームの中ではレイが一番頼りになりそうなんだが。 レイの腕なら悪人どもなんてチョチョイのチョイでけちらすだろう? 1人でもまったく大丈夫なハズだ。あんな『迷宮都市』の中でも。 なんでそんなに……、 マイ「まあ、レイちゃんは1人だったの? ごめんなさい。全然知らなかったわ。 てっきり誰か助けに行ってるものと思ってました。 電話が通じなかったのでわからなかったの。 それにレイちゃんがどこにいるかまったくわかりませんでした。」 [【SF秋葉原シリーズ】]カテゴリの最新記事
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