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May 21, 2012 楽天プロフィール Add to Google XML

 「幸せへのキセキ」(試写)を観て
[ 試写会で観た映画 ]    

最愛の妻を亡くした男が、遺された息子と幼い娘とともに、閉鎖された動物園を立て直すことで
親子の絆を深め、悲しみを乗り越えていく姿を描いた心温まるヒューマン・ドラマです。

  “天国から見に来てほしい。
      この動物園で
   僕たちの人生が歩き出す。”

原題は、“We Bought a Zoo”。

≪ストーリー≫
半年前に最愛の妻を病気で亡くしたベンジャミン・ミー。
14歳の息子ディランと7歳の娘ロージーもそれぞれに悲しみ抱いていた。
ベンジャミンは仕事を辞め、ディランは問題を起こして退学処分になってしまう。
新しい場所で新しい人生を子どもたちと始めようと郊外に家を見つけるが、
そこは閉鎖中となっていた“動物園”というオマケが付いていた。
兄ダンカンに反対されるが、ベンジャミンは買うことを決める。
飼育スタッフのケリーらと共に、動物園を再オープンに取り組み始めるが
トラブルが続出し、多額な修理費や動物の薬代で資金も底をつくのだった・・・。

≪スタッフ≫
監督はキャメロン・クロウ、製作はジュリー・ヨーン、リック・ヨーン、キャメロン・クロウ、
製作総指揮はイロナ・ハーツバーグ、脚本はアラン・ブロッシュ・マッケンナ、キャメロン・クロウ、
撮影はロドリゴ・ブリエト、編集はマーク・リヴォルシ、プロダクションデザインはクレイ・グリフィス、
衣装デザインはデボラ・L・スコット、音楽はヨンシー。

≪キャスト≫
ベンジャミン・ミーにマット・デイモン、ケリーにスカーレット・ヨハンソン、
兄ダンカンにトーマス・ヘイデン・チャーチ、息子ディランにコリン・フォード、
娘ロージーにマギー・エリザベス・ジョーンズ、他にパトリック・フュジット、
エル・ファニング、ジョン・マイケル・ヒギンズ、アンガス・マクファーデンなど。

  “「私たち、動物園を買いました!」”

原作は、イギリス人の新聞コラムニスト、ベンジャミン・ミーの自伝を綴った回顧録。
ミー氏が現在11歳の息子さんと9歳の娘さんと一緒に5月下旬に来日しました。
インタビュー記事をネットで読みましたが、マット・デイモンとも実際に会って、
エコカーの話や政治や社会貢献などの話題で大いに盛り上がったそうです。
本国イギリスでは昨年3月に公開されていて、今年のイースター休暇中(4月上旬)は
大勢の人たちが動物園を訪れて、急遽、本のサイン会も開いたそうです。

当然のことかも知れませんが、映画で描かれているストーリー展開は、
原作そのままではなく、いろいろアレンジ(脚色)が加えられているようです。
もちろん、実際に動物園込みで家を購入したことや奥さまを亡くされたこと、
さまざまな苦労を乗り越えて動物園を再建したことなど、本筋は変えることなく、
登場するキャラクターやエピソードなどは、割とアレンジが多いような感じが・・・。
(映画を観た後に、オフィシャルサイトの“コラム”欄を参照してみてください!)

それはともかく、動物園に引っ越せると大喜びするロージーちゃんとは反対に、
手伝いもせずに父親に反抗的なディラン、個性的なキャラの飼育員たちなど、
さまざまな人間模様と出来事が、笑いあり、涙ありで描かれています。
舞台は動物園、もちろんさまざまな動物たちも登場しますのでお楽しみに!
ちなみに、飼育スタッフのロビンの肩にいつも乗っているおサルさんですが、
たくさんのヒット映画で活躍しているあの有名なおサルさんだそうです。(笑)

マットの兄貴分(?)でもありプライベートでも親しいジョージ・クルーニーも
同じ家族ものの映画「ファミリー・ツリー」で父親役を演じていましたが、
実際に結婚して、お子さんも3人いるマットの方がしっくりきました!(笑)
アクションやシリアスな作品もファミリー作品まで今後のマットも楽しみです!
マットが扮したベンジャミンの兄ダンカンにトーマス・ヘイデン・チャーチが
ところどころで“いい味”を出していて、オイシイ役柄になっています。
さらに2人の子どもたちをはじめ、スカーレット・ヨハンソン、エル・ファニングなど、
魅力溢れるキャストたちのアンサンブルも十分楽しめる作品になっていました。

邦題は、ちょっと“ありがち的”なキレイ感が無きにしもあらずですが・・・。(苦笑)
(先に公開されたトム・ハンクスの映画もたまたま「幸せの教室」だし~!)

ホッコリと心が温まる、幅広い世代の方に楽しんでいただける作品だと思います。
(ちなみに吹替版上映で、マットの声を東山紀之さんが担当されたそうです。 驚!!!)

6月8日(金)より全国ロードショー公開されます。

「幸せへのキセキ」 オフィシャルサイト

Last updated  May 27, 2012 02:10:13 AM
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May 14, 2012

 「幸せの教室」を観て
[ 劇場で観た映画 ]    

失業した中年男性が、一念発起で大学へ入り、人生の再出発を図ろうとする中で、
個性豊かな学生たちとの交流や、女性教師との恋を描いたラブ・コメディ作品です。

  “そこは、明日が好きになれる場所。”

原題は、“LARRY CROWNE”。

≪ストーリー≫
大卒でないことを理由に、長年勤めていたスーパーを突然クビになったラリー・クラウン。
再就職もままならず、思い切って短期大学(コミュニティ・カレッジ)に入学する。
ラリーは年齢も境遇も様々な学生たちと出会い、充実したキャンパス・ライフを送り、
新しい毎日をエンジョイしつつあった。
スピーチの授業で、教師としての情熱を失ったメルセデスと出会うのだったが・・・。

≪スタッフ≫
監督トム・ハンクス、製作はトム・ハンクス、ゲイリー・ゴーツマン、製作総指揮はフィリップ・ルスレ、
スティーヴン・シェアシアン、ジェブ・ブロディ、ファブリス・ジャンフェルミ、デヴィッド・コートスワース、
脚本はトム・ハンクス、ニア・ヴァルダロス、撮影はフィリップルースロ、編集はアラン・コディ、
プロダクションデザインはヴィクター・ケンプスター、衣装デザインはアルバート・ウォルスキー、
音楽はジェームズ・ニュトン・ハワード。

≪キャスト≫
ラリー・クラウンにトム・ハンクス、メルセデスにジュリア・ロバーツ、
他にブライアン・クランストン、セドリック・ジ・エンターテイナー、
タラジ・P・ヘンソン、ググ・バサ=ロー、ウィルマー・バルデラマ、
リタ・ウィルソン、ニア・ヴァルダロス(声の出演)など。

SmaSTAITION(TV朝日系)の“月イチゴロー”のコーナーで
稲垣吾郎さんが5作品中5位に選び、内容も酷評(?)していた作品です。(苦笑)
あくまでの吾郎さんの主観なのでそんなに気にしてはいなかったのですが、
確かに、往年のトム・ハンクス主演作からすると残念な作品だったかも・・・。

トム・ハンクスが監督、製作、脚本、そして主演と1人4役を務め、共同脚本が
「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」を手掛けたニア・ヴァルダロス。
ジャンルで言えばラブ・コメディですが、“ラブ”も“コメディ”も思ったほどではなく、
間違ってもタイトルから少し期待させる感動的な“ヒューマンドラマ”ではありません。
オープニングからELOの音楽が流れていて、ツカミは良かったのですが・・・。

主人公のラリーは離婚して住宅ローンを抱える身ですが、過去の出来事については
ほとんど描かれておらず、アメリカでもリストラとなると学歴が左右するのかと
ちょっと驚きつつ、どんな展開がこれから待っているのかと観ていました。
ラブコメだから、リアリティさは必要ないと思いますが、いろいろなエピソードが
たくさん散りばめられていて、それぞれのシーンは楽しく描かれています。
反面、細かいことがたくさん散らかっている感があったのも正直な思いです。

トム・ハンクスは、これまでに数えきれないほどの名作、話題作に出演していますが、
今回は監督するにあたって、“ライト”なタッチの作品を作りたかったのかなぁ・・・。
ファンとしては、胸が熱くなるような作品やじっくり深みのある作品の中で
トム・ハンクスの名演を観たいとどうしても願ってしまいます。

5月11日より全国ロードショー公開されています。

「幸せの教室」 オフィシャルサイト

Last updated  May 24, 2012 01:40:42 AM
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May 2, 2012

 “MTVムービー・アワード”ノミネート発表!
[ 映画・海外ドラマニュース ]    

5月1日、毎年恒例の“MTVムービー・アワード”の各部門のノミネートが発表されました!
「ハンガー・ゲーム」と「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」の2作品が
それぞれ8部門で最多ノミネートされています。

これまでノミネートされる作品や俳優は、ファン投票によって決められましたが、
今年からは、俳優、プロデューサー、流行を作り出す業界関係者によって選ばれたそうです。
ただし、受賞者についてはこれまで通りファン投票で決まります。
5月1日午前8時(アメリカ東部標準時)からオンライン投票の受付が始まっています。

お馴染みとなったゴールデン・ポップコーンのトロフィーが授与される授賞式は、
6月3日に開催されるう予定になっています。

各部門のノミネートは次の通りとなっています。

≪作品賞≫
 「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」
 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
 「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」
 「ハンガー・ゲーム」
 「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1」

≪キス・シーン賞≫
 エマ・ストーン&ライアン・ゴズリング  「ラブ・アゲイン」
 エマ・ワトソン&ルパート・グリント  「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
 ジェニファー・ローレンス&ジョシュ・ハッチャーソン  「ハンガー・ゲーム」
 クリステン・スチュワート&ロバート・パティンソン  「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1」
 レイチェル・マクアダムス&チャニング・テイタム  「君への誓い」

≪女優賞≫
 エマ・ストーン  「ラブ・アゲイン」
 エマ・ワトソン  「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
 ジェニファー・ローレンス  「ハンガー・ゲーム」
 クリステン・ウィグ  「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」
 ルーニー・マーラ  「ドラゴン・タトゥーの女」

≪男優賞≫
 チャニング・テイタム  「君への誓い」
 ダニエル・ラドクリフ  「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
 ジョセフ・ゴードン=レヴィット  「50/50 フィフティ・フィフティ」
 ジョシュ・ハッチャーソン  「ハンガー・ゲーム」
 ライアン・ゴズリング  「ドライヴ」

≪コメディ演技賞≫
 ジョナ・ヒル  「21 Jump Street 」
 クリステン・ウィグ  「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」
 メリッサ・マッカーシー  「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」
 Oliver Cooper  「Project X」
 ザック・ガリフィナーキス  「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」

≪歌曲賞≫
 College and Electric Youth  “A Real Hero” 「ドライヴ」
 Figurine  “Impossible” 「Like Crazy」
 Kid Cudi  “Pursuit of Happiness (Steve Aoki Dance Remix)” 「Project X」
 LMFAO  “Party Rock Anthem” 「21 Jump Street 」
 ケミカル・ブラザーズ  “The Devil is in the Details” 「ハンナ」

≪役作り賞≫
 コリン・ファレル  「モンスター上司」
 エリザベス・バンクス  「ハンガー・ゲーム」
 ジョニー・デップ  「21 Jump Street」
 ミシェル・ウィリアムズ  「マリリン 7日間の恋」
 ルーニー・マーラ  「ドラゴン・タトゥーの女」

≪ハラハラ演技賞≫
 ブライス・ダラス・ハワード  「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」
 ジョナ・ヒル&ロブ・リグル  「21 Jump Street」
 クリステン・ウィグ&メリッサ・マッカーシーほか  「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」
 ライアン・ゴズリング  「ドライヴ」
 トム・クルーズ  「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」

≪格闘シーン賞≫
 チャニング・テイタム&ジョナ・ヒル vs 少年ギャングたち  「21 Jump Street」
 ダニエル・ラドクリフ vs レイフ・ファインズ  「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
 ジェニファー・ローレンス&ジョシュ・ハッチャーソン vs アレクサンダー・ルドウィグ  「ハンガー・ゲーム」
 トム・クルーズ vs ミカエル・ニクヴィスト  「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」
 トム・ハーディ vs ジョエル・エドガートン  「Warrior」

≪アンサンブル演技賞≫
 「21 Jump Street」
 「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」
 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
 「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」
 「ハンガー・ゲーム」

≪不愉快演技賞≫
 ブライス・ダラス・ハワード  「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」
 コリン・ファレル  「モンスター上司」
 ジェニファー・アニストン  「モンスター上司」
 ジョン・ハム  「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」
 Oliver Cooper  「Project X」

≪ブレイクスルー演技賞≫
 エル・ファニング  「SUPER 8/スーパーエイト」
 リアム・ヘムズワース  「ハンガー・ゲーム」
 メリッサ・マッカーシー  「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」
 ルーニー・マーラ  「ドラゴン・タトゥーの女」
 シェイリーン・ウッドリー  「ファミリー・ツリー」

“2012 MTVムービー・アワード” オフィシャルサイト (英語)

Last updated  May 7, 2012 02:06:12 AM
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May 1, 2012

 「ジョン・カーター」(2D版)を観て
[ 劇場で観た映画 ]    

不思議な力によって、突然、未知の惑星へ送られた地球人ジョン・カーターが、
危機に陥った惑星を救うため、冷血な敵と死闘を繰り広げるSFアドベンチャー大作です。

  “愛する家族を失い、
   地球から姿を消した男。
   彼の名は ――― ジョン・カーター”

原題はそのまま、“JOHN CARTER”。

≪ストーリー≫
1881年、元アメリカ南軍の英雄ジョン・カーターが謎の失踪を遂げる。
ジョンは甥のエドガー・ライス・バローズに一冊の日記を託していた。
その日記には、想像を絶するジョンの冒険譚が記されていた。
1868年、騎兵隊の執拗な誘いを断わり、無気力に生きていたジョン・カーター。
ある日、謎の現象によって、突然未知なる惑星“バルスーム”へと瞬間移動してしまう。
いくつかの種族が暮らし、高度な文明を持つバルスームだったが、
宇宙の支配を目論むマタイ・シャンの陰謀によって滅亡の危機に瀕していた。
そんな中、ジョンは平和を望むヘリウム王国の王女デジャー・ソリスと出会い、
驚異的な身体能力を持つジョンは、一緒に戦って欲しいと懇願されるのだったが・・・。

≪スタッフ≫
監督はアンドリュー・スタントン、製作はジム・モリス、コリン・ウィルソン、リンジー・コリンズ、
原作はエドガー・ライス・バローズ、脚本はアンドリュー・スタントン、マーク・アンドリュース、
マイケル・シェイボン、撮影はダン・ミンデル、編集はエリック・ザンブランネン、
プロダクションデザインはネイサン・クロウリー、衣装デザインはマイェス・C・ルベオ、
音楽はマイケル・ジアッキノ。

≪キャスト≫
ジョン・カーターにテイラー・キッチュ、デジャー・ソリスにリン・コリンズ、
マタイ・シャンにマーク・ストロング、エドガー・ライス・バローズにダリス・サバラ、
他にサマンサ・モートン、キアラン・ハインズ、ドミニク・ウェスト、ウィレム・デフォー、
ジェームズ・ピュアフォイ、ポリー・ウォーカー、ブライアン・クランストン、
トーマス・ヘイデン・チャーチなど。

SF小説は、19世紀後半に“SFの父”ジュール・ヴェルヌとH・G・ウェルズが登場し、
小説“月世界旅行”や“宇宙戦争”などによって、新たな驚異の世界の扉を開けました。
そして、エドガー・ライス・バローズが1912年に発表した今作の原作“火星のプリンセス”は
未知なる惑星へと飛び出し、“火星シリーズ”は宇宙冒険活劇“スペース・オペラ”の開幕を告げ、
同時に“ヒロイック・ファンタジー(空想世界での戦いや冒険の物語)”のジャンル確立の源となりました。
バローズによって創り出された主人公ジョン・カーターは、スペース・ヒーローの原点となり、
コミックからTVまで、様々なポップ・カルチャーにおいてクリエイターたちに影響を与え続け、
ジェームズ・キャメロンは“火星シリーズ”から「アバター」にインスピレーションを与えられと語り、
ジョージ・ルーカスは「スター・ウォーズ」に影響を与えたキャラクターとしてカーターを称えています。
脚本家のマイケル・クライトンは、大ヒットしたTVシリーズ「ER緊急救命室」の主要キャラクターに
“ジョン・カーター”と名付けて登場させています。
初めて「ジョン・カーター」とタイトルを聞いた時に、「ER」のジョン・カーターが浮かびました。
偶然かと思っていたら、繋がりがあったことがわかり、何だかちょっぴり嬉しいです!
またバローズは、ストーリーの重要な鍵を握る“カーターの甥”に自身の名前を使っています。

予告編や宣伝で、前述した通り“「スター・ウォーズ」に大きな影響を与えた”というところが
メチャクチャ気になっていて、どんな作品になっているのか楽しみにしていました。
今作は、ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品として製作されました。

奇妙な異星人や異星動物(?)が登場し、戦いのシーンもたくさんありますが、
ディズニー作品なので、残虐な場面は避けて撮られていています。
3D版上映もありましたが、3Dメガネを使うと暗くなるのがいつも気になるので
2D版を選んで観てきましたが、十分に迫力ある映像で楽しめました!

原作本は手にしたことがありませんが、きっと挿絵がたくさん描かれていて、
キャラクターや惑星、飛行艇などの創造に役立てられたことと・・・。
原作から影響を受け、インスパイアされた作品がたくさんあるということですが、
逆に今まで観てきたSF作品が今作に与えた類似点を感じながら観ていました。
特に「スター・ウォーズ」ファンとしては、砂漠の惑星は“タトゥイーン”、
4本の手を持つサーク族は“グリーヴァス将軍”、ウーラは“ジャバ・ザ・ハット”系(かな?)、
空に浮かぶ2つの惑星も“タトゥイーン”の2つの太陽のようで・・・。
それと、飛行艇が飛ぶ時の独特なサウンドも似ていました。

1つだけ疑問が残ったのは、ジョン・カーターがサーク族と言葉が通じなかったのに、
途中から、突然、みんな地球語(というか英語ですが)で会話するようになったこと。
異星人は能力が高いから、地球語をすぐにマスターできたのかなぁ。(笑)
そうそう、疑問と言えばもう1つだけありました。
火星に飛ばされて重力の低さによって、最初は歩くことさえおぼつかなかったジョンが
逆に超人的なジャンプ力を見せますが、しばらくすると普通に歩けるようになっていて、
これも環境に慣れて、コントロールできるようになったということで・・・。(笑)

今作と同じテイラー・キッチュの主演作「バトルシップ」が日本では同時公開されました。
「バトルシップ」のワールドプレミアのため、共演キャストたちと4月上旬に来日し、
ついでに・・・という感じも若干ありつつ、スタントン監督、リン・コリンズも来日して、
ちゃんと今作のための記者会見も行われ、低ラーは同時PRで大忙しだったみたいですね。
長髪で渋い表情をした時のテイラーって、何となくジョニデさんに似ていませんか?
背も高く、ガッチリとしたボディ、そしてハンサムなグッドルッキングガイのテイラーですが、
もう1つ大きな魅力になっているなぁ・・・と感じるのは“低音ボイス”です!!
次回作はオリバー・ストーン監督、ジョン・トラボルタ、アーロン・ジョンソン、サルマ・ハエック、
ベニチオ・デル・トロ、ブレイク・ライブリー、ユマ・サーマン、エミール・ハーシュなど、
豪華な共演者とのクライム・アクション「Savages」が7月6日より全米公開されます。

王女デジャー役のリン・コリンズは、か弱き王女さまではなく勇ましい(?)戦士なので、
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の時より、失礼ながら、とてもたくましく見えました。
メイクや露出度の高い衣装、激しいアクションをこなしていたせいもありますが・・・。(苦笑)
(そう言えば、テイラー・キッチュも「ウルヴァリン・・・」に出演していましたね~。)
4本の手を持ち身長3m近くある皇帝タルス・タルカスに扮したウィレム・デフォーは、
実際に背を高くするための道具を履いて、モーション・キャプチャーで演じたそうです。
他にソラ役のサマンサ・モートン、タル・ハジュス役のトーマス・ヘイデン・チャーチなど、
ウィレム・デフォー同様、“素”ではないキャラクターで登場しています!

最後に、“スティーヴ・ジョブスに捧げる”というコメントが・・・。

上映時間は133分(2時間13分)で、展開もややゆっくりと進む感じがしました。
ファミリーにもお薦めできるファンタジー&アドベンチャー作品だと思います。
“火星シリーズ”は全部で11作品あるので、映画もシリーズ化されるかも!

4月13日より全国ロードショー公開されています。(2D版&3D版あり)

「ジョン・カーター」 オフィシャルサイト

Last updated  May 7, 2012 02:42:28 AM
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Apr 26, 2012

 「バトルシップ」を観て
[ 劇場で観た映画 ]    

突如現れた巨大な宇宙船によるエイリアンの襲撃に立ち向かうアメリカと日本の
軍艦乗組員たちの決死の闘いを描く、洋上バトル・アクション作品です。

  “人類の明日を賭けた戦いは、
   海から始まる ――― 。”

原題はそのまま、“BATTLESHIP”。

≪ストーリー≫
アメリカ海軍で艦長を務める兄ストーンに心配と迷惑ばかりかけているアレックス。
トラブルを起こしたアレックスに、ストーンは海軍への入隊を命じる。
ある日、ハワイのオアフ島沖にアメリカや日本をはじめとする世界14ヶ国が集結し、
大規模な環太平洋合同演習(RIMPAC)が行われようとしていた。
新人将校のアレックスは、サッカーの親善試合で顔を蹴られたことから、
日本の自衛艦艦長ナガタに対してライバル心をむき出しにする。
合同軍事演習が行われる中、沖合に正体不明の物体が出現する。
宇宙からの飛来物体という本土からの情報により、演習指揮官のシェーン提督は
アレックスが乗る駆逐艦“J・P・J(ジョン・ポール・ジョーンズ)”、
ナガタの自衛艦“みょうこう”、ストーンが艦長を務める“サンプソン”の3隻を
偵察に向かわせ、アレックスは部下2人を連れてボートで接近を試みる。
アレックスが物体に手を触れると、海中からエイリアンの巨大な母船が現れる。
母船が築いた巨大なバリアによって3隻は基地との連絡が取れなくなり、
次々と母船からの爆弾攻撃を浴びるのだったが・・・。

≪スタッフ≫
監督はピーター・バーグ、製作はブライン・ゴールドナー、スコット・ステューバー、
ピーター・バーグ、サラ・オーブリー、ダンカン・ヘンダーソン、ベネット・シュナイアー、
製作総指揮はジョナサン・モーン、ブレイデン・アフターグッド、脚本はジョン・ホーバー、
エリック・ホーバー、撮影はトビアス・シュリッスラー、編集はコルビー・パーカー・Jr.、
ビリー・リッチ、ポール・ルベル、プロダクションデザインはニール・スピサック、
衣装デザインはルイーズ・ミンゲンバック、音楽はスティーヴ・ジャプロンスキー、
音楽プロデューサーはリック・ルービン。

≪キャスト≫
アレックス・ホッパーにテイラー・キッチュ、兄ストーンにアレキサンダー・スカルスガルド、
ナガタに浅野忠信、シェーン提督にリーアム・ニーソン、他にリアーナ、ブルックリン・デッカー、
ピーター・マクニコル、ハミッシュ・リンクレイター、アダム・ゴドリー、グレゴリー・D・ガドソン、
グリフ・ファースト、ジェシー・プレモンズ、ジョシュ・ペンス、スティーヴン・ビジョップ、
ゲイリー・グラップス、マーカス・ライツ・ブラウンなど。

ピーター・バーグ監督作品でもあり、浅野忠信さんが大きな役で出演していることを知り、
予告編で迫力あるシーンが展開していたので、公開されるのを楽しみにしていました。
大好きなリーアム・ニーソンもキャスティングされていたことも!  (*^ ^*) ゞ
バーグ監督はお父さんが海軍マニアで、幼い頃から戦艦などに興味があったそうです。

公開されてすぐに観に行こうと思っていましたが、“世界知的所有権の日”に合わせた、
記念上映会というのを見つけて応募したので、もしかして当たるかもと少し待っていました。(笑)
ラッキーにも当選したので、TOHOシネマズ六本木での上映会に行って来ました。
上映前に日本国際映画著作協会の代表取締役の味村氏からご挨拶があって、さらに、
駐日米国臨時代理大使のカート・トン氏の流暢な日本語によるスピーチがありました。

迫力あるVFXにはもう十分慣れたつもりでも、やはり目が釘付けに・・・。(笑)
あの「トランスフォーマー」シリーズを手掛けたハスブロ社の製作ということもあり、
宇宙人たちとのバトルがたっぷりと楽しめる、娯楽超大作になっていました!
“軍”ものに弱い(!?)のは、やっぱりあのカッコイイ制服姿だからかも~!
メイド・イン・アメリカでありながら、日本の活躍ぶりがフューチャーされていて、
特に浅野さんは登場シーンもたくさんあって、準主役級の活躍をしていました。

ツッコミを入れたくなるシーンも多々ありましたが、細かいことは置いといて、
ストーリーもわかりやすく・・・と言うより、先が読めてしまう伏線だらけ!(笑)
クスッと笑わせてくれるコミカルな場面やプチッとラブストーリーもあります。
最後の最後に助けてくれたのは・・・というところは愛すべき展開でした。
エイリアンの素顔(?)が披露されるのですが、あの姿はNGですね。(苦笑)

楽しみにしていたリーアム・ニーソンは母船が作った“バリア外”にいたので、
思っていたより登場シーンは控え目でしたが、やっぱりカッコイイ~!!
兄役のアレキサンダー・スカルスガルドも長身でカッコ良かったです。
人気上昇中のマッチョなテイラー・キッチュがすっかり小柄に見えちゃいました。
浅野さんは「マイティ・ソー」ではセリフも出番も少なめでしたが、
今作では日本語も多少ありましたが、ほとんど英語のセリフでした。
テイラーも浅野さんも、ハードなシーンがたくさんあって大活躍です。
大作映画に初出演した歌手リアーナですが、個人的にはあの役にピッタリなのは
やっぱりミシェル・ロドリゲス姉さんじゃないかなぁと。(笑)

“ユニバーサル映画100周年記念作品”です。
誰にでも楽しめるアクションいっぱいの作品なので、大きなスクリーンでぜひ!
エンドロールの後に1シーン残っていますので、最後まで席を立たれませんよう・・・。

4月13日(金)より全国ロードショー公開されています。

「バトルシップ」 オフィシャルサイト

Last updated  May 24, 2012 12:30:28 AM
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Apr 24, 2012

 「ファミリー・ツリー」(試写)を観て
[ 試写会で観た映画 ]    

ハワイを舞台に、事故で昏睡状態になった妻の不倫を娘から知らされ動揺する夫が、
家族との関係を見つめ直していく姿を、ユーモアを交えながら描かれたドラマです。

  “ハワイに暮らしていても
       人生は<楽>じゃない!”

原題は、“THE DESCENDANTS”。

≪ストーリー≫
オアフ島に暮らすマット・キングは、人生の転機を迎えていた。
妻エリザベスが事故に遭い、意識不明の昏睡状態となってしまい、
仕事に明け暮れていたマットは、今度こそ良き夫、理想の父親になると誓う。
しかし、10歳の次女スコッティがショックからいろいろな問題を起こし始め、
娘をどう扱っていいのか見当もつかないマットは、頭を抱えるしかなかった。
さらに、カウアイ島に先祖から受け継いだ土地を所有しているマットだったが、
法律に従って売却をするという大きな課題も抱えていた。
長女アレックスが全寮制の高校から戻り、母の病状を聞き激しく動揺する。
心から母親を愛しているアレックスだったが許せないことがあった。
何も知らないマットに母親が浮気していたことを伝えるのだったが・・・。

≪スタッフ≫
監督はアレクサンダー・ペイン、製作はジム・バーク、ジム・テイラー、脚本はアレクサンダー・ペイン、
ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ、撮影はフェドン・パパマイケル、編集はケヴィン・テント、
プロダクションデザインはジェーン・アン・スチュアート、衣装デザインはウェンディ・チャック、
音楽はドンディ・バストーン、エグゼクティブ音楽プロデューサーにチリャード・フォード。

≪キャスト≫
マット・キングにジョージ・クルーニー、長女アレックス(アレクサンドラ)にシャイリーン・ウッドリー、
二女スコッティにアマラ・ミラー、他にボー・ブリッジス、ロバート・フォスター、ジュディ・グリア、
マシュー・リラード、ニック・クラウスなど。

予告編で主人公マットの語りを吹替えているのは、お馴染みの小山力也さんで~す!!
「ER/緊急救命室」でジョージさんが扮したダグ役の吹替えからの大ファンです。
日本語吹替版での上映は予定されていないようですが、DVD&ブルーレイ版では
間違いなく、小山さんがジョージさんの吹替えを担当されるでしょうね。楽しみ~!!

原作はカウイ・ハート・ヘミングスのデビュー小説で原題と同じ“THE DESCENDANTS”。
“DESCENDANTS”とは“子孫”の意だそうです。
家族、親族の繋がりを描いた内容から、“ファミリー・ツリー”という邦題になったのかと・・・。

ハワイと言えばリゾート地のイメージが浮かびますが、今作では人混み溢れる観光地ではなく、
地元の人たちがのんびり暮らす場所や自然溢れる広大な場所が中心になって描かれています。
音楽もハワイアンではなく、伝統的なスラック・キー・ギターの曲が全編に使われていて、
演奏と歌はベテランから若手まで、ハワイを代表するミュージシャンが担当しているそうです。
そんな雰囲気の中で描かれているせいか、マットが抱える数々の問題も重い感じがせず、
ところどころ笑わせてくれる、ゆったりとしたファミリーコメディに仕上がっています。

物語はいきなり妻のエリザベスが昏睡状態になってしまったところから始まります。
主人公マットは弁護士で、さらに先祖の広大な土地を所有しているというリッチマン。
娘たちのことは妻に任せっきりで、家族よりも仕事優先だったことをしきりに反省します。
エリザベスの事故以前、家族がどんな過ごし方をしていたかについては描かれておらず、
単身赴任というわけでもなく、マットが家族と関わってこなかったように感じないのは、
ジョージさんが持つ、もともとの明るいキャラクターのせいでしょうか・・・。(笑)

これまでにない、どちらかと言えば“ダメな(ダサい?!)父親”役に扮したジョージさんは、
アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、ゴールデン・グローブ賞(ドラマ部門)の男優賞と、
放送映画批評家協会賞の主演男優賞を受賞しています。
今までに出演したコメディの役柄とも違う、新たなキャラクターに扮したジョージさんですが、
妻や反抗する娘たちのことで悩んでいても、どうしてもカッコ良く見えちゃうんですよね。(笑)
新境地の演技が評価されていますが、やはりプライベートのイメージが先行してしまって、
独身主義(?)のジョージさんが“父親”っていうのがマッチしない感じで・・・。(苦笑)
いつか重厚な社会派ドラマもので、アカデミー賞主演男優賞をぜひ受賞して欲しいです!
娘役のシャイリーン・ウッドリーとアマラ・ミラーの2人はオーディションで選ばれたそうです。
妹役のアマラちゃんはぷっくりしているところが、我が姪っ子に似ていて可愛かったです。(苦笑)
一方、現在20歳のシャイリーンは、これまでTVドラマのゲスト出演が中心だったようです。
今作で長編映画デビューでしたが、ジョージさん相手に熱演していてすごく良かったです。

アレクサンダー・ペイン監督は、「アバウト・シュミット」「サイドウェイ」「パリ、ジュテーム」など、
監督と同時に脚本も自ら手掛けていて、独特のゆるい雰囲気のある作品が持ち味で・・・。
今作でも「サイドウェイ」に続き、脚色賞で2度目のオスカーを手にしています。
長編映画を手掛けたのは7年ぶりとなりましたが、これからの作品も楽しみです!

ちょっと思っていた感じとは違う作品になっていました。  (*^ ^*) ゞ
笑いあり涙あり、ハワイの暖かい空気を感じながら楽しめる作品だと思います!

5月18日(金)より全国ロードショー公開されます。

「ファミリー・ツリー」 オフィシャルサイト

  • 「ファミリー・ツリー(The Descendants)」(poster)


Last updated  Apr 27, 2012 03:20:30 AM
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Apr 18, 2012

 「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」を観て
[ 劇場で観た映画 ]    

人種差別意識が根強く残る1960年代のアメリカ南部ミシシッピ州の町を舞台に、
勇気ある行動で世の中に、大きな波紋を投げかけた作家志望の若い白人女性と
メイドとして働く黒人女性たちとの友情の軌跡を綴った心温まるドラマです。

  “彼女たちの物語が、私を変える。
   私の物語が、世界を変える。”

原題は、“THE HELP”。

≪ストーリー≫
アメリカ南部、ミシシッピ州ジャクソン。
上流階級に生まれ、黒人メイドに育てられた白人女性のスキーター。
大学卒業後、作家志望のスキーターは地元の新聞社に勤めていた。
家事に関するコラムの代筆を担当することになったが、家事に疎く、
友人宅のベテラン黒人メイド、エイビリーンに相談する。
話を聞くうち、エイビリーンたちが置かれた立場に違和感を覚え始め、
やがて、黒人メイドたちの証言を集めて本にしようと思い立つ。
しかし、エイビリーンは黒人が真実を口にするようなことがあれば、
この町では生きていけなくなると、取材を頑なに拒否し続けていた。
同じメイドでエイビリーンの親友ミニーが不当に解雇されたことから、
取材に応じることにしたのだったが・・・。

≪スタッフ≫
監督・脚本はテイト・テイラー、製作はブランソン・グリーン、クリス・コロンバス、
マイケル・バーナサン、製作総指揮はマーク・ラドクリフ、ジェフ・スコール、
L・ジョーンズ・Jr.、原作はキャスリン・ストケット、
撮影はスティーヴン・ゴールドブラット、編集はヒューズ・ウィンボーン、
プロダクションデザインはマーク・リッカー、衣装デザインはシャレン・デイヴィス。

≪キャスト≫
スキーターにエマ・ストーン、エイビリーンにヴィオラ・デイヴィス、
ミニーにオクタヴィア・スペンサー、ヒリーにブライス・ダラス・ハワード、
シーリアにジェシカ・チャスティン、スキーターの母にアリソン・ジャネイ、
他にシシー・スペイセク、シシリー・タイソン、メアリー・スティーンバージェンなど。

“ヘルプ”とは、白人の家庭で育児や家事をこなす黒人のメイドのことです。
今もなお残る人種差別問題ですが、今作で舞台となっている1960年代、
さらにアメリカ南部は保守的で、昔からの慣わしが根強く残る地域でした。
そんな人種差別であったり女性解放だったり、社会が変わろうとする流れの中、
大学を卒業したばかりのスキーターは、いろいろな出来事に疑問を見出します。

シリアスなテーマを扱いながらも、作品には暗い雰囲気はまったくなく、
ユーモアをところどころに入れ、虐げられながらも一生懸命に前に進む、
たくましく、そしてポジティブなメイドたちの姿が描かれています。

アカデミー賞をはじめとする主要映画賞に作品賞としてノミネートされ、
米英の両アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、放送映画批評家協会賞で
ミニー役のオクタヴィア・スペンサーが助演女優賞を受賞し、さらに、
エイビリーン役のヴィオラ・デイヴィスも主演女優賞で多数ノミネートされ、
放送映画批評家協会賞で受賞しています。
同賞では、アンサンブル演技賞も受賞しています。

ノミネートや受賞歴からもわかる通り、作品としてはもちろんですが、
キャスト陣の素晴らしさによって、とても魅力的なドラマになっています。
1番印象に残り、圧倒的な演技を魅せていたのはヴィオラ・デイヴィスです。
ある辛い過去を持つエイビリーンの苦悩と、勇気を出してスキーターから頼まれた
インタビューに応じる決意をする心の葛藤がスクリーンから伝わってきました。
オクタヴィア・スペンサーが演じたミニーは、ちょっとコミカルなところもあり、
あるとんでもないイタズラ(?)をするエピソードにはメチャ笑えました。
お2人とも本当に魅力ある女優さんで、今作のまさに2本柱となっています。
また、若手のエマ・ストーンや、ジェスカ・チャスティン、アリソン・ジャネイ、
シシー・スペイセクらベテラン勢がしっかりと脇を固めています。
これまでの出演作であまりピーンとこなかったブライス・ダラス・ハワードが
今作のイジワルでヒステリックな役がまさにピッタリとハマッていました。(苦笑)

予告編ではちょっとドタバタした感じの笑いの多い作品のように思いましたが、
史実と照らし合わせ、じっくりといろいろな女性たちの生き方を描いた作品で
とても素晴らしく、見ごたえ十分の内容になっていました。
ラストシーンがとても素敵で、流れる歌も心に染み入るようでした。

3月31日より全国ロードショー公開されています。

「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」 オフィシャルサイト

  • 「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~(THE HELP)」(pos)


Last updated  Apr 21, 2012 11:42:54 PM
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Apr 17, 2012

 「タイタンの逆襲」(試写)を観て
[ 試写会で観た映画 ]    

レイ・ハリーハウゼンが手掛けた往年の特撮映画をリメイクした「タイタンの戦い」の続編。
前作から10年後の世界を舞台に、再び神々の戦いに巻き込まれた勇者ペルセウスの活躍を
さらにスケールアップしたCG映像で描かれたスペクタクル・アクション・アドベンチャーです。

  “この闘い、怒迫力。
   この大きさ、驚異的。”

原題は、“WRATH OF THE TITANS”。

≪ストーリー≫
神々の王ゼウスと人間との間に生まれた勇者ペルセウス。
妻を亡くし、愛する1人息子ヘレイオスと穏やかな毎日を送っていた。
天上界では神々の力が弱まり、冥界に封じ込められた巨神タイタン族の覚醒が始まり、
地上にも異変が起こり始め、魔物たちに人々は逃げ惑うばかりだった。
タイタンの王クロノスが完全復活を遂げる時、人類は滅亡し世界は終焉を迎えてしまう。
父ゼウスから協力を求められるが、息子との生活を思うペルセウスは拒絶する。
しかし、ゼウスの弟で冥界の王ハデスの陰謀によりゼウスは捕らえられてしまう。
愛する息子を守るため、囚われた父を救うため、アルゴスの女王アンドロメダ、
ポセイドンの息子アゲノールと共に、クロノスが眠るタルトロスの牢獄を目指すだったが・・・。

≪スタッフ≫
監督はジョナサン・リーベスマン、製作はベイジル・イヴァニク、ポリー・ジョンセン、
製作総指揮はトーマス・タル、ジョン・ジャシュニ、カラム・マクドゥガル、
ケヴィン・デラノイ、ルイ・ルテリエ、キャラクター創造はビヴァリー・クロス、
原案はグレッグ・バーランティ、デヴィッド・レスリー・ジョンソン、ダン・マゾー、
脚本はダン・マゾー、デヴィッド・レスリー・ジョンソン、撮影はベン・デイヴィス、
編集はマーティン・ウォルシュ、プロダクションデザインはチャールズ・ウッド、
音楽はハビエル・ナバレテ。

≪キャスト≫
ベルセウスにサム・ワーシントン、父ゼウスにリーアム・ニーソン、
ハデスにレイフ・ファインズ、アンドロメダにロザムンド・バイク、
ポセイドンにダニーヒューストン、アレスにエドガー・ラミレス、
ヘパイストスにビル・ナイ、アゲノールにトビー・ケベル、他にジョン・ベル、
リリー・ジェイムズ、シニード・キューザックなど。

前作同様、人類、神、神々の生みの親である巨神(タイタン)の壮絶な闘いが繰り広げられ、
新たなる巨神(タイタン)のキメラ、マカイ、ミノタウロス、そして王クロノスも登場します。
CGやVFXなど、最新の技術を駆使したド迫力な映像は見どころがたくさんありますが、
巨神たちはどこかクラシカルな感じで、怪獣映画を観ているようなワクワク感がありました。
人間たちの武器ではとても太刀打ちできるはずもなく、そこでベルセウルの出番!!!

今回は(今回も?)、細かいところでツッコミたくなるポイントがたくさんありました。
“え? それってあり?”とか、“あら? 本当はいい人(←神)だったんだ~!”とか、
“神ってこんなふうに死んじゃうんだ~”とか、“おやおや? どこかで観た技・・・”とか、
心の中でそんな風にツッコミをつぶやいていたら、何だかすごく笑えてきちゃって、
ベルセウスたちが必死に闘っているのに、どんどん面白くなってきちゃいました。(笑)

キャストも前作から続投組のサム・ワーシントン、リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズ、
ロザムンド・バイク、ダニーヒューストンらに加え、新たにエドガー・ラミレス、ビル・ナイ、
トビー・ケベルらも参加していて、個性溢れる役者陣の競演となりました。
危険なアクションではスタントマンをもちろん起用しているとことと思いますが、
サム・ワーシントンはまたまた体を張ったアクションをたくさん魅せてくれています。
「ターミネーター4」や「アバター」、普段の姿などから、短髪のイメージが強く、
長めの髪だとちょっと違和感がありますが、すぐに慣れて観ることができました。(苦笑)
サム・ワーシントンは、クロエ・グレース・モレッツ、ジェフリー・ディーン・モーガン、
ジェスカ・チャスティンらと共演しているサスペンス「キリング・フィールズ 失踪地帯」が
4月14日から東京で公開(全国順次公開予定)されています。
さらに、キーラ・ナイトレイ、エヴァ・メンデス共演の「恋と愛の測り方」が5月12日に、
エリザベス・バンクス共演の「崖っぷちの男」が7月7日に公開予定になっています。

兄弟の神に扮したリーアム・ニーソンとレイフ・ファインズの共演シーンが前作より増え、
もともと親しいお2人は、撮影の間、とても有意義に楽しく過ごされたそうです!
リーアム・ニーソンは大好きな俳優さんですが、やっぱり“渋カッコイイ”ですね~。
背も高くてルックス的にも素敵ですが、声もとっても魅力的で大好きです。(完全贔屓!)
今回、“クワイ=ガン・ジン”(「スター・ウォーズ」)ばりの“技”を披露しています!
ほぼ紅一点のロザムンド・バイクは、闘いの指揮を執り、自ら戦う勇ましい女王で
ほとんどラブロマンスっぽい展開はなく、ビックリ顔ばかり印象に残りました。(笑)

試写会は2D版での上映でしたが、迫力ある映像を十分に楽しむことができました!
エンディングの雰囲気では、3作目の製作もほぼ狙っている感じが・・・。(苦笑)

冒頭で前作についてほんの少しだけですが語られています。
ストーリーの流れ、前作からの登場キャラクターの関係性もありますが、
今作から観ても話はわかりやすく、シンプルに楽しめると思います。

4月21日より、3D版&2D版で全国ロードショー公開されます。

「タイタンの逆襲」 オフィシャルサイト

Last updated  Apr 18, 2012 02:39:56 AM
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Apr 11, 2012

 「裏切りのサーカス」(試写)を観て
[ 試写会で観た映画 ]    

東西冷戦下、イギリス諜報部のベテランの老スパイが2重スパイ探しを依頼され、
緊迫した頭脳戦を繰り広げる男たちの姿をスリリングに描いたサスペンスです。

  “一度目、あなたを欺く。
   二度目、真実が見える。”

原題は、“TINKER TAILOR SOLDIER SPY”。

≪ストーリー≫
イギリスのMI6とソ連のKGBが熾烈な情報戦を繰り広げていた東西冷戦時代。
英国諜報部“サーカス”のリーダー、コントロールは、長年組織に潜んでいる、
ソ連の二重スパイ“もぐら”の情報を掴み、独断で実行した作戦が失敗してしまう。
責任をとってコントロールはサーカスを去ることになり、右腕だった老スパイの
スマイリーもともに引退する。
ある日、政府から“もぐら”探せという極秘の指令がスマリリーに下る。
ターゲットは、元同僚の“ティンカー”“テイラー”“ソルジャー”“プアマン”という
コードネームを持つ4人のサーカスの組織幹部だった。
信頼を置くかつての部下ピーターらと組み、調査を始めるスマイリーだったが・・・。

≪スタッフ≫
監督はトーマス・アルフレッドソン、製作はティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、
ロビン・スロヴォ、製作総指揮はジョン・ル・カレ、ピーター・モーガン、ダクラス・アーバン・スキー、
デブラ・ヘイワード、ライザ・チェイシン、オリヴィエ・クールソン、ロン・ハルバーン、
脚本はブリジット・オコナー、ピーター・ストローハン、撮影はホイテ・ヴァン・ホイテマ、
編集はディノ・ヨンサーテル、プロダクションデザインはマリア・ジャーコヴィク、
衣装デザインはジャクリーン・デュラン、音楽はアルベルト・イグレシアス。

≪キャスト≫
スマイリーにゲイリー・オールドマン、コントロールにジョン・ハート、
コリン・ファース、トム・ハーディ、トビー・ジョーンズ、マーク・ストロング、
ベネディクト・カンバーバッチ、キアラン・ハインズ、キャシー・バーク、
デヴィッド・デンシック、スティーヴン・グレアム、サイモン・マクバーニー、
スヴェトラーナ・コドチェンコワ、ジョン・ル・カレなど。

ほとんど予備知識のないまま観たこともあり、久々に難解なストーリーでした。
展開は決して早くなく、どちらかと言えばゆっくりな感じで進むのですが、
群像劇のように登場人物も多く、人間関係も複雑でわかり辛く・・・。
さらに、過去の回想シーンがところどころに少しずつ組み込まれていて、
やっと何となく掴め始めたのが、ストーリーの中盤あたりでした。(遅っ!)

スパイ映画と言っても、最近流行りのド派手なスタントやカーアクションや、
奇想天外な武器を使うとか、大げさな銃撃戦や爆破があるわけじゃありません。
また登場するスパイたちはとても地味で、一般の人と何ら変わりはなく、
そうじゃなきゃ、本当のスパイ行為は成り立たないですよね。(苦笑)

舞台となっているのは1974年で、セピアカラーのような映像になっていて、
建物や車などの街の風景はもちろん、ファッションから小物に至るまで、
こと細かに当時の様子を再現させているところにこだわりを感じました。

今年のアカデミー賞(アメリカ)で大きな話題になった1つでもありますが、
ゲイリー・オールドマンが、初ノミネート(主演男優賞)されたことです。
イギリスのアカデミー賞では、「ブリック・アップ」(1987年)で
主演男優賞に初ノミネートされ、またリュック・ベッソンがプロデュースし、
ゲイリー・オールドマンが初監督した「ニル・バイ・マウス」(1997年)で
見事、脚本賞を受賞しています。
もちろん、「裏切りのサーカス」で主演男優賞にノミネートされていました。

「JFK」や「レオン」をはじめ、役柄から悪役のイメージが強い役者さんですが、
最近では「ハリー・ポッター」シリーズや新「バットマン」シリーズなどにも出演し、
ファンタジーやSF作品で“いい人”役にも扮していて、ますます魅力が広がっています。
今作では、実年齢(現在54才)より年老いたベテラン老スパイに扮していますが、
とにかく渋さが光っていて、セリフのないシーンでも圧倒的な存在感がありました。

また共演キャストもコリン・ファース、ジョン・ハート、マーク・ストロング、
トビー・ジョーンズ、デヴィッド・デンシックなどベテラン演技派陣に加え、
トム・ハーディ、ベネディクト・カンバーバッチら若手俳優も好演しています。
それにしても、またまたトム・ハーディが別人のようで最初わかりませんでした。
先日、試写会で観た「Black&White/ブラック&ホワイト」でもそうですが、
トム・ハーディは髪型だけでこんなにもイメージが違って見えるのが不思議~!(苦笑)

原作は“スマイリー3部作”と呼ばれ、今作で描かれた“ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ”、
さらに“スクールボーイ閣下”“スマイリーと仲間たち”と続くので、もしかすると映画でも
シリーズ化される可能性もあるかも知れませんね。

前述の通り、やや難解なストーリー展開ですが、キャッチ・コピーにあるように、
1度観た時は欺かれ(惑わされ?)、2度目で見えてくる作品なのかも・・・。

4月21日より全国ロードショー公開されます。 (R15+指定)

「裏切りのサーカス」 オフィシャルサイト
  • 「裏切りのサーカス(TINKER TAILOR SOLDIER SPY)」(pos)


Last updated  Apr 16, 2012 10:28:39 PM
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Apr 9, 2012

 「ドライヴ」を観て
[ 劇場で観た映画 ]    

闇稼業に手を染めた、修理工とカースタントマンを掛け持ちする孤独なドライバーが、
愛する女性のため非道な裏組織に戦いを挑む、スタイリッシュなクライム・アクションです。

  “失踪する純愛 ―― ”

原題はそのまま、“DRIVE”。

≪ストーリー≫
自動車修理工場で働く孤独で寡黙な男“ドライバー”。
卓越したドライビング・テクニックを持ち、映画のカースタントマンとしても活躍し、
その一方、夜は強盗の逃走を手助けするという闇の仕事も請け負っていた。
ある日、アパートのエレベーターで、同じフロアーで暮らすアイリーンと出会う。
夫スタンダードは服役中で、アイリーンは幼い息子ベニチオと2人で暮らしていた。
一目で恋に落ち、次第に距離を縮めていく2人だったが、ほどなくスタンダードが出所する。
しかし、スタンダードは服役中に多額の借金を背負い、強盗を強要される。
アイリーンとベニチオのために、“ドライバー”は強盗計画を手伝うことに・・・。

≪スタッフ≫
監督はニコラス・ウィンディング・レフン、製作はマーク・ブラット、アダム・シーゲル、
ジジ・ブリッツカー、ミシェル・リトヴァグ、ジョン・バレルモ、
製作総指揮はデヴィッド・ランカスター、ゲイリー・マイケル・ウォルターズ、
ビル・リシャック、リンダ・マクドナフ、ジェフリー・ストット、ピーター・シュレッセル、
原作はジェイムズ・サリス、脚本はホセイン・アミニ、撮影はニュードン・トーマス・サイジェル、
編集はマット・ニューマン、プロダクションデザインはベス・マイクル、
衣装デザインはエリン・ベナッチ、音楽はクリフ・マルティネス。

≪キャスト≫
ドライバーにライアン・ゴズリング、アイリーンにキャリー・マリガン、
スタンダードにオスカー・アイザック、他にブライアン・クランストン、
アルバート・ブルックス、クリスティナ・ヘンドリック、ロン・パールマンなど。

昨年のカンヌ国際映画祭でパルム・ドールにノミネートされ、デンマーク出身の
ニコラス・ウィンディング・レフン監督が、見事、監督賞を受賞しています。
また悪役で出演しているアルバート・ブルックスが全米批評家協会賞、NY批評家協会賞で
助演男優賞を受賞を、放送映画批評家協会賞ではアクション映画賞を受賞しています。

同じ名前無きクールな“ドライバー”が主人公の「ザ・ドライバー」を思い出しました。
ウォーター・ヒル監督による1978年の作品で、今作と同様、ライアン・オニールが
犯罪者の逃亡を助ける、寡黙でクールな“ドライバー”役に扮していました。
舞台も同じロサンゼルスで、独特な光が射す夜のシーンがオーバーラップしました。

先週観に行ってきたばかりの「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」に続いて
ライアン・ゴズリング主演作で、アメリカで高評価だったので楽しみにしていました!
予告編やオフィシャルサイトでも流れていた音楽(サウンド)も気になっていた作品です。

まず、冒頭で強盗を逃がすカーアクションが繰り広げられ、一気に惹き込まれました。
いわゆる“掴みはOK”という感じで、王道的な始まりがベタでいいと思います。
その後も、もっとガンガンに“ドライバー”の闇の仕事の部分が続くのかと思いきや、
表向きの仕事(修理工&カースタントマン)やアイリーンとの出会いなどが描かれ、
その穏やかな時間は、終盤のハードな展開への前章だったと後で気付かされました。
R15+指定になっていることからもわかる通り、かなり残忍なシーンがあって、
頑張って観ていましたが、思わず目を逸らしてしまったところも・・・。

“ドライバー”は常に寡黙でアウトローな雰囲気ですが、アイリーンと息子ベニチオとの
ひと時の心の休息では、優しい瞳と微笑みを魅せ、昼と夜と別の仕事を持つように、
愛する人を想う優しさと犯罪に手を染めるダークさという別の心も共存しています。
また、“ドライバー”もアイリーンも無駄な会話(←台詞)がありませんでしたが、
少ない言葉のやりとりや表情から、十分に伝わってくるのを感じました。

ライアン・ゴズリングは今まで演じた役から、かなりイメージチェンジしています。
前述の「スーパー・チューズデー」の終盤でも見せている“ワル”なイメージが、
今作ではさらに超クールな上に、極悪非道な裏組織に負けないくらい猛反撃に・・・。
どう見ても(?)、いい人にしか見えない穏やかな雰囲気のライアン・ゴズリングが
血を顔に浴びて、狂気的な形相になるシーンが目に焼きついてしまいました。
ラブコメ系作品でも淡々とした雰囲気で、いい味を出しているライアンですが、
今後の出演予定作はクライム(犯罪)系が続いているのは単なる偶然でしょうか。
まだ31歳のライアン。 注目されている若手俳優だけにこれからも期待大です。

キャリー・マリガンの出演も楽しみにしていたのですが、ちょっと今作の役柄と
ご本人が持つキュートなキャラクターにギャップがあったように感じました。
若いママという設定で、キャリーの実年齢と同じくらいになっていますが
童顔でピュアなイメージのキャリーには、犯罪者の夫を持つ妻っていうところも、
また中東系(かな?)の夫っていうのも何となく違和感を持ってしまいました。

エンジン音のようなビートを効かせたサウンドとやや古めかしい曲が流れる中、
スタイリッシュで独特な雰囲気を漂わせながら、バイオレンスと愛が交錯し・・・。

3月31日より全国ロードショー公開されています。 (R15+指定)

「ドライヴ」 オフィシャルサイト

Last updated  Apr 13, 2012 01:24:06 AM
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