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未知の致死性ウイルスが猛烈な勢いで世界中に拡散し、原因もわからいないまま、 恐怖と混乱が人々を支配していく様子をリアリティに溢れるサスペンスドラマです。 “【恐怖】は、ウイルスより早く感染する。” 原題はそのまま、“CONTAGION”。 ≪ストーリー≫ 香港の出張から帰国したベス・エムホフは体調を崩し、夫ミッチが心配している矢先、 突然、激しい痙攣を起こし意識不明に陥り、そのまま息を引き取ってしまう。 同じような事例が、香港、ロンドン、東京など世界各地で相次いで起き始めていた。 伝染病が発症していると警鐘を鳴らすため、フリー・ジャーナリストのアランは、 東京のバスの中で倒れる映像をブログに載せ、政府の隠蔽行為を指摘する。 世界保健機関(WHO)が動き出し、レオノーラ・オテンテスらが調査を始める。 さらに、アトランタの疾病予防管理センター(CDC)も調査に乗り出し、 チーヴァー博士は危険を承知で、エリン・ミアーズをミネソタに送り込む。 未知のウイルスの特定とワクチン開発に取り組むとともに、感染者の隔離と 感染ルートの解明に奔走していくのだったが・・・。 ≪スタッフ≫ 監督はスティーヴン・ソダーバーグ、製作はマイケル・シャンバーグ、ステイシー・シェア、 グレゴリー・ジェイコブズ、製作総指揮はジェフ・スコール、マイケル・ボレール、 ジョナサン・キング、脚本はスコット・Z・バーンズ、撮影はピーター・アンドリュース、 編集はスティーヴン・ミリオン、プロダクションデザインはハワード・カミングス、 衣装デザインはルイーズ・フログリー、音楽はクリフ・マルティネス。 ≪キャスト≫ レオノーラ・オテンテスにマリオン・コティヤール、ミッチにマット・デイモン、 チーヴァー博士にローレンス・フィッシュバーン、アランにジュード・ロウ、 ベスにグウィネス・パルトロー、エリン・ミアーズにケイト・ウィンスレット、 他にエリオット・グールド、ブライアン・クランストン、ジェニファー・イーリーなど。 マット・デイモンとソダーバーグ監督のタッグ、豪華キャストの共演ということもあって、 どんな内容の作品になっているのか、公開されるのを楽しみにしていました。 いわゆる“パンデミック(=感染病の世界的流行)”ものですが、その描かれ方は、 ドキュメンタリーのようにリアリティがあり、恐怖感が伝わってきました。 発症原因わからず治療薬も見つからないまま、謎の感染病が急速に広がっていく様を、 ストーリーも比較的短いカットで次々とスピーディに進んで行きます。 人々の不安や恐怖、危険を顧みず原因究明に取り組む人たち、国が取った強行対策、 娘を守ろうとする父親、パニックに乗じてお金儲けを企む輩、暴動や強奪など、 さまざまな出来事がいろいろな登場人物によって描かれています。 また、とてもポップコーン片手に観られない、グロテスクなシーンも・・・。 豪華なキャスト陣からするとエンターテイメント的なイメージを持ってしまいそうですが、 決してそうではなく、どちらかと言えば、インディペンデント的な作品になっていて、 いくつかのヒューマンドラマの部分もそれほど深く描かずに終わっています。 登場人物のバックグラウンドを細かく描いていたら、TVシリーズ化が必要です。 最初に感染したベスの“2日目”から始まり、その後さまざまな出来事を追い、 ラストに感染病が発症した原因が明らかにされる“1日目”に繋げられ・・・。 決して、娯楽映画の感覚では観に行かれませんよう。 11月12日より全国ロードショー公開されています。 「コンテイジョン」 オフィシャルサイト │<< 前日へ │翌日へ >> │一覧 │ 一番上に戻る │ |