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カテゴリ:◇読-ドクカン-
ご注意: この日記には、上記の本の内容が一部記載されています。未読の方、ストーリー・結末などをお知りになりたくない方は、お読みにならないコトをお勧めします。 ほとんどが説明ネームっぽいグチ。 展開があるのは、ブランの離別、グインがヨナに「記憶を封じているモノと戦う」というシーンと、グインとリンダが宇宙を見る、トコロだけ。 四十ページもなく、他を集めても一章分ギリギリくらい。 驚きなのは、これでも進んだ方というコトだ。 登場人物の邂逅に、様々な人間関係を思い出し、複雑な思いを感じるが、それは過去の遺産。 こんなに書いて人としていいのだろうか、とあとがきに書かれているが、九割がた水増ししたような一冊ばかりを書く方が許されない、とは思わないようだ。 まあ、編集はその方が儲かるから、大先生の御付はナニも言わないのだろう。 正味では、月刊グインどころか、年刊グインに近い。 あと、文章が気持ち悪くなっていて気になる。 一文中で、~だが~ともいえず~ではなくもない、のように三転する文が似た内容で何度か続く。 なんというか、全体がフロリーの台詞と同じというか、繰言っぽい。 昔の切り込んでくるような文章は、もう失われてしまったのだろうか? ・本作品面白度:△ ・次回作期待度:○ この本を片手に、クリスマスは赤と緑の5L缶ビールはいかがですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/01/07 09:23:31 PM
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