〆価格はヒゲで
そろそろ年度末を見据えたお仕事を考えないといけません。三月が期末ですので、それまでにカタログなどを作らないと、制作費が翌期に零れてしまいます。となると、三月末までに、新規カタログ三本同時進行などという、修羅場が巻き起こるワケです。その予兆となる打ち合わせを、今日だけでいくつかコナシテいるのですが・・・そこで、一番恐れられている言葉が「価格はヒゲ」。ヒゲとは、「~」マークのコト。製品の価格は、年度によって、見直されます。カタログに入っている価格も、当然変更となるハズです。ところが、価格が決まらない、承認されない、という悲劇が、時々、時たま、たまに、いえ私が担当すると頻繁に起きるのです。決まらないとどうなるか?\18,000,000.-~、みたいな表記になってしまうのです。そう、これが「~(ヒゲ)」です。なぁんだ、最後に一文字はいるダケじゃない、なんて話ではないのです。まず、決定稿が出ないので、作業の進行が遅れがちです。エンドが決まっているというのに・・・ひどい時には、遅れた上に、半ページ分の価格リストにヒゲが入ってしまうコトがあります。すると、リストは一気に一行。(例え話。30種類のビールが、同じトコから輸入されていて、30種全部が価格が違う。普通はAビール230円、Bビール240円・・・と30行のリストになる。ここで輸入レートが折り合わず、価格が未決定になってしまうと、ビール各種30種類\200.-~となって一行になってしまう)ページ半分を真っ白にしておくワケにはいかないので(やってみたいですがw)、レイアウトのやり直しです。最悪、ページ数の変更まで出てしまうコトもありえます。そうなったら、レイアウトどころか、コピーまで改変して、ページをマトメるしかありません。キャッチフレーズをもっと大きく?どこに入れるんじゃい、って泣くのです。ですから、この時期に新製品なんて言われると、つい聞いてしまいます。「ソレ価格にヒゲ生えてませんか?」