大河ドラマ　「天地人」　御館の乱へ

2009.03.15

「私がしでかしたことで
ございます。主・景勝に
景虎様を疑う心は微塵も
ございませぬ。
それゆえ、私をここで
お手討ちになろうとかまい
ませぬ。ですが景虎様の
配下も本丸を奪おうと
したのは明白」（by・兼続）
「うそじゃっ！」（by・景虎）
「景虎様・・景虎様と
争いたくはございませぬ。
どうか景虎さまのお力を
もって家臣たちをお鎮め
下さりませ。そして、主、
景勝に従うとご決心下さり
ませ。何卒お願い申し
あげまする」(by・兼続）

「これ以上景勝殿に頭を
下げられるか（怒怒）
今まで忍びに忍んで
景勝殿を立ててきた。
これ以上の屈辱はもう
たくさんじゃっ」（by・景虎）
「景虎様・・」（by・兼続）
「本丸は必ずや取り戻す。
景勝殿を討ち取って
でも・・。だがその前に
お前を血祭りにあげてくれ
るわ・・」（by・景虎）

景虎様・・怖ぇぇ・・。
彼も兼続に「景勝に従う
と決心しろ」なんて言われ
たくはないよね・・。
景虎から見れば、兼続は
「景勝の家来」なわけ
だし。屈辱ですよね。

「血祭り・・」仙桃院が
止めに入らなかったら・・
どーなってたか。怖っ。

「兼続に景勝のことを
頼むと申し伝えよ」（by・仙桃院）
「はい・・」（by・お船）
「そなたも越後のおなごに
なったのぅ。どんな寒さに
も負けぬ強きおなごじゃ。
兼続に力を貸してやって
くだされ」（by・仙桃院）
「はい・・」(by・お船）

仙桃院様、お船の兼続に
対する想いを知ってなのか
知らないで仰ったのか・・
「兼続に力を貸してやれ」
とは。まさかこの言葉が
「そなたには私がついて
おる」を後押しした！？

「私が・・私が事を起こした
のでございます」（by・兼続）
<え？(声になってない)
と言って見つめるお船）
「殿の許しもなく本丸を押さ
えたのはこの私でございます。
あの遺言を真とし、わが殿に
春日山の主になって頂く
ために鬼にならねばならぬ
と・・。しかしそのことで
仙桃院様、華姫様、道満丸
様、そしてお船殿はじめ
春日山のみなをこのような
争いにまきこんでしまう
とは・・」（by・兼続）
「そなたが鬼になると
いうのなら、私は夜叉に
なろう」（by・お船）
「お船殿・・？」（by･兼続）
「私もそなたと同じ
立場なら同じ事をして
いた・・そなたには私が
ついておる」(by･お船）

<見つめあう兼続とお船を
陰から見つめる信綱様>

「何でもござりませぬ。
ただ単に奥方様が声をかけ
られただけにございます」
（by・かよ）
「いやぁ、お船と兼続殿は
従姉弟同士じゃ。気心も
しれておるのじゃろ」(by･信綱）
「なにもこのようなとき
にまで・・」（by・かよ）
「わしは気にはしておらん」
(by･信綱）

あーあ。言っちゃったー。
(見てるこっちがドキドキ）

後の展開で夫婦になる
二人なのだけど・・・
この段階では、お船に
夫がいるので・・。
「そなたが鬼なら私は
夜叉に」だの「私がつい
ている」はﾏｽﾞｲです。
でも、兼続の中では
お船がかけがえのない
存在になりつつあるよ
うだけどネ・・。

会話の内容までは聞こえ
てないみたいだが、
「ただならぬ」雰囲気を
信綱様感じましたね。
妻の従姉弟とはいえ
見つめあう姿見て冷静
でいられるわけがないし。

かよさんは去っていく
とき笑ってるし（苦笑）
知ってるよーだね・・。

諍いが始まるぞ、始まるぞ
という感じはあるのに、
全然始まらないね。場面も
景虎と華姫、景虎と仙桃院
仙桃院とお船、お船と兼続
景勝と兼続といった
上杉家の人間模様だけでなく
信長と初音、光秀と秀吉と
あちこち飛ぶこと飛ぶこと。
いろんな人を追うので
ポイントがわがんねわー★

いつもの演出の方では
なく女性の方の演出ﾃﾞｼﾀ。
TVのデータ放送にｺﾗﾑが
出ていたので見たのですが
かなり苦心された部分も
あったそうですが。
イマイチうーん・・て感じ。

初音が出てくるとやっぱり
「いずい」んだよなー。
うちの家族内では不評～ス。

NHK公式サイト「天地人」