韓国でも「9条に平和賞を」有識者ら署名呼び掛け(29日の日記)
わが国の憲法9条にノーベル賞を、という署名運動が韓国でも始まったと19日の東京新聞が報道している; 【ソウル=中村清】韓国の元国会議長や宗教指導者ら各界の有識者が18日、ソウルで記者会見し、戦争放棄を定めた日本の憲法9条を来年のノーベル平和賞候補に推薦する署名活動を韓国内で実施すると発表した。 出席者は推薦理由について「平和憲法が解釈改憲で骨抜きにされる危機に直面している。平和憲法が無力化された場合、朝鮮半島など東アジアの平和も脅かされる」などと説明。署名活動には、高建(コゴン)元首相や小説家の趨廷来(チョジョンレ)氏をはじめ、元最高裁長官、学者、俳優ら50人が賛同者として加わったという。 「憲法9条にノーベル平和賞を」との署名活動は、神奈川県座間市の主婦鷹巣直美さんが発案し、昨年1月にスタート。ノルウェーのノーベル賞委員会から今年の候補として正式に受理されたが、受賞を逃した。 賛同者の一人で元国会議員の李富栄(イプヨン)氏は「日本の植民地支配を受けた韓国人が憲法9条を推すことに意味がある。日本で護憲運動に取り組む市民への支援と激励にもなるのではないか」などと話した。2014年12月19日 東京新聞朝刊 3ページ「韓国でも『9条に平和賞を』有識者ら署名呼び掛け」から引用 日本の憲法9条にノーベル賞をという運動が韓国でも始まったというのは、良いニュースだと思います。やはり、9条は私たち日本人だけではなく、韓国や中国、そして東南アジア諸国の平和にも大きな力を発揮していることが判ります。こういう重要な憲法の条文は、日本政府だけの勝手な都合で変更してよいものではありません。やはり、私たち日本人は広くアジアの一員として憲法9条を擁護していくべきだと思います。