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カテゴリ:野球
正直、優勝するとは思っていませんでした。(^^ゞ
今日の試合も、セラフィニが先に点を許したものの 力どおりの試合は見せてくれていたと思います。 打線も、若干のチグハグ感は感じましたが、 こちらも実力どおりの力は発揮していたと思います。 ですから、6回に福浦のタイムリーが飛び出したものの 一気に逆転までは行きませんでしたので、「ここまでかな」と 思ってしまっていました。 しかし、その思いを見事に裏切ってくれました! 7回裏のピンチを、この日公式戦初出場の早坂が ファインプレーで切り抜けると、8回の表 相手の守備の乱れに乗じて無死一・二塁のチャンスを 得ました。 ここでバッターは、今日一邪飛が二つのサブロー。 僕は間違いなく、サブローは「送りバント」だと 決めてかかっていました。 しかし結果は強攻。 二邪飛に倒れ、走者は一・二塁で釘付けとなってしまいました。 内野守備の関係で、二塁ランナーの初芝に代走が出せないことも 非常に大きなハンデであるように感じていました。 そんなこんなを考えている最中、次打者里崎が左越二塁打を放ち 一塁から福浦までもが長駆ホームイン。 一気に逆転としてしまいました。 早坂のファインプレーで得た流れを、ロッテはサブローの 強攻失敗で、完全に手放してしまったと思いました。 TV解説の野村さん(=克也氏)がサブローに送らせなかった ことは「バレンタインの采配ミス」と評していましたが 僕も全く同じ思いでありました。 この逆転劇で奪った虎の子の「1点」を薮田→小林雅の 必勝リレーで締め、ロッテは実に31年ぶりのリーグ優勝を 達成しました。 ただ、薮田の投球が、全く定まっていないのを見たときは 「こりゃ、第3戦の再現かな」とも思ってしまいましたけどね。(^_^;) しかし、ロッテが優勝するんですねぇ。。。 つい15年ほど前には、日本シリーズのヒーローインタビューで 「ロッテよりも弱い」(by加藤哲)と論われ、 TVのお笑い番組では「ロッテと帝京高校では、 どちらが強いのか?」と揶揄された球団が、 リーグ優勝ですよ。 大したものです。 この「大したもの」を生み出したのは、ひとえに球団の 努力の賜物だと思うのですよね。 失敗には終わりましたが、広岡氏を招いてのGM制を 行なってみたり、ファンと一体となった球団経営を模索してみたり 今日の日に至るまでのロッテ球団の努力には、 本当に頭の下がる思いです。 しかし、これで終わりではありません。 パ・リーグチャンピオンとして、日本シリーズでは セ・リーグの優勝チームを破ってもらわなければならないのです。 激しい戦いで疲れ果ててはいるでしょうが、もう一度体調面 そして精神面を整えて、22日からの「絶対に負けられない戦い」に 臨んでもらいたいと思います。 千葉ロッテ 優勝おめでとう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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