僕が僕らしくあるために

マリナーズが長谷川投手の解雇を発表しました。

オリックスから米球界に渡って、９年も経つのですねぇ。
オリックスでの最終年度は、先発ローテーションからも外れ
日本シリーズ（'９５）でも敗戦処理で登板と、不本意な
シーズンを送ったように記憶しています。

その後、ポスティングシステムでエンゼルスに入団。
当初は先発投手としての起用を、本人も望んでいたようでしたが、
セットアッパーとして起用され始めると、一挙に花開き
メジャーでも屈指のセットアッパーとして活躍することと
なったのは御存知の通りです。

今回の解雇に伴い、日本球界からは数球団から復帰のラブコールが
送られているように報道されています。
（楽天・ヤクルト説、オリックス説、巨人説など・・・）

ただ、いくらメジャー選手とはいえ、今の日本球界のレベルだと
いかに長谷川といえども、先発ローテーションとしての地位を
獲得するのは至難の業のように思えます。
となると、米球界でのようなセットアッパーとしてか、
あわよくばクローザーとしての起用が考えられます。

楽天辺りですと投手陣の層が薄いですから、当然活躍のチャンスも
見えてくるとは思いますが、今更「投げることが目的」のような
場を、長谷川本人も望んでいないように思うのですが、
どうでしょうか？

前掲しました記事（巨人説の分です）によりますと、
本人の周辺からは「日本球界復帰も視野」となっていますし、
「新たなステータスのために」等となってきますと、
セの人気球団辺りへの入団を、模索しているようにも受け取れます。

ただ、実際問題としては、日本球界での長谷川の身分は、
たしかオリックスでの任意引退扱いになっていたと思いますので、
とりあえずは、オリックスの意向が反映されることになるものと
思われます。

僕としては、日本球界復帰よりも、日本人初のメジャーでの
投手コーチ就任を目指してもらいたいと思うのですが、
どうでしょうか？
長谷川の実績と語学力、そして野球理論を持ってすれば
ありえない話しではないと思うのですが・・・