二代目館長日記
金山博物館館長の日記413
館のまわりで自然観察2091
自由研究のタネ33
金にまつわるお話(情報)51
今頃のウェルカムボード193
「休館日」情報269
館のお知らせ137
ショップのぞいて…15
雑記帳あるいはmemorandum460
そらもよう187
リバーサイドパークの桜375
行き帰りにスケッチ39
身延線点描61
博物館の上空展示室76
館長OFF日の日記152
初代館長の思い出とともに41
このブログに関するメモ130
撮影の試み9
WEB みてみて・・・23
就任前のメモ(過去記事)37
関係図書2
下部川スケッチ48
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昔、特殊な(個人的にですが)状況下で、子どもたちのヘンな歌(替え歌)に接する時間がありました。耳にした歌の1つに、「とお~き やぁ~まにぃー ひがおっこてぇー やぁ~まが かぁーじにぃ なぁちゃぁったぁー」ってのがありました。 山が火事になったわけではなかったのですが、今夕に目にした夕焼けは、まったくそんな感じ、すごかったです。明日は晴れるかな・・・。
2022.11.24
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毎週月曜日に、町内にある福祉施設が運営するパン屋さんが来てくれます。この前のカボチャの日に買い求めた「かぼちゃプリン」なるおいしそうなパン、今日が消費期限となっていました。何だか食べるのもったいないと、時間を経過させていましたが、今日食べますヽ(^。^)丿
2022.11.02
山梨県立美術館では、現在、『縄文展』が開催されています。このほど、ちょっとのぞきにいってきました。 よく知っているのもあれば、初対面のものも・・・。県立美術館のゆったりした展示室に、これでもか、という感じに縄文エネルギーがあふれかえっていました。うちのめされました。われわれの、ずっとずっと古い大先輩たち。すごかったぁ!
2022.09.14
今日の日曜日は、休日をいただき、朝からよい天気になりましたので、畑作業をしました。そこで目にした野の花を2つ、取り上げてみます。 はじめは、マンジュシャゲ。というか、ヒガンバナです。もうすぐお彼岸になりますが、この山の畑の畔(くろ)には、開花したばかりのマンジュシャゲが見られたのです。もうそんな時期かな、って見た瞬間にはちょっとした驚きがありましたけど・・・。 また別な果樹園、モモの木を覆うほどにマルバルコウが繁茂してしまっていたのが見られました。しばらく寄りつかなかったので、管理不行き届きの証です。 ところでこのマルバルコウですが、調べてみるとヒルガオ科サトイモ属のつる性植物で、いろいろなものに絡まりながら3mにもなる・・・とありました(『ウィキペディア』の同項)。 またその花言葉は、「常に愛らしい」とされていますが、また別に「私はいそがしい」というのもあるそうで、私はいそがしいので、私の畑はこんなになっています、っていう感じだなあとヘンに納得してみました。 まあ、そういうほど忙しいんではなく、のろまさんなんだよね、実のところは。
2022.09.11
昨夜、笛吹市石和町にある研究所の一室で、山梨県考古学協会の第186回委員会が開かれました。この秋に諸事業等の内容が検討されました。 会議の終わりに、この会が編集発刊している研究紀要である『山梨県考古学協会誌』の第29号が配布されました。 それが、こちらです。その中で注目は・・・。 129ページからの1論考、わが湯之奥金山博物館の小松・伊藤両学芸員によるこれからの鉱山研究の方向性を示したものでありました。
2022.09.10
1月1日は元旦、3月3日は桃の節句、5月5日は端午の節句、7月7日が七夕、そして・・・、9月9日は重陽の節句。これぞ五節句。 昨夕から今日の午後まで慌ただしい思いがする時間がありました。今夜はまた大切な会議の仕切り役。そんなこんなで、菊花をめでることもなかったことを思いだし、夜の会議の帰り道、まだ開いていたスーパーで赤・黄・白の菊の花束をもとめて帰りました。こころのなかがほんわりめでたくなりました。
2022.09.09
甲府市北部の山間地域には、戦国の歴史を伝える砦や烽火台などの遺跡が、あまり知られることなく点在しています。そうしたものの1つに、開発の手がはいり、無残な姿になってしまいつつあるものが見られました。けっして元気とはいえない状況でありました。 あまり主張することの少ない遺跡たちですので、あたたかく見守ってやらないとならないので、この日は、10人余のメンバーで健康チェックにいきました。ちょっとかしこまっていうと、埋文パトロールでありました。 こちらは、山間地の中で、立木の伐採(皆伐)が行われ、原野化したところですが、皆伐のお陰(?!)で、平安時代から中~近世の遺物が確認された、新たな散布地で、再度の表面採取という手法の遺跡チェックに取り組みました。 実施組織から正式な成果公表が行われる前なので、あらあらのレポートであることをご了解のうえ、ご覧ください。
2022.07.16
所要もあって、雨のお昼前、山梨県立考古博物館にいってきました。考古博の正面玄関を見ていますが、正面の背後のお山には、山梨県下有数の前方後円墳である大丸山古墳が鎮座しています。でも木々の芽吹きがはじまったようで、そのシルエットは、つかみにくくなってきていました。 4月10日(日)までの日程(月曜は休館)で、現在「山梨の遺跡発掘展2022」が開催されています。 今回はこの展示がお目当て。最新の発掘調査成果などが、実物の資料とともに、写真や解説文などによって紹介されています(入場無料)。 このうちの、写真と解説文のパネルについては、いずれ湯之奥金山博物館でも紹介できるかと思われます。まあそのための偵察といったところですが、よくもまあ調査したな、すごいものが出てるなぁ、と感心しきりでありました。 おまけ情報ですが、県立考古博物館のエントランスホールの一角に、こんな考古資料のレプリカで構成された雛飾りが見られました。 そう言えば今日、4月3日ですが、山梨ではこの1月遅れでひな祭りをいわうところが多くありました。この日は、特に旧暦でも3月3日ということで、特別な味わいで鑑賞してきました。
2022.04.03
わが家スタイルの節分のようすを1つの画像にまとめました。 ところで、「きりざんしょう」ってどんなものだろう。次の図書館レファレンスのデータベースの記事が参考になりました。 https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000241365 あと「柊いわし」ですが、あいにくヒイラギがまにあわなくて、呪文を添えて割り箸さんに代行していただきました。この「柊いわし」については、ウィキペディアの解説が参考になりました。ちょっと引用しますと、「節分に魔除けとして使われる、柊の小枝と焼いた鰯の頭、あるいはそれを門口に挿したもの。西日本では、やいかがし(焼嗅)、やっかがし、やいくさし、やきさし、ともいう。」 あらら、わたしの家(地域かな)では、「やきっかがし」と言ってたきがする、うちは西日本文化があるのかなぁ・・・(違うと思いますが)。
2022.02.03
正月14日の晩は、道祖神祭。地域の公民館(左端)の前で受付。その向こう側に祀られている道祖神さんの前で手を合わせる姿が。そして、メインは右端に見える「どんど焼き」 この晩は、時折、北風が吹き抜ける状況だっため、いつもより小さな炎となっていましたが、それを地域の皆さんが囲み、まゆ玉団子を焼いていました。 道祖神祭のまゆ玉団子のビフォー・アフターです。 当地は、以前には、養蚕が盛んでした。養蚕の主役のカイコは、病気に弱いところがありましたが、難なくカイコから良質の繭がとれるよう、強い祈りがこの形になってきたものと思われます。 道祖神祭のどんど焼きの炭火の中で焼かれた団子を食べると、息災で過ごせるといわれてきました。さっそくに1つ、灰や炭になったところを取り除き、口に入れて、伝統の味をかみしめてみたところです。
2022.01.14
考古学は、地道に、じっくり時間をかけ、実際の資料をよく見て、熟考することで、時代のかたなの人々の姿と実直に向き合う学問(うん、5Gだな、あっそれ以上かも・・・)。 てなことで、11月13日に開催された 遺跡の見学会に出向きました。場所は、北杜市須玉町の一道下遺跡。ほ場整備事業にともなう平安時代集落跡を基本とするものの調査成果の公開でありました。 事前に、山梨県考古学協会を通じて、主催者の北杜市教育委員会さんの情報をいただいていたので、博物館勤務日を調整していただいての説明会参加となりました。 遺跡はたいへん広く、はるか南の方には富士山の姿をみとめるところでした。 まだ調査継続中で、そのための養生シートがかけられたところも広がっていました。北側のかたなには、八ヶ岳が望めました。 西方には、甲斐駒ヶ岳から鳳凰三山が並び立っていました。 東には、茅が岳です。 遺跡の事務所前では、仮設テントの下で、出土品の一部の公開もあり、ご参集の皆さんの熱い視線が注がれていました。 今回は、お山ばかりを気にとめていましたが、そうした環境で、平安時代の集落は、どんな日々をおくっていたのか、いささか考えるところがありました。よい時間を得ることができて、関係の皆さまに感謝です。(初回投稿:2021年11月14日0時47分 修正投稿:11月14日08時34分)
2021.11.14
(画像出典:NHK_Gtv) けっこう揺れました。長く揺れていました。 テレビをつけると、最大震度5強、だそうでした。甲府では震度3と出ていましたが、当地では、体感で震度4くらい。地盤の関係などで、地点ごとに揺れが違うんだろうな。みなさんのところでは、だいじょうぶでしたか。(初期投稿:2021年10月7日23時21分 修正投稿:10月8日20時34分)
2021.10.07
今日(2021年10月3日)は、天気もよく、たんたんとoffの日のことを進めていたのですが、お昼になって、ふと午後からの「身延町歴史講座」にうかがうことに・・・。昼食も先送りで、あわてて出かけました。そう、SNS上の情報で、「当日の受付も可」というのが目に入ったからです。 13時15分、会場の身延町総合文化会館のホールにすべり込みました。講座の内容ですが、歴史作家の江宮隆之氏による「裏切り者でなかった穴山梅雪の真実」というものでありました。 お話しの中で、落語「目黒のサンマ」を枕に伏線として登場させ、15時ちょうどに話終わるタイミングの最後で、再び「目黒のサンマ」に結びつける巧妙な語りで、また当館の館長講座の中でも取り上げた於都摩さんのことなんかも出てきたりして、うーんとためになりました。 会場には、町内外から約150名ちかくの方の、あつい眼差し・聞き耳があふれていました。コロナ明け・・・ですね。でも、こころしてリバウンドに結びつかないよう、結びつけないよう、しっかりした配慮があったうえでのことでした。
2021.10.03
21時過ぎ、日中は晴れてたのに夕方から曇り空に。特別な天体ショー、みんなとても楽しみにしてたのに、雲の中。あきらめムードだけど、あきらめきれない。ぼんやりと月が見えそうになったので、カメラをもち、庭に出ました。 手ブレおこしてますが、21時04分ごろの半影を撮ることができました。そう、もう皆既月食は、過ぎてしまっていたのです。 月食が完了した22時過ぎ。まあるいお月さまです。そしてしばらく、お月さまの姿は、闇の中に消え、その行方はようとして知れない・・・。
2021.05.26
東の空に月が上がりました。きれいな月ではありますが、雲がかかっていました。(この写真は、2枚の写真を合成しています) 1枚目より、もうちょっと雲がとれたらいいなぁ、と、カメラを構えていたところ、意に反し、だんだん雲が増えてきました。 その後しばらくして、いちばん雲がうすくなった瞬間に撮ったのがこちら。ほぼまんまるお月さま。旧暦4月14日で、14番目の月でした。 明日は、満月。しかも、スーパームーン。しかもしかも、皆既月食。見られるかしら・・・、お天気心配。
2021.05.25
この3月1日に、ちょっとうっかりしたことから、この子は甲斐大島駅から富士駅まで一人旅をしてくれました。そして今日、富士駅まで迎えに行ってきました。 一時的に行方知れずになり、あわてましたが、関係の皆さまのご配慮により、こうして無事に戻ってくることが出来ました。この子ともども、あつく感謝申し上げます。ありがとうございました。
2021.03.03
だから、お昼はお雑煮・・・。またまた、おめでとう!
2021.02.12
今日の雪、自宅の庭のロウバイの木にも降り積もりました。咲いた花が震えているようでした。
2021.01.12
わが家の庭のロウバイに、少し前から花が咲いてきています。黄金色の花びら、今年最後のお日さまの光で輝いていました。 まもなく2020年も終わりとなります。たいへんな年になりました。ついては、新しくやって来る年が、その分まで、思いっきりよい年になりますように祈りたいと思います。 どなたさまも、どうぞ よい年をお迎えください。
2020.12.31
こちらは昨日(2020年12月7日)のわが家に届いた朝日新聞の一面、はやぶさ2のカプセルが、オーストラリアの砂漠まで帰還したことを報じていました。そのカプセルですが、今日、相模原市のJAXA宇宙科学研究所まで、無事もどってきたことが、様々に報道されていました。 ずっと年間200億円ほどの予算で進めてきたけど、このところは、160億円に絞られてきているそうですが、それではわが国の将来は厳しいのかな、と心配です。 いっぽうで、コロナ禍のリカバリーなどのために、70兆円超のお金が・・・といった報道もありました。ちっちゃなマスクより、はやぶさの夢がいいな。
2020.12.08
今日は、やはたいぬ君ちのバスに乗って、研修に出かけました。 2次元のやはたいぬ君がついてるバスなんです。 こちらは、この研修のための資料の一部ですが、あの図書館を出発して、あの神社にいってから、あのミュージアムまで、ぐるっと水晶利用の歴史を学んできたのでした。 ちなみに、今回の記事の1つめの写真は、県庁の中庭での撮影、あのミュージアムを利用するについて、特別なご配慮をいただいたようです。感謝。
2020.11.19
今日(2020年10月24日)のジュウガツザクラです。 といっても、いつもの下部リバーサイドパークのジュウガツザクラではありません。 自宅から車で5分くらいのところにある、県の施設の前の通りに面したジュウガツザクラが咲いているのを見てきたのでありました。サクラの花の向こう側に見える旗の掲揚ポールに山梨県旗がひるがえっているのがおわかりになりますでしょう。 施設の名称は、ゆめソーラー館やまなし であります。周辺に広がるメガソーラー発電所の事業紹介や最近では太陽光発電エネルギーの蓄電技術などに取り組むようすなどもガダンスしているのです。 ジュウガツザクラは、10数株植栽されいて、一番賑やかなのはこんな感じになっています。
2020.10.24
今日は久々に日が出て来ました。でも、台風14号の影響による雨、人も自然もしっとり濡れましたね。 そんな中、わが家の窓から見た光景です。刈り取りが終わった水田に、3羽のダイサギの姿が見られました。 稲架かけされた稲束の上で休む そのうちの1羽のくちばしの先にご注目ください。雨のしずくが大きく膨らんでいます。ジッと耐え、試練の時ですね。
2020.10.11
今日(2020年9月20日)の館長講座の中でも、ちょっとだけ脱線気味にふれたことですが、昨日(9月19日)、富士市立博物館・富士山かぐや姫ミュージアムにおいて、ある研究イベントがありました。 それは、「甲斐型土器」をめぐる研究会で、平安時代に甲斐地域(山梨)に独自に展開した土器が、国の範囲を超えて見られるようになってきた、そこにどんな認識がもたれるのか、意見交換でありました。 特に甲斐型土器が濃密に存在する甲府盆地周辺と、隣接の富士市・富士宮市に多く注目されるものがある、となれば、両者を結ぶ峡南地域の平安時代のありようは、大いに気になるところなります。 今後の展開に熱い視線がおくられる研究イベントでありました。 (機会を与えてくださった原先生、ありがとうございました。)
2020.09.20
このチラシは、台風10号とは直接結びつくものではありません。話の枕です。昨日、博物館応援団(Au会)の会員でよく博物館をご支援くださるM坂さんが来館された折にいただいたものです。 M坂さんとは、田んぼの仕事などの話で盛り上がることが多くて、そんな関係から、気を遣ってくださったのです。 ここで、重要なのは、イネの刈り取りのタイミングで、こんな風に実が熟してきた時がいいんだよ~、ということなんですが、下の方に重要事項が赤字で示されていました。 曰く「収穫7~10日前までは落水しないように注意」 あれっ、うちの田んぼはどうかな・・・。 今日(2020年9月8日)のお昼前、田んぼの水見をあわててしたところ、水が入っていない状態。やばい。 その原因は、台風10号がもたらした雨にありました。川が増水し、取水口の前の堰き止めが流失してしまっていたのです。 近年、河床が下がってしまい、せき止めないと取水ができない状態になっているのですが、その堰き止めの石積みや土のう積みが流れてしまって、水がほとんど入らなくなっていたのです。 1時間ほどかけて、ご覧のように暫定措置をとったところ、取水復活。以上、こんなところに影響が・・・でした。
2020.09.08
皆さま、残暑お見舞い申し上げます。 今日は、8月7日。暦をみると「立秋」とありました。 昨日までは、暑中見舞いだったけど、今日からは残暑見舞いだな、そんな想いで暦の情報をながめました。 写真は、ケヤキの幹についていた、おそらくアブラゼミと見られるものの抜け殻です。前々回のオオウバユリに似て、長く下積み(幼虫)の時間を目立たずひっそり過ごし、パッと世に出たときの残影と言えます。撮影は昨日の暑いお昼前の時間。場所は、自宅近くの甲斐風土記の丘の公園内、周溝墓広場の一角にて。 今日の午前、やはりめまいがしそうな暑さの中で、史跡散策のTV取材が予定されていて、昨日の同じ時間帯に下見をしたときに見かけたセミの抜け殻でありました。残暑見舞いの言葉に添えるのに絵としていいかな・・・。
2020.08.07
下部リバーサイドパークの全図です。まだ基本的な平面図ができただけで、これに必要なテキストデータやその他情報を付け加えていくことになります。遅れにおくれて、ここまでこぎ着けました。もう少しとばしていかなければ・・・。
2020.07.07
1,116点の土偶を核にした5,599点からなる中部高地の縄文文化にかかる重要文化財の資料のうち、主要なものたちが、グググッとせまってきました。(初回投稿:2020年6月22日9時14分 カテゴリ修正:7月15日4時28分)
2020.06.21
今日、6月21日は、釈迦堂遺跡博物館のリニューアルオープンの日でした。一般公開は13時から。でも今日は、いろいろあって16時30分の入館締切の5分前の滑り込みとなりました。 今日行くことができて、よかった・・・。
自宅近くに、米倉山メガソーラー発電所というのがあります。その敷地内のビジター向けガイダンス施設の前あたりに、街路樹のように、ジュウガツザクラの木が植栽されていて、いままたにぎやかに花を咲かせています。 八重咲きの白い花ですが、やはり開花後の時間が経過すると、淡いピンクに変わっていきます。つぼみもたくさんあります。
2020.03.13
静岡県富士市の市立博物館 “かぐや姫ミュージアム” の企画展を楽しみました。企画展の題名は「東海の軍を発す」で、伝法 東平1号墳で出土した『ヒミツの武器』を糸口にして、ちょっと広く山梨まで含めた、富士市博周辺の古墳時代社会を見つめたものとなっていました。 こちらは、企画展の展示の一部で、山梨県笛吹市春日居町にあった平林2号墳の出土品です。これらは奥に見えるガラス玉類などを除き、金を使った装身具などとなっています。 またこちらは、山梨県甲斐市にあった竜王2号墳から出土した馬具の留め金の一種ですが、やはり金で装飾されています。 こうした金をたいへんよく使った文化、その奥行きがじっくりと確かめられるもので、たいへん参考になりました。
2020.03.01
第41回山梨県考古学協会定期総会が、山梨学院大学を会場に開催されました。多岐にわたる報告や計画についての事務局提案が審議され、了承されて、新年度が本格スタートとなりました。 定期総会終了後は、記念講演会。上の写真でご覧のような講演内容でありました。 講師の三舟先生は、文献(日本古代史)をベースに、考古学の分野に造形が深く、現在のお勤め先の関係から、古代の食文化の復元にもせまっておられ、そうした中からの具体性に富んだ、たいへん興味深く参考になるお話しを伺うことができました。
2020.02.16
甲府市酒折の山梨学院大学で、県内全体をカバーする考古学研究を目指す人たちの団体の年次総会と、その後に記念講演会が開かれます。 もうすぐ13時から総会。14時30分から講演会ですよ。
昨日(2020年2月9日)の午後、山梨郷土研究会の年次総会が、甲府・岡島ローヤル会館において開かれました。山梨郷土研究会は、80年の歴史を有する学術団体です。 写真は、総会記念講演の場面ですが、その後の情報交換の場をふくめ、さまざまな有益情報に接することができました。
2020.02.10
ご案内が遅れておりました。ごめんなさい。 第4回となる「いでさんぽ」というイベントですが、館長講座のアウトドア版として、博物館周辺に飛び出すもの。今回は、南部町の内船にお出かけしましょう。 目下、資料作りの大詰めですが、ご覧のように表紙はできたものの、進捗率はまだまだ・・・。がんばらねば(T-T)。 基本的には、博物館まで事前のご連絡をいただきたいのですが、急に身延線に乗りたくなった、ということで電車内合流もOKです。ご参加お待ちしてます。 なお、所要の電車賃は、ご参加の皆さまの個人負担となります。ちなみに、下部温泉駅から内船駅までは、片道330円となります。 なおなお、コース上に「南部の湯」がありますが、入浴を内容とするものではありません。あしからず(現地解散して、お風呂につかる手もあるかも・・・)。 それから、それから。当日は、旧暦の元旦です。内船八幡神社へのお参りは、旧の初詣になります。お賽銭は、各自ご用意ください(必要な場合のみ)。(初期投稿:2020年1月23日23時45分、修正投稿:1月24日0時9分)
2020.01.23
いま、長野県立歴史館では、縄文時代の「土偶」に関する興味深い特別展が開催されていて、山梨の資料もたくさん紹介されています(2月2日まで、月曜休館)。 この特別展示にあわせた土偶のシンポジウム等が、この土日に行われたので、行きたいなと思っていたのですが、なかなか時間が・・・。という状況の中、突然に思い立って、昨日足をのばしました。 1つめの写真は、博物館内のホールで行われたシンポのようすです。 シンポを聞いて、耳を肥やした後、実際の展示を鑑賞させていただきました。内容的にすばらしいものでしたが、加えて撮影okがとても快く思われました。
2020.01.20
近々、当館の『博物館だより』の第90号が刊行されます。お正月気分で、ちょっとサボっていたら原稿締切をうっかりして、館長の記事だけが空白のまま、初校が上がってしまい、おおあわて、原稿を整えて、印刷所にメールしました。 そして、夕方に校正が送られてきました。今日はoffの日でしたが、そんなこと言っていられません。博物館スタッフと連絡を取り合いながら、自宅で校正を完了した次第です。 その際、博物館スタッフから、タイトル何かへんじゃありませんか、という電話がありました。 う~ん、ヘンだね。仮置きのタイトルで後で仕上がりを見て直そうとしていたのをまたまたうっかりしていたのです。でもね。案外いいかも。このヘン加減で、「何だこの記事は・・・!」って、読んでくださる方がきっといらっしゃるはず。最後まで読んでみて、ああ、なるほどそういうことか、と思っていただけたら幸いです。
2020.01.14
昨日は、offの日。近くの畑に出て、そこのウメ畑見たら、つぼみがいっぱいにふくらんでいて、さらによく見ると、花も開いていました。ウメ一輪・・・。
2020.01.13
JR身延線甲斐大島駅の近く、大島の集落のお山飾りです。この1月5日には、すでにこんな飾りに出来上がって、新春の風を受けていました。 上部の弓矢の部分です。 中心の、ヤナギが枝垂れるような飾りです。 下から見上げると、青空に色とりどりの花飾りが映えて、いちだんと華やか、きれいでした。
2020.01.11
JR身延線の内船駅前です。この画面の左手上方に写るのは、毎年、山梨で一番早い開花がテレビなどでとりあげられてきている寒桜です。 昨日、今年のようすをのぞきに行ってみました。そしたらどうでしょう・・・。 咲いていました。 ほら、もう立派に「開花宣言」状態です。
2020.01.06
2019.12.14
若狭国(いまの福井県)に鯖街道という歴史の道があって、その宿場町を訪ねました。街道の宿場ですから、歴史的な町並みがあって、それが保存されている状況を堪能してきたのです。 重伝建として、いっていの整備も行われています。文化財としての活用のスタイルに接することができました。
世界文化遺産の富士山、2013年7月にユネスコによる登録が実現しました。しかし、それで終わりではなく、富士山の学術的な価値の証明を高めていく努力は継続して求められています。 最初の写真は、登録の翌年の秋に新道峠から撮影した富士山の河口湖です。この河口湖にぽっかり浮かぶ島があることをご存知かと思います。この島は、富士山の学術的価値と結び付く重要な島です。 本日、県が進める富士山総合学術調査研究の一環として、鵜ノ島の現地調査が行われました。 午前9時過ぎ、島に渡りました。 到着直後のミーティングの光景です。調査目的や段取りの確認をした後、限られた時間を有効に使っての調査が進められました。 この秋のたびかさなる台風などがもたらした大雨のため、湖の水位はかなり上昇中で、水面下となった湖畔の調査は、長靴着用でありました。 石組みによる炭焼き遺構も確認されました(画面中央付近)。 太陽がだいぶ西の空によった頃、再び船で鵜ノ島を後にしました。いくつもの成果や新たな課題をいっしょに乗せ、船は水しぶきを上げつつ島を離れました。〈了〉
2019.12.05
先日、とあるあらたまった膳を目にすることがありました。膳を供された向きとは反対から見ていますが、手前のお膳の真ん中のお作りにご注目・・・。 食べられる金箔がのっていて、豪華な雰囲気を高めていました。 ちなみに、このお料理につかわれる金箔ですが、わが金山博物館のミュージアムショップにも、お手頃価格にてのご用意があります。参考までに・・・。
2019.12.01
今日の午後、笛吹市石和町にある文化財研究所で、富士山をめぐる遺跡等の文化遺産にかかる調査研究の会議がありました。 会議出席途中、笛吹ラインを進行中に、小雨の中、送電線鉄塔(天竜南線37号)の建て替え工事が進められている状況を目にしました。 足場の悪い高所で、しかも冷たい雨がしょぼつく中でのお仕事です。ほんとにたいへんなお仕事だな、と痛感しました。 とっさのことだったので、画像はブレブレでボケボケです。ちなみに、ずっと向こうに見えているお山は、八ヶ岳の中の編笠山(2523.9)です。 反対の車窓に目を向けると、改築された天竜南線38号鉄塔に送電線を取り付ける作業を実行中の作業員の方の姿が数人、見えました。37号鉄塔での作業場所の高さよりも倍くらいの高所でした。十分にご安全にと心から念じつつ、その先を急いだのでありました。 なお、天竜南線は、37号と38号の間で笛吹川を渡河しますが、その場合の亘長は、400m超です。この両者の間を渡すのもたいへんだろうな。
2019.11.28
先日のOFFの日に、みさか桃源郷公園につづいて「金川の森」公園の中のサクラパークに出かけて見てきた「ジュウガツザクラ」です。 八重咲きといえるかどうかくらいのやさしい咲き方をしていました。 花も柄が長くて、シダレザクラみたいな感じでした。 色も濃いめ、つぼみなんかほとんど赤です。 木の根元には「ジュウガツザクラ」のプレートが置かれていましたが、密かに別な品種ではないかと思ってしまいました。
2019.11.23
ジュウガツザクラのお仲間を探しに、笛吹市御坂町の「みさか桃源郷公園」に出かけました。少し赤味の強い八重咲きでした。 いっぱい咲いていました。 うっとり。 ここには、見上げるような今咲く桜の木が8本ありました。見えているは、そのうちの4本です。 もっとも、こちらの公園の桜には、「冬桜」のネームプレートが出ていました。(初回投稿:11月21日17時26分 加筆修正投稿:11月22日12時50分)
2019.11.21
今日は山梨郷土研究会の「現地で学ぶ」というシリーズ企画の第18回として「七覚山円楽寺」を訪ねて、ふか~く、たくさ~ん 学びました。1点目の写真は、円楽寺さんのご本堂です。甲府市右左口町にある真言宗の古刹です。 このお寺さんは、富士山の信仰に深くかかわりをもちますが、ご本堂にお奉りされている役行者像は、県指定文化財で、富士山二合目に動座してきた歴史があったことなど、興奮する内容がたくさんありました。 円楽寺さんの近くに鎮座まします五社権現さんも、強い関連があることからいっしょに訪ねました。 すごいです。五間社流造。あっかん・・・。
2019.11.17
毎週月曜日(ただし祝日をのぞく)に、博物館にパン屋さんが来てくれます。このまえの月曜日にゲットしたパンがこれ。「季節限定」の文字と、イチジクにひかれて買い求めましたが、だいじに最後までとっておいたのです。消費期限を見ると、今日まででした。 そこで、あわてていだきました。でも、どんなパンなのか、記録しておこうと、半分に切って写真にしておきました。たっぷりのクリームチーズに加工されたイチジクがはいっていて、おいしゅうございました。たんなるメモです。(初期投稿:10月9日23:45 修正投稿:10月10日9時00分)
2019.10.09
こちらは今日(10月1日)の午後、山梨県立考古博物館の正面玄関前のようすでありました。考古博物館が1982年の開館以来、年に1度開催されている特別展のオープニングがあって、招待状をいただいておりましたので、お邪魔してきましたが、そのようすをご紹介いたします。 オープニング式典の開始時刻ギリギリに滑り込んだところ、演台の前に案内されてしまいました。そこからの200度パノラマビューです。 セレモニーのハイライトは、このテープカット。地元小学校の児童代表もハサミを入れるかたち、とてもオープンなオープニングだと感じられました。 式典の後は、特別展『縄文文化の頂点』の内覧となりました。明日から一般公開となるのに先だって、招待者の皆さんが展示をじっくり拝見ということでありました。 山梨の縄文文化は、長野県のそれとあわせ、昨年、日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」となっています。そうした縄文文化への関心の高まりについて、1つの形として見ていくことが可能になったものといえそうです。 どうぞ皆さまも、11月24日までの会期中(ただし原則として月曜休館)にぜひご覧になってみては、とお勧めいたします。
2019.10.01