|
カテゴリ:道具
私が猟のために選んだダイハツのデッキバン。
まあ選んだと言っても某ユリウスさんがHPでお奨めと紹介されていたのを見て、こんな車があるのかと始めて知ったのが4年前。実際にはほとんど検討することなく、良いと思った中古の出物を見つけ衝動買いしたのですが、3シーズン乗って今はデッキバンにして正解だったと思えます。 なのに某ジビエさんから中途半端な感じがして魅力がわからないと...。 ということで今回はデッキバンの魅力を語ってみましょう(個人の感想です)。 1.スピードが出ない とにかく遅いです。高速では乗用の軽自動車に抜かれまくります。 2.坂を上らない 普通に走っていて少しきつい坂道では3速でも登りません。 まぁ1と2は別にデッキバンだからというわけではなく、過給機無しの軽商用車はたぶん同じようなものでしょう。デッキバンのベース車であるカーゴにはターボ仕様があるので、ダイハツさんにはターボデッキバンもラインナップしてほしいですよね。Hi-Lo切り替え付きで。 こんな車に乗ると無理にトばさず安全運転に徹することができます(個人差があります)。 3.トラックに比べて回転半径が大きい デッキバンを乗ってから知ったのですが、デッキバンのベース車であるカーゴとトラックではなぜかタイヤの配置が異なっていて、カーゴ(=デッキバン)の方がホイールベースが長く回転半径が大きいのです。山の中では回転半径が小さい方が有利です。同じメーカーの商用車なのになんで同じじゃないのでしょうか? このため無理をして知らない細道を奥まで入り込もうという気がおきません(個人差があります)。 4.荷台用のフックが無い カーゴベースだからかデッキバンには荷台周囲のフックがありません。カバーのオプションも用意されていません。 気持ちいいぐらいの割り切りですね(不便とも言います)。 5.ちゃんとフネが積める 中途半端に見える荷台ですが、ちょうど140サイズのプラ船が積めます。鹿はわかりませんが、猪だったら十分な大きさです。 獲物を室内に入れずに運べるだけでなく、猟の帰りに肉の分け前を荷台に積んでおけば、室内の暖房をきかせても全く影響がなく持ち帰ることができます。 6.荷物もたくさん積めます 私の場合、銃や装弾、刃物以外の荷物は車に積みっぱなしにしています。それだけでなく猟の行き帰りには狩猟用のベストや上着を天井から掛けておけます。いやぁ広いっていいなぁ。 そして最後に軽トラではマネできない最大のポイント 7.シートがここまで倒れます 私の場合、猟の帰りに時々眠くなるのでSAやPAに寄って居眠りをすることがあります。そんな時これは助かりますね。 ということでデッキバンの良さは、猟で役立つ十分な機能が軽自動車という限られたサイズに目いっぱい詰め込まれていることなのだと思います。中途半端と思える様で、それぞれが必要最低限備わっている様に思えますね。 でもよくよく考えると猟場まで少し距離がある方にベストな選択がデッキバンなのかもしれません。近い猟場があれば普通の軽トラでも十分なのかも(個人差があります)。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[道具] カテゴリの最新記事
|