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カテゴリ:楽しかったお店・利き酒会
今日はとてもいいお天気でしたが、気分が晴れず。
今日、明日と立て続けにいただいていた友人からのお誘いは両方とも遠慮させてもらいました。 次の週末もちょっとお楽しみがあるので、それまで頑張ってやっていきたいと思っています。 ●素敵な御縁をいただいたお店 先週末はうちの『2人の記念日』だったので、小旅行を企画。 1泊2日でゆっくり楽しめるところがご希望だったので、車で1時間ちょっとの佐賀市内へ。 私の子供のころから思い入れがあったお店におうかがいすることにしました。 佐賀市の佐賀神社の近くにある『やきとり あぶさん』。 ちょっと年配の野球好きの方や地元の方にはきっと有名な、元プロ野球選手がご主人さんとして焼き場に立っておられるお店です。 その方の名は『永淵洋三』さん。 1968年に近鉄バファローズに入団し、日本ハムファイターズに移籍後、私が生まれた1979年に引退されています。 12年で1150試合に出場され、962安打、109本塁打を記録し、2年目の1969年には首位打者のタイトルを獲得されています。 ここまでが数字だけで見た記録。 数字を読み込んでいくと、首位打者は現在、日曜日の朝に“喝!”とお元気な『張本勲』さんの4年連続首位打者獲得の3回目(通算で4度目)と同率での獲得。 そして出場試合数には上に書いたのとは別に、“投手”として12試合に出場しています。 日本プロ野球の創設期ならともかく入団した年は、ジャイアンツV9の4年目。 すでに作戦面などで現在の野球の原型ができているころだと思っています。 それなら現在のファイターズの『大谷』選手のほうがすごい!と思うでしょう。 たしかに大谷投手はすごい、ものすごいです。 しかし永淵さんの“二刀流”は、たとえば『代打→リリーフ→ライト』とか『ライトでスタメン→左打者へのワンポイントリリーフ→またライト』というように1試合中に“二刀流”(外野守備も含めれば三刀流!)。 以前、オールスターで故仰木パリーグ監督が人気絶頂で強肩だった『イチロー』選手をライトから呼び登板させた場面。 ライトから颯爽と走ってマウンドに登る姿がとてもかっこよかったことを記憶しています(勝負はどうであれ…)。 それが公式戦、しかもルーキーの選手がやっていたということに驚きです。 そんな選手として個性的な永淵さんですが、入団に至るまでからすでに伝説。 『社会人野球の東芝当時の月給が3万円に対し飲み屋に20万円のツケがあり、返済のアテもなく契約金で返済するしかないと考えていた・・・(ウィキペディアより)』 驚愕です・・・。 また入団してからも、『毎日試合後に飲みに出かけては、二日酔いで試合に出場することも多く、酒量も20代の頃には一晩に一升をあけるほどであった。試合中にグラウンドに吐きながら守っていて線審の田川豊に注意された・・・』 いや・・・もう・・・。 小学生のころ、父に買ってもらった本でそんなエピソードを知って以来、その最後に『現在は佐賀市内で飲食店を開いている。』という文言が頭にずっと残っておりました。 それから中高野球でさっぱり野球の能力がないことに気づき、お酒は好きだけど一升なんてとてもとても。 つまり私のなかで野球、お酒の両面で超人的な人、それが『永淵洋三』さん。 そんなすごい逸話が残るご主人。 きっと“サムライ”のような眼力と佇まいをしているに違いない、と一人では怖いので(?)『戸主さま』と一緒に行くことにしました。 そして最高の時間を過ごさせていただくことになります。 続きはまた明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年04月21日 23時58分22秒
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