|
|
|
|
| HOME | Diary | Profile | Auction | BBS | Bookmarks | Shopping List |
|
│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く |
実は去年暮れに観た映画「ザ・コーポレーション」を
今頃レビューしてみる。 うーん… 僕が学生時代に観たら「ブラボー!」と拍手喝采を送って いたことだろうな。 なんせ、あの頃の僕といえば、円高にまかせての東南 アジアへの日系企業進出を「経済侵略」的な目でしか殆ど 見ておらず、国際経済構造は植民地時代からの既得権益 温存のための搾取構造に他ならないと見ていたのだから。 勿論その見方は間違ってはいない。 いや、むしろ正しい。が、全体の一部しか見ていない。 要するに立体的なものを、ある一方向から見た形をもって 「だからこうだ」と断言していたようなものだ。 はっきり言って「ザ・コーポレーション」はまさにその ある一方向からのみ見た場合の「コーポレーション=企業」 を描いている。 いわば肥満体のアメリカ人ばかり寄せ集めて「だから アメリカ人は太っている」と言っているようなものだ。 スリムなアメリカ人もいれば、貧困で栄養失調のアメリカ人も、 マッチョなアメリカ人もいるのに…。 しかし、もしそれが隠蔽されているとしたら? いや、単に太っているだけでなく、環境を破壊し、あなたの生活を いずれ脅かすことに加担していたとしたら? 間違いなく広く一般に知らしめなければならないだろう。 この映画の評価されるべき第一の点はここだ。 企業とは器であり、ツール。NPOもツール、包丁もツール… 要は使いようではあるのだが、企業に限らず組織そのものの 肥大化による「人間性の埋没」を鋭く指摘していた点も、僕は 評価したい。 一番分かりやすいのが、本来人の幸せのためにあるはずの 宗教が「宗派」となり団体となった場合の哀れな末路だろう。 いつしか「人のための宗教」が「宗派のための人」になって しまい、そのために争い、尊い人命を失うという愚行が歴史上 なんと多いことか。 更に、財力=権力であるということ。 創立当時の理念はどんなに立派であっても、巨大な組織に なってゆくに従って邪悪な想念が入り込んでくるのは企業の 場合も宗教の場合と同じであるが、世界大戦に企業がどれほど 貢献していたのかを知っておくことは、21世紀の社会人として 必要だと思う。 何よりも、この映画を見ることによって自覚せざるを得ないのが、 世の中は常にこういった財力・権力のある者によって我々の ライフスタイル・常識・思考すらカンタンに操作されていると いう歴然たる事実だ。 他者によって作られ、与えられた価値観・ライフスタイルに よって果たして生きることの満足感、究極の心の安らぎを得る ことができるだろうか? 近年日本でも確実に増え続けている異常な事件の数々。 それは、誰しもが生まれ持ってきている一番大切な「自分」を いつしか忘れてしまい、外側から与えられたものに自分を投影 してしまっているゆえの悲劇ではないだろうか。 今の、見栄えは良いが本来の味がしなくなった野菜のような 現代社会、マスメディアでは決して知りえない実状を目の当たり に出来るという意味では万人にお薦めではあるが、特に若い人に 見て欲しい映画の一本である。 ・・・と、いつしかカタくなっちゃったけどさぁ~~~(^0^; 実はチケット1枚手元に残ってるんだよね。。 で、どなたか鑑賞ご希望される方に差し上げます! 早い者勝ち!! (ただし僕と面識のある方のみとさせてくださいね!)
見たい映画です。マイケルムーア監督なんですね・・・彼の映画はアメリカの裏社会を如実に表現しますものね・・・
貧困で栄養失調のアメリカ人もいるんですか?? 白人以外のアメリカ人で? マスコミや新聞に情報操作されていることに気付いていない人は多いでしょうね。事実は自分の目で見るまで正直分かりませんものね・・・(2006.02.22 10:29:28)
ウルヴォイ彩佳さん
>マイケルムーア監督なんですね・・・ いえ、彼も出演はしていますが、監督ではないのですよ。 >貧困で栄養失調のアメリカ人もいるんですか?? >白人以外のアメリカ人で? それはもう!バルチモアの近くだったかなあ?列車の窓から見た線路脇のスラムは、ひどかったですね。 僕がいた頃、住んでいたピッツバーグでもたまに行くNYCでも一体何人の物乞いにあったことか。。 あ、栄養失調とは言っても痩せ細っているわけではありませんよ。そういう意味で日本にだって間違ったダイエットによる「自発的栄養失調者」は相当な数に昇るのではないでしょうか…? >マスコミや新聞に情報操作されていることに気付いていない人は多いでしょうね。事実は自分の目で見るまで正直分かりませんものね・・・ そうですよね。そして、また「何故マスメディアがこれを報道するのか?」と考える訓練もしないと、益々洗脳されちゃうコワイ社会です。 報道されるべきもの-すなわち一般市民が知るべきもの-なのに報道されないことのほうが、日々報道されていることよりもずっと多いと思います。(2006.02.22 17:36:46)
たま ♪さん
>あら、近所だ・・・。 >これは行かなくっちゃ!ってこと? そりゃそうでしょ!笑 >でもこの監督高圧的過ぎて、あんまり好きじゃないんだよな~。 ムーアさん? 意図的にそうしているのか、挑発的ではありますね。 でも彼じゃないよ。 >体調はいかが? 絶好調!(^^)v(2006.02.22 17:45:04)
│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |