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テーマ:アフリカあれこれ(62)
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先ほど、今ギニアにいるわが太鼓師匠と電話で話しました。 現在、日本外務省のホームページ上の危険情報ではギニア全土が危険度 最高の「退避を勧告します」となっています。 それは「2月9日に新首相の任命の発表が行われたことをきっかけに、この 人事に反発する一般市民によるデモ・略奪が発生して20人以上が死亡した ほか、12日には、再開されたゼネスト参加者と治安部隊との衝突などにより、 11人が死亡するなど、治安情勢は悪化して」いるためです。 それにも拘らず、現在現地での太鼓のワークショップが目白押しで、日本人が 続々とギニアに入国しており、外務省も苦慮しているとのニュースも報じられて います。 そんな状況で、多少心配しながら師匠と話したのですが、彼曰く「大丈夫、 大丈夫、こちらは安全。日本大使館は何も知らず、大げさなんだ。」 要するに、軍が治安を維持するために略奪等悪事を行う暴徒に対し発砲して いるにすぎず、夜間外出禁止令も出ているように、夜間に外出さえしなければ 日中は普段と変わらないようです。 この差は一体何なのでしょうか?
赴いていたとき僕も感じていたことなのですが、確かに現地にいると、日本での 交通事故や殺人事件、或いは地震等自然災害と同じように、「ああ、あそこで そんな事件が起こったのか」くらいにしか思わなくなってしまうのです。 麻痺する というか、適応するというか、近所で銃撃戦があっても、車輌が強奪されても、 「そんなものだ」と思うようになっていたものでした。 ですから、外から見たら危険極まりなくても、現地の人から見たらそれほどでも ないという認識のギャップが生じてしまうのだと思うのです。 それゆえに、わが師匠もギニアに来る日本人の安全を100%守れるものと確信 しての上記の発言だったのでしょう。
行くのも問題だと思います。 難しいところですね。 いずれにせよ、今回延期またはキャンセルした人は賢明な判断をしたと 思いますし、既にギニア入りした人たちには、本当に無事気持ちよくWSを 終えて、帰国されることを願います。
欠如から来ています。そして、そういった「自分さえ良ければよい」という思いは まずは衣食住満たされない限り、なかなか克服できるものではありません。 すなわち、アフリカ大陸全土を駆逐する貧困という名の病。 ヨーロッパ人が来る前、アフリカ大陸は豊かな大地でした。それが奴隷制度、 植民地政策、それを継承する現在の世界経済構造・グローバリゼーションに より、隷属的地位に貶められてしまっています。 アフリカの目に見える形の貧困は、日欧米等「先進国」と呼ばれる国々に 住む我々の「精神の貧困」が顕現しているにすぎないのかも知れません。
しかし、それは決してゴールではなく、人としての幸せに貢献するものでなければ 全く意味がありません。すなわち、それらはある意味道具・手段にすぎません。 今生、この飢えを知らない時代・社会に生まれた我々は、この地球村でそれ 相応の責務があると思うのです。 誰にでも、今すぐにできること・・・それは、 唯一与えられた「いのち」を輝かすことではないでしょうか? 地球上のひとりが幸せになれば、その分地球が明るくなります。 何も、 国際貢献するのに、アフリカやアフガニスタンに行く必要はないのです。 自分自身が人として輝けば、それがすなわち最大の国際貢献なのです。
命の輝き 大地の鼓動 です。 そして、イベント名は ALIVE! 今年8月12日に湘南台文化センター内・市民シアターで 開催予定です。 先日アフロ湘南自主練の後、第1回フォーマル?ミーティングを行いました。 ミクシィにコミュも立ち上げ、いよいよ始動です!! どんなものになるか、ご期待くださいね!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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