カテゴリ:書評
どうも皆様お世話になります。
冗談もこれくらいにして、このパンフが刊行された時期を考えてみましょう。刊行は一九九三年十一月です。チャウシェスク夫妻が神に召された記憶も、まだ生々しい時期ですね。 ルーマニア留学は、緒方同志のチャームポイントです。書かないわけにはいきません。そこで気になるのが当時はすごくフレンドリーだったチャウシェスク同志への評価です。 同パンフより、また引用してみましょう。 当時のルーマニアは、ソ連のチェコ侵略を非難するなど、ソ連の覇権主義に反対する積極的立場をとっていました。もちろん意見の不一致も多く共同声明づくりなどは難航したものでした。チャウシェスク指導部は一九八九年六月の中国・天安門事件での中国指導部の武力弾圧を支持し、みずからも力ずくで権力にしがみつくなど重大な変質をとげ、私は同年十一月のルーマニア共産党大会に日本共産党代表として出席して、きびしい警告と抗議をおこないました、この大会がよびかけた国際会議に、日本共産党は断固とした拒否を表明したのでした。 いやー。文献というのは、実に雄弁です。特にアカが出す文献の雄弁さときたら、いやはや。対外的にどんなスタンスでいたかと、国内ではどんな政治を布いていたかとは、まったく別のことだということを知らない、東京外語大出身で国際部長で「赤旗」特派員も歴任した緒方同志でもありますまい。うほほ。 cf.緒方同志HP http://www.ogata-jp.net/ さて、ルーマニアといえば思い出すのがチャウシェスクジュニアの性奴隷だったコマネチたんです。コマネチたんといえば、昔の「赤旗まつり」では、これ見よがしに上田耕一郎同志との笑顔ツーショット写真を展示していたものです。こちらも、いずれ公開するつもりでございます。気長にお待ちを。 つーことで、今回も少しづつリンクを整理。お世話になっているブログ「日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+」さんも追加です。他のサイトさん、部落さんも、少しずつ加えていくつもりですんで、ぜひよろしう。 日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+ http://kinpy.livedoor.biz/ それでは、また。失礼します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.15 11:24:29
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