待望の最新作
待望の新作です。でも、たった2日で読み終えてしまいました。手にとって数ページ、ああ今回は無差別殺人・愉快犯?それから数ページ・・・「あれ?この感じ、前に読んだ?」そして気が付きました。「ああ、あの作品の流れなんだ。」そして読み進める毎に残りのページ数を気にしながら・・・「ええ?この展開でまだこんなに残りがあるの?」「どうなるんだろ」複数のシチュエーションが見事に繋がって行きます。とても楽しませていただきました。それにしても、この方の表現力、比喩、巧いですね。「ああ、良く分かる」「そうだ!こんな感じ」そう感じる表現が随所に見られます。再読は、繋がっている前作とあわせて老後の楽しみにとっておきます。