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久し振りに家探しの話の続きでもしましょうか…
前回までのお話。 家探しを始めたゴールダースグリーン。 日系不動産屋Jで希望条件に沿う物件は一通り見ましたが、いいところはありませんでした…。 もっと北に行けば、ここより安くてなんと庭付き一戸建てとかが借りられたりするんです。 でもトビちゃんはゴールダースグリーンより北には住む気はないらしいです。 じゃあもう不動産屋Jには物件はないよー。 どうすんのー トビちゃんはロンドンの色んな不動産屋の物件が一度に見られるサイトで検索します。 かろうじて一軒、条件に合いそうなのがありました。 同じく日系の不動産屋、今度はLと言うところのゴールダースグリーン支店です。 前に苦い経験をして、良い物件は競争率が高いと言うのを学びましたので、週末を待たずにさっそくベビ子とボミンゴの二人で再び苦難の地下鉄の旅をしてゴールダースグリーンへ。 ドアを開けると、いかにも日本人サラリーマン、と言った感じのおじさんと若いアシスタントの女性が一人。 まず「こんにちは」と言うとおじさんは 「何しに来られました?」 何しにって、不動産屋だから部屋を探しに来たんだろうよ。 「部屋を探しに来たんですけど」 「条件は」 「2ベッドルームで… 予算は…」 「ああそう。 たくさんありますよ。 検索しましょう」 と、パソコンに向かうおじさん 「で、条件は」 ……… さっき言ったんだけどなー 「2ベッドルームで… 予算は…」 そしておじさんは、パソコンをいじります。 不動産屋Jはアクセスのデータベースに情報が入っていて、ちゃっちゃと検索、地図上に物件の大まかな情報が表示され、アイコンをクリックで詳細情報が表示され…と言うプロフェッショナルな感じだったのですが、こちらはデスクトップからフォルダにアクセス、さらにその中のフォルダを開いて…と少々原始的。 パソコンをいじるおじさんの手付きもたどたどし気です。 そして、トビちゃんがネットで見たあの物件を見せてくれるそうです。 おじさんの車に乗っけてもらって物件へ。 「ロンドンはもう長いんですか〜?」 などと和やかに会話。 なんだ、最初は変なおじさんと思ったけど、話してみると普通だな〜。 などと思いながら物件到着。 物件は… 立派だけど古くさくって、例えるなら、石原裕次郎が赤い別珍のガウンを着て揺りイスでブランデーグラスを傾けていると言う感じでしょうか。 ちなみにお家賃は、最初に見て気に入ったところと同じ。 向こうは明るくて古い感じは全然しなくって、エレベーター付きで、しかも24時間ガードマン付き。 こちらはガードマンも、エレベーターもないし… 一応、「夫と週末また見に来るか相談します」と言って事務所に戻ります。 おじさんは条件にあった物件がもう一軒あると言ってパソコンをいじります。 物件情報を見せてくれずに、勝手に大家さんに見学できないか電話し出します。 大家さんは電話の向こうで「一時間後だ」とか言ってるみたい。 どんな物件なんだ… とパソコンをのぞき込むと… あっ、見た事あるかも これ… あそこじゃん 大家さん、一時間後じゃないと見せられない様な事言ってるけど 絶対今でもOKなはず。 へんくつなんだよー。 じらしてんだよー。 あそこは住むつもりはないので、おじさんにジェスチャーでそこはダメ、といい、断ります。 どうやらここで我々の条件に合うのはその二軒だけみたい。 「あー、そうですかー。 実はね、前に行った不動産屋に見せてもらった○○○ってとこが気に入ったんですけどねー。他に決まってしまって…」 と言うと、おじさんは 「え?どこの不動産屋ですか?」 「Jです。」 「……… 26号室ですか? それはおかしいですねー。 ○○○、ウチでも扱ってたんですよ。 でもね、あそこは借りられないはずですよ。」 「え 「…あそこはですね、今入っているテナントに問題があるから誰も借りる事はできないんですよ」 …え …え …え だってチェリーさん、連れて行ってくれたよ。 で、大家さんとも話してくれて… ええ? どう言う事… チェリーさん │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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