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猫の慢性腎不全における食事療法の理論と実践

猫の慢性腎不全における食事療法の理論と実践

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2009年11月29日
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カテゴリ:腎性貧血

貧血の原因 (1)赤血球が造れない

 

(A)赤血球の少子化 (造血幹細胞の異常)

赤血球の赤ちゃんができない状態

再生不良性貧血、 腎性貧血 など

 

赤血球02

 

青い矢印の部分に主に腎で産生されるエリスロポエチンが作用し、赤血球産生を促進する。

腎機能低下に伴いエリスロポエチンが産生されなくなると、人間で例えるなら「卵子ができない」→「受精しない」→「赤ちゃんができない」状態になる。

 

エリスロポエチンの不足による腎性貧血は食事や栄養で改善できるものではないと思っています。

 

 

思い出話。

とある透析患者さんのベッドサイドに行ったときに

「僕、栄養士の事、信じていないんだ。だって、透析導入前にあれ食べちゃダメ、これ食べちゃダメって言われて、そのとおりにしていたら、すごい貧血になっちゃった」

といわれた事があります。(実話)

「あっち行け、しっしっ」って感じでした。(実話)

・・・・。

その貧血は腎性貧血ではないんですかい・・・・・?。

 

本人には直接言えず、でも納得できなかったのでドクターとか透析室スタッフとかには話していたら、どうも回り回って本人の耳に届いたようで、後日またベッドサイドに赴いたら、その時はとてもフレンドリーな対応をしてもらえました。(実話)

 

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最終更新日  2009年11月29日 14時21分01秒
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