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富山や石川にはうまいものがたくさんありますよ。 この時期にはなんといっても寒ぶりがお勧めですが、実はうまい漬物があるのをご存知ですか。かぶら寿司はその代表ですよね。寿司といっても寿司じゃない。漬物なんです。一度食べれば忘れられない味ですよ。 さて、そのかぶら寿司をはじめとする北陸地方のさまざまな漬物のレシピが一冊の本になってまとめられているのをご存知ですか。地元、新聞社系の出版社が出している本なので本当の地のものといえます。 【送料無料】北陸の漬けもの ちょっとした道具さえあれば意外と簡単に作れるんですよ。ぜひ、北陸の味をあなたのご家庭で作ってみませんか。 なお、まずは本物のかぶら寿司を食べてみたいと思う方は、 北陸金沢の名産品 【冬の限定品】かぶら寿し【自家用】 ↑金沢十字屋のこの商品を私はお勧めします。 自分で作るには麹を手軽に使えるこんな商品もあるようですよ。↓ 麹漬をおうちでお手軽に。ただいま注目の麹を使ったお料理に挑戦しましょう。かぶら寿しの素 漬物は家庭の味の代表的なもの。少しお店のと違う味になっても、それが「味」だったりするんですよね。
皆さんは英語の学習をどのようにやっていますか。 中高生の皆さんや大学で英語を学んでいる言ってみれば「現役」の皆さんにはやるべき教材があって、それに向き合っていれば学習はできますが、私のような中年の「卒業」組にとっては英語の学習法は結構難しいものです。 英語の教材は本当に山ほどあって、どれも魅力的なキャッチがついています。本屋で選ぼうと思うとまた迷ってしまってなかなか決まりません。思い切って手にとって見ると大体1500円から3000円くらいします。これだと、私の小遣いだと買えないことはないが、今月の昼食は当分おにぎりになってしまうことも考えられます。 さらにカラー刷で挿絵もきれいなのはいいのですが、持ち運びには不便。私のように満員電車に揺られる身にとってはかなり辛いものがあります。 そこで、今回お勧めしたいのは文庫本で学習できる英語の教本です。 【送料無料】 パターンで話せる英会話「1秒」レッスン 成美文庫 / 清水建二 【文庫】 これは、簡単な英作文を瞬時におこなうことを繰り返すことによって使える英語能力を養成するというもの。言ってみれば会話のためのドリルです。内容は中学英語程度ですが、以外にこれがなかなかいえない。でも、はじめから難しい英字新聞などを読んで挫折するよりずっといいです。これはお勧め。敷居が低いほうが学習ははじめやすいと思いますよ。
しばらくこのブログを放置してしまいました。実は読書記録はほかのサービスで続けています。しかし、ここは天下の「楽天」。ということで、今後はずばり読書の記録というよりは私のおすすめの本を紹介してまいります。 アイコン等をクリックしてご購入いただけると、私の小遣いが少し増えますので、ご協力を。 それでは、これからもよろしくお願います。
2011年4月 河出ブックス(河出書房新社) 言葉はいつどのように生まれたのかという疑問はさまざまな論点から論じられている。私たちがものごとを考えるのはすべて言葉によっており、言葉のない生活は想像ができない。一方で自分の身のまわりいる生き物のすべてが言葉を持たない動物であることも誰もが知る事実である。言葉はなくても生きていられるのである。 本書は言葉の専門家といえる小説家の小川洋子氏と、言葉の起源の研究のために動物の観察と実験を続ける科学者の岡ノ谷一夫氏の対談集で構成されている。興味深いのは岡ノ谷氏がことばの起源を人間以外の動物の観察に求めているということだ。特にジュウシマツの観察から鳥の鳴き方には言葉の生まれるきっかけと思われる何かがあるというのが面白い。 また対談の中で、自意識の確立は言葉以前にも起こりうるという話も興味深かった。他者とのふれあいの中で自己は意識されるのであってそこに言葉は不要というのだ。常識的な考え方からは遠いものであり、新しい知見として注目した。 もちろん言葉の発声の謎はこれで解決できたわけではない。むしろ疑問が深まった。しかしこの哲学的ともいえる謎に挑む学者の存在を知ったことこそ本書を読んだ収穫であった。小川氏の柔らかな受け答えも興味深い。 【送料無料】言葉の誕生を科学する
1973年10月 現代教養文庫(社会思想社) 史記は漢文の時間に読まされたのが始めの出会いだった。項羽と劉邦の話はその大胆な構成と、意外な展開が人をひきつける。三国志ほど複雑な人物関係はないものの、素朴な人物描写の中に人の生き様が描かれている。その原典である史記をそのまま読むのはやはり敷居が高い。本書はそれをわかりやすい物語風にしたものである。といっても中国史学者の手になる現代語訳なので原典の趣を損なってはいないはずだ。 史記は紀伝体という人物本位の歴史書であるが、これが最大の魅力でもある。同じ歴史が主人公を変えると全く違うものになるということがわかるからだ。項羽からみた劉邦と、劉邦からみた項羽はまったく違う。また韓信や呂太后などの視点に立つとまた違ってくる。歴史は見方によっていくらでも変わるものであるということを史記は示してくれるのである。 述べて作らずという創作否定の伝統をもっている中国文学史だが、人物伝それじたいがきわめて文学性があり、読者をひきつけてやまない。
2010年12月 角川文庫 本書は『狼少年のパラドクス』(2007年、朝日新聞社)を改題し、第11章「大学教育のみらい」を増補して作られた再版書である。筆者はこの4月から大学を辞めて文筆のみで身を立てる自由人になられるらしいが、本書は神戸女学院で大学人として苦闘されていた時代のまさに戦いの歴史ともいえる。 大学は少子化に加え、国の教育行政の失策や、国民の学問に対する低評価などの影響を受けてまさに厳冬の時代を迎えている。本来、学の独立を守るべき最高学府がいまや企業の論理のもとに淘汰の波に崩れ去ろうとしている。消える大学も、残るために必死の大学も、そして過去の栄光のために安泰と見られている大学も、一様に日本のアカデミズムに対する配慮はなく、消費されるものとしての教育機関に成り下がっているのである。筆者はそのなかにあって、まずは大学人のあまりの無知を自覚し、次に大学の事情を知らぬ人々のアカデミズムに対する冒涜に気づきそれを積極的に言説にまとめようとする。 「日本辺境論」がこういう背景のもとにうまれたことが分かると、かくまで極端な「やるしかない」的思想への賛美が理解できる気がする。 筆者の意見は時に極端であり、饒舌であり、論理の飛躍があるが、それゆえに魅力も多い。筆者のような人が大学人でなくのは国家的な損失である。こういう大学の先生がもっと暴れる(といっても言論の世界で)余裕がある国でなければ、学問の充実はありえないと思うのである。
2010年9月 日本図書センター 学力低下に関する論争はいろいろな問題をはらんでいる。学校のせいにしたい人は、教員の指導力不足を語り、今の教員は総体的にだめだという。役所のせいにしたい人は、文部科学省のゆとり教育の失政だとか、教育委員会の体質に問題があるとかいうし、組合のせいにしたい人は日教組がすべての教育を牛耳っているかのように語る。外国の教育が好きな人、あるいは日本に劣等感を持っている人は、海外の自由な教育スタイルが正しく、伝統的な日本の教育方法が間違っているともいう。どれもある一面を拡大解釈した誤りで、少し考えればおかしなことは誰にでも分かるはずだ。ところが、学校は誰もが一度は経験した場だけに、問題を単純化して捉えられやすい傾向がある。 本書はそうしたさまざまな見解に対する対処の仕方をながながと綴ったものである。教育問題に対するリテラシーの入門書的なものだ。あとがきによると、教員を志望する学生のなかにも、教育問題を一元的にしか見ないものが多いことを危惧して書かれたのだという。だから、大学生や高校生が読むのにふさわしい内容だ。情報過多の現代社会ではどんな場面でも情報の処理能力が求められる。それは量の問題ではなく、質を見抜き比較検討する力である。特に教育問題にはこの点が必要とされるという本書の趣旨には賛成する。 この本のタイトルからして当然の帰結かもしれないが、教育問題に関する言説の受け取りかたに関する話が中心で、筆者の意見は間接的にしか見えてこないのが残念と言えば残念だ。そんなにたやすい問題でないことは分かった。この問題についてはさまざまな本を読み、報道に接して勘案しなければならないということである。 【送料無料】教育問題はなぜまちがって語られるのか?
2010年11月 岩波ジュニア新書 短歌は懐が深い文学である。わずか31文字のなかに心情世界を表現する。その手軽さが日本人の心にぴったりとおさまっている。万葉以前の歴史から含めれば長い伝統を持ちながら、いまだに多数の作者を抱える。各新聞社はかならず週に一度は短歌を紙面に掲載するし、その作者も専門家のみならず、名もなき市民まで広がる。宮中ではいまだに歌会始めの儀はあるが、市井でも幾多の短歌の発表の場がある。 本書は中高生を対象にしたものと思うが、短歌を始めようとする者には参考になる入門書である。いわゆる伝統的な文語短歌ではなくても、日常語でも歌えることをわかりやすく説明してくれる。この手の本ではしばしば絶対に手が届かないような名作が引き合いに出されて、かくありたいといった感じで書かれることが多いのだが、本書の例のなかには小学生や中学生の作品も混じっており、身近さをおぼえる。これなら出来そうだという気にさせてくれるのが良い。 私が短歌をつくり始めたのは18歳くらいだったろうか、ある結社の歌会に参加したところ、自分の親以上の年齢の方々ばかりで驚いたことを覚えている。ビギナーズラックでその会で首席になったのは一番の思い出だ。それから長く歌作は中断していたが、そろそろまた始めたいと考えている。 【送料無料】短歌をつくろう
2010年11月 ちくま新書 古事記には序と呼ばれる文章がある。実は「表」の形をとる文体でそのあて先は元明天皇である。この序には天武天皇の命を受け、各氏族の伝承を稗田阿礼が聞き覚え、太安万侶が文字化したという記述がある。つまり古事記は王統の精神的な支柱としての役割を負った書ということになる。これがしばらく学会の常識となり、古事記の意義を規定していた。 本書はこの常識を打破することから始まっている。序は後世の産であり、古事記本文とは切り離して考えるべきだということである。筆者はこのことを本文の内容から説明する。古事記にあって日本書紀にないのは出雲系の神話群であるが、これは大和王権に打倒された敗者の神話だという。破れし者を中心に展開するのは語り物の普遍的な特徴であると述べ、大和系神話の古層にある日本の神話の原型を残すものと考えているわけである。 筆者によれば古事記の解釈は戦前、戦中は国家の思想的な背景として利用され、戦後は太安万侶墓碑の発見という考古学の成果が序文の位置づけを飛躍的に向上させた。その後、古事記を完成された国家神話という位置づけでその構造を分析する立場の学者が現れ、古事記を未整理の伝承資料として扱うことに批判がなされた時代が続いている。 ここに来てこの文章の筆者のように古事記の古層を語る者が次第に発言権を得てきている。もちろん、この論にはその性格上歯切れの悪さを伴っている。古態を語れば語るほど証明は難しくなり、論としては成立しえなくなる危険性を秘めているのだ。 古事記の神話に関してはその内容を別の視点で捉えなおすとともに、他の作品との相互関係や東アジアの神話伝承研究の成果との比較研究もなされる必要を感じたのである。 【送料無料】古事記を読みなおす
2009年1月 講談社現代新書 少子高齢化が進行する日本にとって福祉の問題はもはや国家の存亡に関わるともいえる。現政権が打ち出した給付金的なばらまきが一向に効果を見せないことは、私たちに底なしの不安を抱かせている。私たちは今後の日本のあり方を真剣に考えねばならない。その際に諸外国の例を参考にすることは大いに必要なことであろう。 イギリスはしばしば日本にとって比較の対象になってきた。同じ島国で立憲君主制を持っていることなどである。しかし、両者には厳然とした違いがある。階層社会がすっかり定着している英国に対して、日本はまがりなりにも学歴を中心とする実力主義社会である。英国が政権交代を何度も繰り返しているのに対して、日本は長く自民党の政権が継続し、現在の民主党政権になっても強力な野党が存在しない。植民地支配で培われた異民族との交流と衝突の歴史がもつ国際性が我が国にはないことなど数え上げるときりがない。 しかし、本書を読んで一番違うと感じるのは福祉に対する考え方である。イギリスでは医療費が原則無料という。また教育費も多くが無償化されており、様々な生活保障があるのだ。この財源としては17.5パーセントにもなる付加価値税があてられている。我が国の消費税は世界的には破格に低い。 著者はイギリス型の社会保障の問題点も指摘している。無料である医療サービスの質的低下がはなはだしく、富裕層は海外に治療に行く現象はこの制度の闇の部分である。しかし、それでも国がセーフティネットを張ることの重要性は不可欠だとも述べるのである。小泉内閣の新自由主義的政策がもたらしたひずみは記憶に新しい。その一方では意欲に欠け、チャレンジ精神のない労働者が増えているのも事実である。 福祉の問題は国家にとって重要な課題である事を実感するのである。少なくともこの問題にはそのまま使える手本はなく、独自の方法を開発しなければならないということだけは事実だ。 【送料無料】イギリス型〈豊かさ〉の真実 │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |