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テーマ:お勧めの本(7204)
カテゴリ:クリスチャンブック
『うつになった聖徒たち』(ブレンダ・ポインセット)。著者は信仰熱心なクリスチャンであったにもかかわらず、何度もうつになっています。友人たちからなぜうつになったのかを問われることが多かったのでこの本を書いたということです。 うつは現代病ではありません。昔からありましたが、うつと診断されていなかっただけです。聖書に出てくる11人の聖徒たちもうつだと書いています。 民衆の不平不満にやってられなくなったモーセ、悲しみの中に沈みこんでいたナオミ、すべてをなくしてしまったヨブ、子を授からなかったハンナ、嫉妬に燃えたサウル、奇跡を起こしたのに報われなかったエリヤ、愚痴を言い続けたエレミヤ、自分の思い通りに行かなかったヨナ、すべてがむなしくなったソロモン、エルサレムの神殿で礼拝をささげることのできなくなった詩篇の作者、弱音をはかなかったためにプレッシャーに押しつぶされそうになったパウロ。 どんなにりっぱに見える聖徒たちも、いろいろな逆境の中で落ち込み、うつに苦しんでいたのです。 この本はTwitterで@seichocenter(いのちのことば社 『成長』のアカウント)から紹介を受けました。なぜ、うつに着目したかというと、私がうつで会社を休んでいたからです。私にとっても「聖徒たちもうつになってたんか」という驚きがありました。自分がめちゃめちゃ信仰熱心だとは思ってはいませんでしたが、モーセやエリヤやソロモンがうつになるくらいやったら、自分がなってもおかしくないはずです。 うつからの脱出のカギは『神との対峙』です。この本は作者のいい加減な思い込みから書かれたものではなく、多くの人々の祈りに支えられて詳しく調べられて書かれています。うつにある人にも、そうでない人にも、この本はお勧めです。 私は、神さまに祈れない、聖書も読めない、そんな中で、Twitterを始め、信仰の友から励ましを受け、この本に出会いました。そして、この震災の中で、神さまに無理やりに祈らされました。自分のことは祈れないけれど、もっと大変な中にある人のために祈らざるを得ない環境を神さまは造られたように思えました。もちろん、そんなことのために、震災が起きたわけではないでしょう。なぜこのようなことが起きたのかはわかりません。ですが、阪神淡路大震災で被害のあった神戸に住む信仰者として、震災の被災者のため、復興のため、救援・支援に従事している人々のためにこれからも祈り続けます。 ●楽天ブックスで購入【送料無料】 『うつになった聖徒たち』 (ブレンダ・ポインセット著/中嶋典子訳、いのちのことば社) いつもありがとうございます。励みになりますのでそれぞれカチッとクリックをお願いします。 [PR] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月29日 17時10分35秒
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