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2011年02月09日
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カテゴリ:SF・ファンタジー
夢中になると全巻読まないときがすまないたちなのか、私のおすすめにはシリーズ物が多いです。今日のおすすめは、NHKでアニメにもなった『十二国記』シリーズ(小野不由美著)です。

十二国記の舞台となるのは、古代中国のようでまったく仮想の地、神仙や妖魔の存在する世界。そこに存在する12の国は、神獣麒麟(きりん)が天意に従って選んだ王により統治されている。十二国の世界で起こるさまざまなできごと。天意とは何か、国を治めるとは…。

表題の『月の影 影の海』では、ごく普通の女子高生・中嶋陽子が、突如現れた
「ケイキ」と名乗る異装の男に連れ去られ、十二国記の世界で女王となるまでのことが描かれています。妖魔との戦い、異世界での不安、人間不信になるようなひどい仕打ち…。陽子は成長し、王となります。

拉致被害者「横田めぐみ」さんと同じような境遇でありながら、行った先での待遇が「王」だったのが幸いでした。独特の世界感に引き込まれ、全巻一気に読み通してしまったのを憶えています。

なお、十二国記は、物語によって主人公が異なります。時代もちょっと前後したりします。どこからでも読めますが、まずは『月の影 影の海』がいいかなと思います。

私は少年少女向けの講談社X文庫で読みましたが、講談社文庫でもまったく同じものが出ていますので、漢字が得意な人はそちらをどうぞ。

●十二国記シリーズ (小野不由美著、講談社X文庫)
・『月の影 影の海』 … (上) (下)
・『風の海 迷宮の岸』 … (上) (下)
『東の海神 西の滄海』
・『風の万里黎明の空』 … (上) (下)
『図南の翼』
・『黄昏の岸 暁の天(そら)』 … (上) (下)
『華胥の幽夢(ゆめ)』

また、異世界が我々の暮らす現実世界に干渉したときの恐怖がホラー小説として描かれた『魔性の子』という作品も出ています。これが『月の影 影の海』に続いているようです。

●十二国記サイドストーリー (小野不由美著、新潮社文庫)
『魔性の子』

長い間、続編が出ていなかったのですが、新潮社の『yom yom vol.6』(2008/2)に『丕緒の鳥』(ひしょのとり)、『yom yom vol.12』(2009/9)に『落照の獄』(らくしょうのごく)という短編が掲載されています。新作が読みたいです~。





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最終更新日  2011年02月09日 13時28分35秒
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