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カテゴリ:本・作家
単行本の時のタイトルは『湾岸ラプソディ』。 それが文庫になる時にこの書名に改められたようです。 理由は知らないけれど、セリーヌっぽい感じを込めたかったのかどうか、それは分かりません。 ただ表紙デザインは文庫の方がいいですね。文庫バージョンの方がこちらの想像力をかきたてるような気がします。 内容は、一言でいうと恋愛小説です。 この作品は現時点でおそらく作者の代表作でしょう。 他にもよい作品がたくさんありますが、アマゾンの検索でも一番上(一番売れている)に来るのはやっぱり本作。解説を佐藤正午氏が書いています。 ちなみに、盛田氏は「ぴあ」の編集部に勤めていたことがあります。 編集の仕事というのが多忙を極めるというのは想像にかたくないので、そういう環境で小説を書き続けられたというのにも敬服します。 次作が楽しみ。 →「散る。アウト」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.02.19 17:22:34
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