あ～あ、騙されちゃって元子さんピンチ！になっちゃったネ・・・。

したたかな元子さんが、「お宝」の元になる、裏金の流れを書いた「黒皮の手帳」の内容の、
コピーを取っていなかったなんてね・・・。

ちょっと待って・・・、「黒皮の手帳」が発表された頃は、まだ今ほど、
コンビニもコピーも一般的では無かったのかも知れない・・・(*_*？

ワタシも最初から見ていた訳ではないが・・・・・
もと銀行員の元子は、隠し口座から裏金を着服して、銀座に自分の店を持つようになる。

そのあとも、大手の病院や予備校の裏帳簿の情報を入手し、
それを、「黒皮の手帳」に秘めて、
悪徳？経営者から、次々に金をゆすって、銀座のママとして、
のし上がって行こうとしていた。

そして、ついに銀座で一番といわれるお店を、条件付きで手に入れた・・・・と思ったのだが・・・・

詰めが甘かった・・・・・

・・・大切な「お宝」の「黒皮の手帳」の隠し場所が、
ドロちゃんが一番に探す「タンスの引き出し１～２段目」だったなんて、ダメよ元子さん・・・(-_-;)
銀座で、したたかに、のし上がって行こうとしていた割には、詰めが甘かった・・・。

・・・松本清張が描く「女」は、大体が悲惨な末路をたどる内容が、多いような気がする。
「けものみち」の民子も、ワルでしたたかな女だったが、確か最後はそういい事はなかった・・・。
「女」には成功させない！そんな作者の意図が感じられなくもない。
女に恨みでもあるのかしら？と、チラッと思った事もあったっけ。（笑）

それに比べて、ジョセフ・エイミエルの「女銀行家デボラの復讐」は、
「女」が、陰謀術策に何度も泣き、危機に立たされ、裏切られ、谷底にけ落とされながらも、
しぶとく這い上がって行くという、「女」のサクセス・ストーリーで、
詠み終わった後、女として、何だか元気もらえた！！

話を戻して、「黒皮の手帳」を見ていたら、
逆に「用心深く」「慎重」にしなければいけないよ！・・・と教えられる。
特に、何かをしよう・・・としていたら尚更だ。

元子は肝心な所で、詰めをあやまった。
司法書士と一緒に法務局に行って、土地の名義変更完了を見届けるべきであった。
もし、名義変更が出来なければ、８千万の違約金を
２～３日中に払わなければならないなんて怖ろしい事になる。
もちろん、銀座の店も、獲られてしまう。
残るのは、普通の女からしたら、天文学的な多額の借金だけだ・・・。ナント、オソロシイ！
決定的な身の破滅になるのは、分かり切ったことでは無かったか？

それくらい疑って欲しかったわ元子さん・・・・・！

あまり疑ってばかりだとドラマにならないっか？（笑）

この作品が書かれた頃は、まだまだ男社会で、
そんな中で、一人の女が、男達を相手に悪女になってしたたかに生き抜いて行こうとする。
そのしぶとさは、根っこの下の方で潜在的にドロドロ流れる、女共通の願望と言えなくも無くて、
気が付いたら、ワタシは元子を応援しながら見ていた。

母さん、元子の「黒皮の手帳」はどこへ行ったんでしょうね・・・(*_*;？

あら、その「母さん・・・・」（人間の証明）は、松本清張じゃなかったわね・・・(-_-;)

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★不二子の時計クヤシー★

オークション、失敗！
クヤシイ～！　とってもとっても、クヤシー(T_T)
欲しかったのに・・・・・！！！
不二子の時計、１０円違いの３１０円で取られてしまった(T_T)
その上の値段を入れようにも、秒タッチで、終了・・・！

全体がブロンズ調で、不二子の「Ｆ」がアナログ時計わきに刻印されてて、フタ付きで、
そのフタの形が、ルパンのか？忘れたけど、
とにかく、ルパン一家の誰かの拳銃の形のフタで、カッコイイ・・・。

そして、ブロンズ調の金属のベルト部分は、よく見ると、
ナント、弾丸の形を縦につないだ形で、凝ってる～！

あ～、欲しかったのに(>_<)
油断したわ・・・・・(T_T)

すっかり手に入れたと思っていたら
オークション終了の数秒前に、パッと、ワタシの名前が消えて、他の人の名前に変わっていた(>_<)

残念・・・・！

不二子のその腕時計をして、スロット「主役は銭形」打ちたかったわ・・・・・(/_;)

クヤシー！

また、同じの出てないかしら？
探してみよう・・・っと！（笑）