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フランスのブルゴーニュから

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2007/10/26
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ヴェルサイユ宮殿で、バロック音楽のコンサートが開かれていました。

色々な部屋がコンサート会場になっています。オペラ座で一度コンサートを聞きたいと思っているのですが、そこは使われない様子。木造建築なので、人がたくさん入るのは避けているらしく、めったオペラハウスはにコンサート会場になりません。

ちなみに、ヴェルサイユ宮殿には火災保険はかかっていないのだそうです。

理由はこういうこと。保険をかけたら膨大な金額になるので払えない。たとえ被害にあって保険金が支給されても、失われた物を補充するわけにはいかない。だから火災保険をかける意味はない。

その代わり、宮殿には本格的な消防団が常駐しています。社宅のようなものとはいえ、ヴェルサイユ宮殿に住めるなんて羨ましいではないですか?!

もっとも、そういう人は、ローンを借りるときなどには問題があるのだ、とテレビで発言していました。銀行の書類に、「住所: ヴェルサイユ宮殿」なんて書いたら、ほら吹きだと疑われてしまっても仕方ありません!


◆コンサートの開演を待つ

その日、宮殿に到着したら、私が予約してあったコンサートの開演までにはまだ時間があります。まだ満席になってないコンサートの呼び込みもしていたのですが、興味のない曲なのでパス。

日本でこんな催しをしたら(つまりヴェルサイユ宮殿のようなものが東京近郊にあったら)、すぐに満席になるのではないでしょうか?・・・ だって、ヴェルサイユ宮殿で音楽を聞くなんて、素敵ではないですか?!

夕方です。近くのお気に入りのカフェに入って、ハム・ソーセージの盛り合わせ一皿とグラスワインで簡単に夕食を済ませたました。宮殿の入り口前には簡単に食事できるカフェがたくさんあるのですが、私のお気に入りは裏道のところ。

おいしいと満足した後、庭園を散歩してみることにしました。

建物に沿って歩いていると、別のコンサート会場が明かりに照らされています。窓越しに見た観客は、十数人に見える部屋がありました。

王朝時代の贅沢さではないですか?! 王様たちも、このくらいの人数で音楽を聞くのを楽しんだりしたはずですから!


◆庭園に足を踏み入れたら、びっくり!

下の写真は、今年6月に大修復工事が終わった「鏡の間」から眺める庭園を、逆方向から撮影したものです。



右の方に黄色い矢印を入れた部分、なんだかお分かりになりますか?

その部分をアップにすると、これです ↓



ここで、こんなものを見たのは初めてです。仰天しました。

こういうのが横たわっていたのですから!



芸術作品なのでしょうね・・・。
でも、巨大な白い骸骨です・・・。

宮殿の庭の中でも最も大事な場所に、そういうもの(オブジェと呼ぶべき!)に寝転がっていていただいて良いのでしょうか?・・・



フランスは景観規制が恐ろしく厳しくて、ご近所に歴史的建造物に指定された建物があったら、家の改造は思うようにいかなくなります。

屋根裏部屋に小さな窓を開けたいとか、そんなことまで許してもらえなかったりします。

ここは、そんな歴史的建造物の中でもトップクラスのヴェルサイユ宮殿です。どういう経路で許可されたのでしょうか? 作品を作った人は、館長のお友達?・・・


◆現代芸術は理解できない・・・

ガイコツはとても良くできていました。これだけの大きさに仕上げるのは大変だったろうとも思います。

でも、私はこういうのを見て、すごい芸術作品だ! とは思えない人間なのです・・・。

現代芸術というのは説明が必要だな、と思ったことが何回かありました。

キュレーターの友達の仕事を手伝ったとき、これが芸術作品? と思うものがあったのですが(つまり私だって、できるぞ! という作品)、作家の方は弁舌で、「なるほど、そういう意味があったのですか?!」 と感心させてしまう説明をするのが常でした。

だから、このガイコツにも意味があるはずです。

でもプレートには、作者の名前くらいしかありませんでした。作品の題名もあったかも知れないのですが、記憶に残っていません。

フランスという国は理解に苦しみます。昔のものを保存するのに異常なほど熱心なのに、超現代的な芸術も評価するらしい。

高速道路の道端にも色々な作品ができているのですが、ただ大きなのを作っただけではないかと思える作品がほとんどです(私の趣味での発言)。

バスの運転手さんが説明してくれたことによると、高速道路を建設するときには、建設費からそういう作品を作らせる費用を出させることになっているとのことでした。道路建築費の3%と言っていたかな?・・・ それじゃ多すぎますよね。0.3%だったかな?・・・

このバスの運転手さんは、とても良いことだと言っていました。退屈な高速道路を走るとき、そういうのを見るのは嬉しいらしい。

高速道路は眠りそうになった目を覚ますために、景色から飛びぬけたものを置いておくのは良いとは思います。

でも、ここは、見るものがありすぎて1日では見学しきれないほどのヴェルサイユ宮殿なのです。庭園を一望できる場所に、で~んとガイコツが陣取っているのを見て、喜ぶ人がいるのでしょうか?・・・

このガイコツは長期間に渡って展示されるのでしょうか? 正直言って、私は早く片付けて欲しいと思う人間なのですけれど・・・。

どなたか、これが撤去されているのをご確認なさったとき、コメントで教えてくださいますか?

ヴェルサイユ宮殿のコンサートの話しを書こうと思っていたのに、脱線してしまいました。別の日記にします。

- 続く -


追記: 気になったしまったので調べてみました。

この骸骨のオブジェの名前は「Calamita Cosmica(宇宙の災禍)」
全長24メートル、重さ8トン
特徴: 鳥の口バシのような鼻

イタリアのアーティストGino De Dominicis(1947-1998)の作品。

今年5月にはミラノ大聖堂前広場で寝ていたそうです。ヴェルサイユ宮殿には10月初めのイベント「白い夜」でサーチライトに照らされた模様。なんだか、マクドナルドのように一等地に鎮座するのがお好きなように感じました。

気になってしまったのは私だけではないらしくて、ブログなどに乗せられた写真の一覧がありました: flickr Search






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最終更新日  2007/11/10 07:53:11 PM




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