~長町-利府線断層帯の地震による被害想定~
県で平成16年3月に公表した被害想定調査では,海溝型地震である宮城県沖地震(単独・連動型)と合わせて,直下型である長町-利府線断層帯の被害想定を実施しております。
http://www.pref.miyagi.jp/kikitaisaku/jishin_chishiki/3higaishin/sanzihigaitop.htm
その想定結果では,断層の直下となる青葉区,泉区,太白区のそれぞれ東部地域で震度6強,場所によっては震度7となりますが,それより遠方になりますと急激に震度が小さくなる結果となっております。
被害は,仙台市及びその周辺に集中すると想定され,県全体で建物の全半壊棟数は約55,000棟,死者重軽傷者約12,000人と大きな被害になると想定されています。
次回は,昨年から情報提供が開始された緊急地震速報についてご説明いたします。