ＢＯＷと主人の雑記帳

貧乏人のＢＯＷパパ、出発に際し一番の不安は自転車の送料だった！デカいし、重いし・・・
現地にて自転車を購入するか、持って行くか？でもやはり乗りなれた自転車がいいに決まっている。
早速調べてみるとビックリ　　僕の搭乗予定のエアカナダは自転車は無料受託手荷物扱いで無料と言うことでした。
一番乗りなれたＭＴＢをチョイス！行き付けのチャリ屋にて梱包


実際ダンボールに入れるとよけいにデカく感じた！



そして出発１週間前から連日の壮行会と言う名目の宴！退職後の１年半に及ぶ地獄の労働から解放された喜びも重なり毎晩の狂喜乱舞！
完全に調子に乗りすぎた僕に天罰が下った　

出発前日から発熱！頭が痛い！のどが痛い！でもみんなの手前元気よく「行ってきます！」
税関を通過後薬局へまっしぐら２５０円のリポビタンＤスーパーか２５００円のユンケルにしようか迷っていると「お客様のお呼び出しをいたします！○○便ご搭乗のＢＯＷパパ様　出発の・・」
と　
ユンケルと小児用ジキニンを握りしめフラフラ走っていると無線を持ったお姉さんが「ＢＯＷパパさんですか？」と猛ダッシュ！ギリギリセーフ！
なんの感傷にひたる間もなく出国したのでした。


ユンケルと小児用ジキニン、缶ビールと旅客機の気圧のおかげで爆睡！あと１時間で着陸のアナウンスで目が覚めた。すると知らないおじさんが僕の足元で熟睡！びっくりした僕は驚いた拍子に飲みかけのビールをおじさんにかけてしまった。それでも起きないおじさん最後はスッチーのおばさんに怒られて自分の席へ「何だったんでしょうあのおじさん？」


ドタバタと色々ありましたが無事バンクーバー着！
体調が悪い上に冷たい雨　　体力的にも精神的にも既に限界、空港の荷物預かり所に着替え以外の荷物を預けタクシーでダウンタウンのユースへ
それから３日間寝込みました。（３日間の日記にはだるい・死にそう・もう嫌だしか書いてない）


４日目体調もすっかり良くなり荷物を取りに行ったり、バスのチケットを手配したりと、３日間の遅れを取り戻すべくフル回転！結局なにもゆっくりする間もなく翌日友人の住むユーコン準州・ホワイトホースへ向かい丸２日間のバス旅に出発しました！　

僕たちが乗っていったグレイハウンドバス！あまり人の住んでいない北のハイウェイ、バスが宅配？も兼ねています。後ろのトレーラーに荷物を載せて所々ストップ


緯度が上がるにつれて荒々しい北方の景色に！時間が経つにつれて乗客同士仲良くなり運転手さんも絶景ポイントや野生の動物出現時、バスを止めてくれて観光バス化してゆく


ホワイトホースまで約７時間、夜の１０時を過ぎてもこの明るさ！思えば遠くへ来たものだ！



バンクーバーを出発して４５時間後、グレイハウンドバス最終着地ユーコン準州・ホワイトホース着
バスディーポ（バスターミナル）には７年来の友人（恩人）ブラットが迎えに来てくれた！

ブラット＆ステファニー夫妻は前回書いた７年前のユーコン川カヌートリップの時に知り合い、見ず知らずの異邦人の僕がお金のないのを知り仕事を探してくれたり、しばらく家に居候させてもらったりと挙げればキリのない位世話になった人達です。


この夫妻は我がＢＯＷ夫妻のあこがれ！犬の魅力もワーゲンの魅力もここから教わりっていうか完全にパックってます！ブラットもステファニーも根っからの旅人でありアウトドアマン毎年厳冬時は海外へ旅！夏場はカヌーに自転車、トレッキング！なにせ家の周りが夢のようなアウトドアフィールド！とくにステファニーは以前ラフティングのガイド、昨年も妊娠しているにもかかわらず（気付いていなかった）２４時間耐久のＭＴＢレースに参戦とハチャメチャ！僕もこんな４０代になりたい！！

今回の旅も計画の時点から色々と情報をくれて、僕の到着後は仕事そっちのけで旅のプランニングをしてくれて感謝・感謝・感謝でした！

　
少し脱線しましたが、その後家へ！
引っ越したとは聞いていましたが行ってビックリ！

２人で建てたそうです！ちなみにブラットは大工さん！

こんな素晴らしい環境で朝はみんなでトレッキング昼は１５ｋｍ離れた町までトレーニングがてらアラスカハイウェイを爆走、夜はビールを飲みながらハンモックで作戦会議！
ここで１週間英気を養い満身創痍でチャリ旅をスタートさせるのでした！



先日ブラットが送ってくれた結婚式の模様です。
仮装ホームウエディングだそうです！








妊娠を機に籍を入れたようです。
結婚式に参加できなかった事が悔やまれます！
１０月にはかわいい赤ちゃんの写真をアップする事が出来るでしょう！