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★★★心の悪は料理の灰汁★★★ 僕は料理が大好きで、 小さい頃は、将来料理人になりたいと思っていました。 小学校5年生くらいの頃から、母子家庭で、 母が夜のスナックのママさんだけでなく、 昼は保険の外交員を始めたので、家事をする暇がなくなり、 食事は全て自分で作ることになりました。 この頃に、私は毎日、自分の好きな卵焼きを作って食べていました。 そして、毎日同じ料理だと、飽きるので、 色んな卵焼きを創作しているうちに、 究極の卵焼き、『和風オムレツ』を編み出したのです笑!! また、僕は白ご飯も大好きで、毎日、固め、柔らかめ、ふりかけ、 と、色んなバリエーションを楽しんでいましたが、ふと、 出来たてアツアツのご飯って、変なにおいがするなあ・・・と思って、 冷水で、洗って、食べてみました。 そしたら、アツアツのまま食べるよりも、 遥かに上品な甘みと香りが増して、 おかずいらずの美味しさになりました!! あとから知ったのですが、これは、 魯山人が考えだした料理だということで、 どこかの地方では、 当たり前のように家庭でされていることだったのです。 しかし、母親からはよく、 『あんた、なんでそんな変なことすんの?? いっつもあんたは変な料理ばかり作るよね!! もう、やめなさい!!』 と、叱られていました笑 私は、子供ながらに、 『母は、本質を見抜く目が無いな~』と思っていました笑 なぜ、炊きたてのご飯を洗うと、美味しくなるのか。 それは、お米というものは、外側に雑味成分が多く、 中心に近づく毎に、旨味が凝縮されているから、だそうです。 だから、お米を研ぐ理由も、そこからきています。 なので、米研ぎがめんどくさい!!という人は、 炊きあがった後、ご飯をザルに入れて、水道水で軽く洗いましょう。 あまりにも水道水が臭いご家庭は、イオンスーパーなどで、 12リットル200円の真水が売ってますから、 それを利用すると良いでしょう。 僕も、家からすぐ近くのイオンスーパーのアピュアを使ってます笑 また、日本酒を作る時、精米歩合が低くなると、 それだけランクも上がりますが、 本醸造酒⇒純米酒⇒吟醸酒⇒純米吟醸酒⇒大吟醸⇒純米大吟醸 と、ランクが上がっていきます。 精米歩合も、 60%以上⇒60%以下⇒55%以下⇒50%以下⇒40%以下 (あくまで目安です) と、下がっていきます。 大吟醸の中では、 35%なんていうすごい精米歩合で醸造する酒蔵もあります。 35%というと、お米の外側65%は、 削り取ってしまうということですよ!! その米ぬかは、良質な米ぬかとして、 お菓子メーカーさんが引き取っているそうです。 炊きたてのご飯を冷水で洗うと、 外側のご飯粒が削れて洗い流されるから、 上品な旨味と甘みが引き出され、美味しくなる、ということですね。 さて、掲題の件ですが、 煮込み料理って、簡単で、お手軽なので、 大家族の家庭では定番ですよね。 でも、スッキリとした料理を作ろうと思うと、 煮込む途中に浮いてくる灰汁(アク)を、 丁寧にすくい取る必要があります。 これは、人間も同じなんです。 料理の炎は、没頭した時の情熱の炎です。 人の悪念は、食材の灰汁です。 言霊解釈すれば、灰汁=悪、なのです。 だから、昔の偉い霊覚者の人が、料理の不必要な物を、 灰汁と書いて『アク』とあて名したのでしょう。 灰汁なんて、普通に読めば、 絶対に『はいじる』と読みますよね笑 日本は言霊の国なので、こうした例は、他にも沢山ありますよ。 みなさん、是非、見つけてみてください!! さて、人の情熱の炎は、霊光を輝かせ、 瞬間的に霊層をレベルアップさせます。 そうすると、普段隠れていたその人の悪念が、 表に現れ出てくるのです。 平たく言えば、調子に乗りすぎるわけですね笑 すると、周りから反感を買ったり、上司や先生から叱られたりします。 つまり灰汁をスコーンとすくい取られるわけです笑!! すると、その人は、自分で自分の心の悪に気づき、 高い霊層をそのまま維持できるようになるのです。 人は、周りからの反感を買うのを恐れすぎて、 情熱を持って何かをすることに躊躇しがちですが、 神様から見れば、んなこと気にすんな!!ってなもんです笑 情熱を持って何かをしようとする人間を、 足を引っ張ったり、冷やかに見るだけの人は、 かなり霊層の低い、低レベルな精神の持ち主だと言えるでしょう。 完全に、魔界に取りこまれた人なんですね笑。 でも、こういう人、案外多いでしょう??笑 一昔前までは、9割くらいの人が、足引っ張り人間でしたが笑、 去年は、6割にまで減っています。 今も急激に減り続け、今年は、半数を割るのではないかと思います。 このスピードは、加速度的です。 世の使命ある人達の努力の積み重ねのおかげですね~ 僕も、がんばらなくっちゃ!!笑 もっと深くつっこんでみると、 悪=灰汁とは、料理のスッキリ感を出したい時に、 雑味を悪と捉えるとそうなりますが、 雑味をあまりに取り除くと、 深みが失われてしまうと感じる人もいます。 そう。人も同じですよね。 あまりに清廉潔白な人で、潔癖症な人って、どこかとっつきにくい笑 人間は、欲望も高潔さも、両方併せ持って、 初めて妙なる働きが出来る人になれるからです。 高きにも低きにも、正しさがあり、真(まこと)があるのです。 たとえば、ヤクザの世界にだって、真があります。 殺し合いの世界にだって、真がある。 こういうと、清真さを重んずるキリスト教関係者は、 『なんですとおおおおおっっっ』 と、目くじらたてそうですよね笑 しかし、実際にそうだから仕方が無い。 形ではない。心なのです。 命のやり取りをするその瞬間、どう悟り、どう生き、どう死ぬのか。 覚悟と貫く魂と信念。その時に魂は煌々と輝く。 小康に甘んじ、小さな己の安寧をただ祈る宗教信奉者たちには、 到底理解できない境地でしょう。 最近、料理の世界でも、 灰汁をとらずに、素材の良さを信じ切り、そのまま出す、 まことに気合いの入った鳥すき屋があるといいます。 その奥深い美味さといったら、 美食で有名なお笑い芸人のキャイーンの天野君が 太鼓判押してましたね笑 本当の真とは、善も悪も包括した境地の中にあるのです。 ではまた!! 心のデザイン国際大学 http://www.hdi.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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