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2005年12月29日
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カテゴリ:映画
久々に映画の話など。

原題:RAY
製作年:2004
製作国:アメリカ
監督:テイラー・ハックフォード
出演:ジェイミー・フォックス
Ray/レイ 追悼版BOX
<内容>
ゴスペルとR&Bを融合させ、新しい音楽のジャンルを生み出した、大御所レイ・チャールズの半生を描いた映画。
貧しい田舎町で 弟とともに母親に育てられたレイ。目の前で溺死した弟を助けることができなかったことに一生苦しめられることになる。
自身も視力を失う病気にかかり、七歳のときに失明。
そんな彼に母親は
「めくらだが、知能が低いわけではない。」
と、教育に熱心であった。
やがてピアノを覚え、都会に繰り出し、目の見えないR&Bシンガーとして活躍するが・・・。



 実はワタシ、レイ・チャールズの名前は知っているけれど、音楽についてはほとんど知らなかったのです。だから、DVD借りるときも躊躇しましたね。でも、映画の中に効果的に使われている音楽の数々は 全て聞いたことがある曲ばかりでした。そんな彼をよく知らない人でも曲をしっているというほどの影響力の大きい大御所レイの素顔は それこそ波乱万丈のドラマでした。

 結構ここまで何でもありの人生というのは 意外と映画にしにくいような気がします。ストーリーを追うのが精一杯で、何も残らない映画になりそうですが、なかなかうまくまとめてあり、とてもよかったです。
ただ、たびたび出てくる、弟の連想シーンがわざとらしくて、ちょっぴりヤでした・・・。

 貧しい村で生まれ、弟をなくし、失明しと、これ以上ないほどの苦しみを持った幼いレイ。
その上、遠く離れた盲学校で勉学を学ぶため、唯一の支えとなっている母親から離されるというのは もう絶望に近い苦しみだったことでしょう。
そのお陰で 以後の成功にも役立っているのでしょうが、その後の人生にこれらの苦しみが後を引き続けたのでしょう。

どうしようもない不安感から走ってしまったドラッグ。
孤独感を回避するため、愛を渇望する気持ちから、何人も囲ってしまった愛人。

 成功すればするほど、全体も把握できなくなり、信じる人の裏切りによる苦しみなどで不安が増していく様子を 主演のジェイミー・フォックスは実にリアルに演じています。

 そんな迷走する夫に 妻は諦め、半分信用しなくなりますが、遠くで耐えながら見守っている・・・どこかで夫を信じている様子もうまく表現されていると思いました。

 レイを一番本気で愛していたと思われるバックボーカルの女性が痛々しくてたまりませんでした。報われないことが最初から分かっていながら、激しく愛し、傷つき、この世を去っていった愛に生きた女性でした。

 そんな私生活は孤独とトラウマと不安に支配されていたレイでしたが、音楽に対する情熱を失うことは決してなかったところが、皆に愛されるゆえんなのかもしれません。
周りの反発を受けようと、自分の信じたアイデアを試みたり、自分のよいと思う音楽を頑なに守り続けた。
彼の音楽は今後いつまでも皆の心に残り、語り継がれていくことでしょうね。
 

 この映画に出てくる人物達は 皆厳しい運命に翻弄されています。
そんな中で一生懸命生きようとする生命力が 美しいと思いました。
レイの母は特に厳しく、貧困の中で夫に見捨てられ、必死で子供を育てていきますが、一人死に、もう一人は失明。もう想像に絶するほどの苦しみでしょう。それでも、息子の将来を心配し、温かい愛で見守りながら厳しくしつける、意志の強い女性でした。彼女が亡き後も、母親の言葉はずっとレイの支えていっているところが実に感動的でした。


厳しく苦しい人生なのに、映画を観終わったあと、私もぬるく生きず、もっと今を生きねばという気持ちにさせてくれた、メッセージのある映画だったと思います。






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最終更新日  2012年04月11日 13時27分50秒
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