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カテゴリ:スポーツ&テレビ
昨日‥ついつい最後まで観てしまいました。
『ボイスレコーダー』。 2時間半に渡る‥ドキュメンタリードラマ。 家族の20年間の苦悩が伝わってきました。 日航ジャンボ機が群馬県上野村の御巣鷹の尾根に激突・炎上し、520名が犠牲となった航空史上空前の事故。 あの日。 皆さんは、どこでどう過ごされてましたか? みちょは‥該当者ではありませんが、よく覚えているんです。 まだあの頃は、みちょもかいがいしく新婚時代を過ごしておりました。 長女Aが生まれたばかりでして。 調度あの日から1泊の予定で、元ダンナが東京出張でした。 無論、今ほど『得割』『早割』があったわけでもなく。 クレジットカードみたいに『マイレージ』のポイントシステムもありませんでした。 東京⇔大阪間。 一般庶民は、まだまだ新幹線の利用者の方がダントツに多かった。 それだけ飛行機高かった時代。 エリートしか乗れなかった‥。 だから元ダンナも新幹線組。 まぁ、123便には乗ることは無かったのですが‥それでも他人事ではありませんでしたよ。 あの頃、携帯電話も普及していませんでしたから。 うら若き?みちょは不安で不安で‥(笑)。 ず~~~っと、一晩中事故関連のテレビを見ながらダンナの電話を待っていましたっけね。 あのドラマで‥ どんなに気をつけていても、絶対はありませんから。 心に響いてきませんか? 何気なく、朝玄関で「行ってらっしゃい」「気をつけてね。」。 当たり前のことなんですけど、一瞬にして崩れてしまう‥。 あの123便の高濱機長の奥さま。 一報を聞いた時に取られた行動。 掃除機にスイッチを入れて、家を掃除しだす‥。 「これから、色んな人が来るじゃない。 きれいにしておかないと‥。」 涙を誘いました‥。聞けば、彼女もスッチー。 職場結婚だったわけですよ。 業界を知っていらっしゃる方なだけに気丈な行動。 被害者でありながら、加害者扱いされた報道。 乗客と乗員の家族は、その待遇が違う。 ホテルに軟禁状態。 マスコミに対する口止めですわね‥。 さぞやつらかったやろうね‥。 このドラマ。 実は、その‥生まれたてだった長女と一緒に観ていました。 彼女は‥同じ業界を目指しています。 「知っとかなあかんことやから。」 と最後まで見ていましたよ。 観ながらみちょもびっくりした‥。 この、高濱機長の長女さん。 お父さまと同じ『空のお仕事』を選択された‥。 スッチーですよ。 奥さま。 あれだけの惨劇を経験されながらも‥反対なさらなかったんだなぁ。 すごい‥。 みちょんとこの長女がね? 「加害者扱いされながら、採用されたわけでしょ? この娘さんの努力は尋常じゃないよ‥。」 ‥。 確かに、父親の名前はずっと付いて回る。 並大抵では無理でしょう。 現在とは事情が違うと言えど、世間はそんなに甘くは無いはず。 そして‥現在。 ドラマの最後に、奥さまとそして長女さんの映像もありました。 親子2代のスッチー。(今はCAって呼びますね。) 綺麗な方でした。 すると‥(みちょも少しだけ、この業界にかじってましたら。) またまたびっくり! うちの長女もびっくり! 何がって? 普通に流してみていたら解らなかったと思いますよ。 この娘さん。 今も現役でJALに在籍してみえます。 我が家の2人。 目と目を合わせて‥『この人‥ほんまにすごい。』 その制服。 ただのCAの制服にあらず。 パーサーの出で立ちでした! パーサーですよ!? 客室総責任者。 『乗客の安全を現場で担当する総指揮官』です。 親孝行されましたよね‥。 強靭な方です。尊敬しか言葉が出てこない。 ドラマの設定では、あの事故のとき高校3年生で予備校通いだった‥。 ‥っていうことは? 現在38歳?39歳? 現場にいながら、戦ってきたんでしょうね。 最後に奥さまが 「何が起ころうと、全て機長の責任です。」 とおっしゃっていたのが印象的でした。 「二度とこのようなことがおこらないように‥。」 ご冥福をお祈りします‥。 ←参加してます。ご協力お願いします♪ ●黙祷をささげます‥● あの惨劇から20年が過ぎます。 文集『茜雲』は毎年発刊され、今年は20冊目。 今回発刊の20年目の文集『茜雲』には、高齢化する遺族たちが事故の記憶を次世代に伝えたい、事故を風化させないという遺族の強い思いが詰まっています。。 そして、亡き愛する人への変わることのない想いと遺族一人ひとり違う20年間の心の軌跡が記されています。 是非‥読みましょうね。。。 茜雲(総集編) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.08.13 08:46:05
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