光
昨日の宇宙。難しかったですか? まあまあそう言わずに(笑)。でも数億年の宇宙誕生を、あーんなに短くまとめたんですよ。これ以上簡単に出来ません・・・。 この前書いたように、今エネルギーワークと呼ばれるもののセミナーの中で、 「エネルギー」 という言葉が飛び交う割には、エネルギーは何なのか、どこから来たのか、という説明が少ないんです。 言葉に詰まるといきなり 「宇宙の力です。」 と言って、本当に受講生の皆さん全てが納得するわけではない。「宇宙のエネルギー」 と口に出すならば、ほんの少しでも知っておく必要があるようですね。 そしてもう一つ。よくこの世界でごまかされてしまう言葉NO,2。『それは光です。』 今日はこの 『光』 についてのうんちくを垂れましょう。 光、というと皆さんは何を思い浮かべますか?日光、ライト、ろうそくの火、などの身の回りの光。そして目で見えない光。例えば、レイキのアチューンメントの時見えるまぶたの裏のまぶしい光。あと、光っている、という表現。 「花や草が光っている。」 とか 「あの人は最近光ってるね。」 みたいな・・・。どれが本当の光だと思います?実はどれも本当の光なんですよね。 ただ可視的な面で、つまり肉眼で見える以外のものを指差して 「これは光です。」 と言われると、 「?」 ってことになりますから、納得した上での 「あ、そうですか。」 は、出てこない。納得しなくても 「嬉しい」 と感じる光なら、ただ喜びを感じるだけでいいのだと思います。 「光」にまつわるイメージで、悪いイメージを持つ人はほとんどいないですよね。だったら喜んでその光を受け入れていいのではないか、と。私も 「光」 という言葉自体がとても好きです。 ビッグバンの時に発生したエネルギーの中で光が生まれた、と言われています。宇宙の始まりからこの光が生まれるのはもうほんの一瞬の間ですから、 「はじめに 光 ありけり。」 とはよく言ったものですよね。 目に見えるものからスタートするとなれば、素粒子は目に見えませんから、見えたのはこの 「光」 からだと言えます。昨日書いたように、一粒から始まって他からのなんの混ざり気もない状態から全てが枝分かれしていってるわけですから、その中で生まれ出るものは全て 「同じエネルギー」 と言えるのです。 つまり最初の一粒も、クォークも反クォークも、そして光も全く同じ。同じ 「エネルギー」 なんですよ。 そもそも光というのは、波(波動)だと考えられていたのですが、アインシュタインにより、光の正体は光子という粒である、と見い出されました。 ところが現代ではさらに発展して、空間は全てミクロの粒の集まりだと考えられるようになってきました。 ところが・・・またまた調べてみると、この粒の一つ一つはやっぱり波の性質を持つのです。 そして物質もまた同じ。あらゆる物質が波としての性質を持っているのですが、質量が大きいためにほぼ一点に収縮している。全てが一点に収縮すると、 「モノ」 という形になるのです。 ややこしいですか? つまり、やっぱり物も光も空間も、波であり、粒であり・・・。ということは、物は波であり光であり、そしてその全てがエネルギーで出来ている、ということになるのですよね。 よく言われる 「波動が・・・」 「光が・・・」 というものと、横においてある花瓶の花は全く同じ。ですから光っているというと、全てのものが光っているわけです。全てが波打っているわけです。そして全てが同じもので出来ている。「波動を感じる」 ということと、 「何かが光って見える」 というのは、同じこと。 レイキのアチューンメントの時に見える光も、これと同じなんですよね。莫大なエネルギーを使うわけですから、そのエネルギーが光に変換されたら莫大な光に見える。 「私はビリビリしたー。」 という受講生さんと、 「私はまぶしかったー。」 という受講生さんは、全く同じものを感じているわけで、どちらが良いという話ではないわけです。 そしてそれを感じる体も、嬉しいことがあった時、ぱぁ~って明るくなる心も、やはり全て同じ 『光』 。 だって、同じところから私達は生まれ、今日も光ったり、波打ったりしているのですから。ではまた明日。