2月といえば、ブルガリアは「なまはげシーズン」です。
鬼と言うよりは悪魔！な仮面をつけて、わらの変わりに動物の毛皮をまとった
その姿は日本のそれよりもかなりワイルドな感じがします。
もちろん普通の人が仮装しているのですが、
大人なまはげや子供なまはげがいたりするのが面白く、
まるでＤｒ．イーブルとミニ・ミーって感じでかわいいんです。
そんなブルな「なまはげ」たちがあっちの村やこっちの村に登場して、
腰に付けた何十個の鐘を「ガランガラン」と鳴らしながら、
家々に乱入し、小麦粉を頭からかけてまわるとんでもないお祭りです。
小麦粉をかけるのは「来年の豊作を願うから」らしいのですが、
なまはげの頭の上にウエディングドレスを着たりかちゃん人形が
付いてるのを見たときはちょっと、ギョッとしました。
聞いてみると、それは「多産」を願うものらしく、なるほどとも思いましたが、
しかし、鬼の仮面の上にりかちゃん人形が付いている様はやはり異様なのでした・・・。