俳 句 の こ と
俳句は短い言葉で自分を表現できる文芸だ毎日日記のように詠んでいけば自分史にもなる俳句は、季語を含む5・7・5(17音)を基本とする定型詩です。季語を持たない無季俳句や、字数が足りない「字足らず」、字数が余る「字余り」などもありますが、季語を含む5・7・5が基本です。5・7・5は文字数ではなく「 音数 」です音数の数え方は「 チューリップ 」の言葉で覚えるのがよいでしょうチューリップは何音でしょうか正解は5音です。「チュ」で1音、「ー」で2音、「リ」で3音、「ッ」で4音、「プ」で5音です小さいやゆよの入った「ちゃ」「ちゅ」「ちょ」は1音として「あー」「いー」「うー」などの長く伸ばす長音や「かっ」「きっ」「くっ」などの小さい「っ」が入る「促音( そくおん )」は1音と数えます俳句の基本の型は「 季語∔季語と関係のない12音 」になります。俳句作りの3原則次の三つがあります。① 一句 一動詞② 一句 一固有名詞③ 一句 一季語参考文献: 夏井いつきの「今日から一句」