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カテゴリ:勝手に関西地方旅行遺産
慈尊院というのは...
空海の母の家なのだ。 当初は高野山の庶務をつかさどる立場にあったそうだが、今は女人高野という名前で有名だ。 もちろん世界遺産だ。 北海道・積丹半島の神威岬も過去は女人禁制であったが... 高野山も女人禁制であったため、高野山に住むことができなかったためだ。 昔から山岳信仰のあった場所などでは長くこの慣習が続いたのだが、ご存知のように現在では女性だろうが、宇宙人だろうが、地底人だろうが、最低人だろうが、誰でも入山できるのだ。 当時は神域が広かったのだろうが、実に密教の根本道場である根本大塔から21.5キロを経た地に住む母を月に9回も訪ねたのは驚きだ。 慈尊院には神社への参道がある... 慈尊院創建時に鎮守として丹生・高野明神を祀った丹生官省符(にうかんしょうぶ)神社で、春日作りの建物も含めてもちろん世界遺産だ。 丹生というのは水銀のことで、高野山付近には水銀の摂れる川もあったが、この時代の唐を彷彿とさせる建物の彩色には水銀も必要だったのだ。 近くには同じ世界遺産で丹生都比売(にうつひめ)神社もある。 神社から町石道に行くことができる。 町石道というのは高さ約3メートルの五輪卒塔婆刑の石柱が1町(約109メートル)おきに立っている道だからなのだが、当初は木製であったそうで根本大塔まで180基の町石がある。 町石には密教の諸尊を表す梵字が刻まれている。 ここからは400メートルほど、道は多少曲がっているがイメージは直登に近い。 どんどん! どんどん! どんどん! 行くと... 結構、景色がよかったりするが... 気にせずに... どんどん! どんどん! どんどん! 行こうと思ったら、画像の容量が不足! が~ん! が~ん! が~ん! と言うことで、突然だが次回に続くのだ。 どうしよう.... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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