いま日記は主に下記で書いています
いずれ長いのはこちらにアップしますが
お手数ながら、よろしくお願いします
http://d.hatena.ne.jp/butoh-art/
志賀信夫
■…………………………………………………………………………■
マルドロール
■…………………………………………………………………………■
mail magazine
■…………………………………………………………………………■
contents no.106.2006.11.30
■…………………………………………………………………………■
Nobuo Shiga
■…………………………………………………………………………■
★メールアドレスは☆を@に直してご利用ください
■…………………………………………………………………………■
close up
■…………………………………………………………………………■
★「Corpus(コルプス)身体表現批評」誌創刊★執筆者募集中
■…………………………………………………………………………■
★舞踊、ダンス、バレエ、舞踏やアート・パフォーマンスなどの
身体表現について論じる批評同人誌を創刊します
ついては投稿原稿・短評原稿などを募集します。
☆創刊号締切は間近。応相談
shiga-nobuo☆jicp.co.jpまでお問い合せください
ミクシィにはアップしています
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1282055
★創刊特集:「大野一雄」」
□創刊予定 2007年1月20日
□体 裁 A5判、96頁、表紙1色、本文1色、1-3段組
□編集委員(五十音)(専門・所属。執筆媒体)
坂口勝彦(科学哲学、舞台批評。Cut-In、シアターアーツ)
志賀信夫(舞踊批評家協会。Cut-In、TH、DansArt等)
竹重伸一(舞踊批評。テルプシコール通信)
西田留美可(舞踊批評。DansArt、Cut-In、Danza等)
宮田徹也(近代美術史。Dancework、Cut-In等)
吉田悠樹彦(舞踊批評家協会。音楽舞踊新聞等)
■…………………………………………………………………………■
schedule
■…………………………………………………………………………■
『境界』=『BOUNDARY』展
■…………………………………………………………………………■
★境界を越えるか
日 時 ~12月10日まで無休 平日11時~18時、土日11~19時
会 場 ZAIM別館3F 横浜市中区日本大通34
tel 045-222-7030
Artists:新良太(写真)、 Mattin(ヴィデオ・サウンド)、
Jack McLean(ドローイング)、杉山啓子(インスタレーション)、
Eiji Suzuki(ペインテイング)、ロマンス小林&ゴールデン鈴木
(パフォーマンス)
◇12月2日(土) Mattin / 宇波拓 "死霊のコンピューター
open 19:00 start 19:30 1500円
◇12月3日(日)Junko / Mattin duo open 19:00 start 19:30 1500円
◇12月2日(土)・12月9日(土)11:00pm- Painting Workshop:
Eiji SuzukiによるポートレートをテーマにしたLive Painting Workshop
問合せ:Shinohara Fine Art
住所:〒166-0015東京都杉並区成田東1-14-1
TEL:080-3462-5563(担当:篠原) FAX:03-3312-0068
s-shino☆cj9.so-net.ne.jp http://www.shinoharafineart.org
■…………………………………………………………………………■
フリオ ゴヤ 彫刻展
■…………………………………………………………………………■
★日系アルゼンチン人の沖縄在住アーティストです。面白いよ
日 時:12月1日~12月19日
場 所:東西文化センター
135-0048 東京都江東区門前仲町1-9-10 TEL03-3641-3805
地下鉄東西線大江戸線門前仲町駅出口3番徒歩1分
JR京葉線越中島駅徒歩8分 http://www.cceo.jp/
◇12月1日17:00~オープニングパーティー
■…………………………………………………………………………■
井崎 聖子 展(IZAKI Masako)
■…………………………………………………………………………■
★京橋の星
会 期:11.20(月)~12.2(土) PM12:00~19:00
(最終日~18:00)日曜日休廊・23日(祝日)開廊
http://www11.ocn.ne.jp/~kanekoag/kaneko/2006/061120/iza-0611.html
場 所:かねこ・あーとギャラリー
〒104-8312 中央区京橋3-1-2 片倉ビル1F TEL 03-3231-0057
E-Mail kanekoag☆axel.ocn.ne.jp
http://www11.ocn.ne.jp/~kanekoag/
■…………………………………………………………………………■
第17回 石原正一ショー『ボボボーボ 坊っちゃん』
■…………………………………………………………………………■
★メンバーが充実
日 時:11/29(水)19時 30(木)19時 12/1(金)19時
2(土)14時/19時 3(日)14時/18時
場所 ザムザ阿佐谷
JR中央線・総武線 阿佐ヶ谷駅 北口より徒歩2分
康ヨシノリ(康組)、今奈良孝行(エッへ)、各務立基(花組芝居)、
岸潤一郎(NAィKI)、吉村やよひ(ひげ太夫)、石川ゆうや(ダーリン)、
猪狩敦子(bpm)、福山しゅんろう、板橋薔薇之介、斉藤ゆき、石原正一
料金 前売3200円/当日3500円 高校生以下2000円:前売当日共
学生証提示のみ、石原正一所のみで受付
http://www.k3.dion.ne.jp/~halashow/
090-3503-0108 mail☆higedayu.com
■…………………………………………………………………………■
FLAMENCO 曽根崎心中
■…………………………………………………………………………■
★鍵田真由美によるフラメンコ:宇崎竜堂・阿木曜子の音楽
会 場 ル テアトル銀座 104-0061
東京都中央区銀座1-11-2(銀座テアトルビル3階)
TEL 03-3535-5151(代表)
日 時:~12月3日[日]
料 金:11,000円 9,000円 8,000円 7,000円 20,000円
サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(10:00~19:00)
■…………………………………………………………………………■
境野ひろみ舞踏公演「亡列路」
■…………………………………………………………………………■
★舞踏の星、淡々と静かに踊り続ける
日 時:12月2日土曜 開場19:00 開演19:30
場 所:阿佐ヶ谷アルスノーーヴァ 03-3391-4228/3709
前売2000円/当日2500円 問い合わせ 03-3493-1086(境野)
■…………………………………………………………………………■
「カンドゥーコ・ダンス・カンパニー」
■…………………………………………………………………………■
★車椅子ダンサーらの魅力
【作品】:The Journey 「旅」 振付/フィン・ウォーカー
In Praise of Folly 「フォリーを讃えて」 振付/アティナ・ヴァーラ
岐阜県多治見市 ダンス公演
【日時】:12月3日(日)14:30開演
【会場】:多治見市文化会館 大ホール(最寄:JR多治見駅)
【料金】:一般 3000円、高校生以下 1500円 、障害のある方 1500円
(多治見市文化会館のみで販売)
【チケット】:多治見市文化会館 TEL0572-23-2600
【問合】:多治見市文化会館 TEL:0572-23-2600
URL:http://www.c-5.ne.jp/~bunka/
鳥取 ダンス公演
【日時】:12月6日(水)19:00開演
【会場】:鳥取県民文化会館 梨花ホール(最寄:JR鳥取駅)
【料金】:一般3000円、障害のある方1500円
【問合】:アーツデザイン・とっとり実行委員会
TEL:0857-21-0544 e-mail: yumeores☆mocha.ocn.ne.jp
URL: http://www.hal.ne.jp/artsdt/
札幌 デモンストレーション+ミニ公演+トーク
【日時】:12月10日(日)15:00開演
【作品】:CandoCoダンス・カンパニー ミニ公演
~2つの小作品から、「 Phasing 」 「 Human Suite - duet 」
【会場】:生活支援型文化施設 コンカリーニョ(最寄:JR琴似駅)
【料金】:1000円【問合】:NPO法人 コンカリーニョ
TEL:011-615-4859 E-mail: info☆concarino.or.jp
URL: http//www.concarino.or.jp
■…………………………………………………………………………■
量が多いので全体は以下にあります
http://d.hatena.ne.jp/butoh-art/20061130
■…………………………………………………………………………■
マルドロール
■…………………………………………………………………………■
mail magazine
■…………………………………………………………………………■
contents no.106.2006.11.30
■…………………………………………………………………………■
Nobuo Shiga
■…………………………………………………………………………■
★メールアドレスは☆を@に直してご利用ください
■…………………………………………………………………………■
close up
■…………………………………………………………………………■
★「Corpus(コルプス)身体表現批評」誌創刊★執筆者募集中
■…………………………………………………………………………■
★舞踊、ダンス、バレエ、舞踏やアート・パフォーマンスなどの
身体表現について論じる批評同人誌を創刊します
ついては投稿原稿・短評原稿などを募集します。
☆創刊号締切は間近。応相談
shiga-nobuo☆jicp.co.jpまでお問い合せください
ミクシィにはアップしています
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1282055
★創刊特集:「大野一雄」」
□創刊予定 2007年1月20日
□体 裁 A5判、96頁、表紙1色、本文1色、1-3段組
□編集委員(五十音)(専門・所属。執筆媒体)
坂口勝彦(科学哲学、舞台批評。Cut-In、シアターアーツ)
志賀信夫(舞踊批評家協会。Cut-In、TH、DansArt等)
竹重伸一(舞踊批評。テルプシコール通信)
西田留美可(舞踊批評。DansArt、Cut-In、Danza等)
宮田徹也(近代美術史。Dancework、Cut-In等)
吉田悠樹彦(舞踊批評家協会。音楽舞踊新聞等)
■…………………………………………………………………………■
schedule
■…………………………………………………………………………■
『境界』=『BOUNDARY』展
■…………………………………………………………………………■
★境界を越えるか
日 時 ~12月10日まで無休 平日11時~18時、土日11~19時
会 場 ZAIM別館3F 横浜市中区日本大通34
tel 045-222-7030
Artists:新良太(写真)、 Mattin(ヴィデオ・サウンド)、
Jack McLean(ドローイング)、杉山啓子(インスタレーション)、
Eiji Suzuki(ペインテイング)、ロマンス小林&ゴールデン鈴木
(パフォーマンス)
◇12月2日(土) Mattin / 宇波拓 "死霊のコンピューター
open 19:00 start 19:30 1500円
◇12月3日(日)Junko / Mattin duo open 19:00 start 19:30 1500円
◇12月2日(土)・12月9日(土)11:00pm- Painting Workshop:
Eiji SuzukiによるポートレートをテーマにしたLive Painting Workshop
問合せ:Shinohara Fine Art
住所:〒166-0015東京都杉並区成田東1-14-1
TEL:080-3462-5563(担当:篠原) FAX:03-3312-0068
s-shino☆cj9.so-net.ne.jp http://www.shinoharafineart.org
■…………………………………………………………………………■
フリオ ゴヤ 彫刻展
■…………………………………………………………………………■
★日系アルゼンチン人の沖縄在住アーティストです。面白いよ
日 時:12月1日~12月19日
場 所:東西文化センター
135-0048 東京都江東区門前仲町1-9-10 TEL03-3641-3805
地下鉄東西線大江戸線門前仲町駅出口3番徒歩1分
JR京葉線越中島駅徒歩8分 http://www.cceo.jp/
◇12月1日17:00~オープニングパーティー
■…………………………………………………………………………■
井崎 聖子 展(IZAKI Masako)
■…………………………………………………………………………■
★京橋の星
会 期:11.20(月)~12.2(土) PM12:00~19:00
(最終日~18:00)日曜日休廊・23日(祝日)開廊
http://www11.ocn.ne.jp/~kanekoag/kaneko/2006/061120/iza-0611.html
場 所:かねこ・あーとギャラリー
〒104-8312 中央区京橋3-1-2 片倉ビル1F TEL 03-3231-0057
E-Mail kanekoag☆axel.ocn.ne.jp
http://www11.ocn.ne.jp/~kanekoag/
■…………………………………………………………………………■
第17回 石原正一ショー『ボボボーボ 坊っちゃん』
■…………………………………………………………………………■
★メンバーが充実
日 時:11/29(水)19時 30(木)19時 12/1(金)19時
2(土)14時/19時 3(日)14時/18時
場所 ザムザ阿佐谷
JR中央線・総武線 阿佐ヶ谷駅 北口より徒歩2分
康ヨシノリ(康組)、今奈良孝行(エッへ)、各務立基(花組芝居)、
岸潤一郎(NAィKI)、吉村やよひ(ひげ太夫)、石川ゆうや(ダーリン)、
猪狩敦子(bpm)、福山しゅんろう、板橋薔薇之介、斉藤ゆき、石原正一
料金 前売3200円/当日3500円 高校生以下2000円:前売当日共
学生証提示のみ、石原正一所のみで受付
http://www.k3.dion.ne.jp/~halashow/
090-3503-0108 mail☆higedayu.com
■…………………………………………………………………………■
FLAMENCO 曽根崎心中
■…………………………………………………………………………■
★鍵田真由美によるフラメンコ:宇崎竜堂・阿木曜子の音楽
会 場 ル テアトル銀座 104-0061
東京都中央区銀座1-11-2(銀座テアトルビル3階)
TEL 03-3535-5151(代表)
日 時:~12月3日[日]
料 金:11,000円 9,000円 8,000円 7,000円 20,000円
サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(10:00~19:00)
■…………………………………………………………………………■
境野ひろみ舞踏公演「亡列路」
■…………………………………………………………………………■
★舞踏の星、淡々と静かに踊り続ける
日 時:12月2日土曜 開場19:00 開演19:30
場 所:阿佐ヶ谷アルスノーーヴァ 03-3391-4228/3709
前売2000円/当日2500円 問い合わせ 03-3493-1086(境野)
■…………………………………………………………………………■
「カンドゥーコ・ダンス・カンパニー」
■…………………………………………………………………………■
★車椅子ダンサーらの魅力
【作品】:The Journey 「旅」 振付/フィン・ウォーカー
In Praise of Folly 「フォリーを讃えて」 振付/アティナ・ヴァーラ
岐阜県多治見市 ダンス公演
【日時】:12月3日(日)14:30開演
【会場】:多治見市文化会館 大ホール(最寄:JR多治見駅)
【料金】:一般 3000円、高校生以下 1500円 、障害のある方 1500円
(多治見市文化会館のみで販売)
【チケット】:多治見市文化会館 TEL0572-23-2600
【問合】:多治見市文化会館 TEL:0572-23-2600
URL:http://www.c-5.ne.jp/~bunka/
鳥取 ダンス公演
【日時】:12月6日(水)19:00開演
【会場】:鳥取県民文化会館 梨花ホール(最寄:JR鳥取駅)
【料金】:一般3000円、障害のある方1500円
【問合】:アーツデザイン・とっとり実行委員会
TEL:0857-21-0544 e-mail: yumeores☆mocha.ocn.ne.jp
URL: http://www.hal.ne.jp/artsdt/
札幌 デモンストレーション+ミニ公演+トーク
【日時】:12月10日(日)15:00開演
【作品】:CandoCoダンス・カンパニー ミニ公演
~2つの小作品から、「 Phasing 」 「 Human Suite - duet 」
【会場】:生活支援型文化施設 コンカリーニョ(最寄:JR琴似駅)
【料金】:1000円【問合】:NPO法人 コンカリーニョ
TEL:011-615-4859 E-mail: info☆concarino.or.jp
URL: http//www.concarino.or.jp
■…………………………………………………………………………■
量が多いので全体は以下にあります
http://d.hatena.ne.jp/butoh-art/20061130
土方巽、澁澤龍彦と同年生まれで、五十年代から美術の前衛を歩いてきた池田が、土方と舞踏について語った。そして嵯峨のソロは、洗面器に蝋燭という照明・装置によるもの。この暗い光のなかで踊る嵯峨は妖しく輝く。
小林嵯峨の舞踏展のオープニングに、妄人の譱戝大輔とサックス、キーボードによるパフォーマンス。パンツ一枚で鼻に指を突っ込むことに執着し、そして肛門にと展開するところはなかなかいい。そして嵯峨と向井の胡弓、その絡み方もいい感じで、しっとりとした舞台を作った。
小川洋子『密やかな結晶』によってヨシモトヒロコが振付・演出を行った。パパタラフマラの若手ダンサーたちが踊るが、振付の発想などには特に新しさは感じられない。ただダンサーたちに時折光る部分がある。
トリエンナーレは港の倉庫を使いコンテナを通路などにしているが、そのコンテナの上で神村が踊る。ラジカセを持ち込んでジャズサンバ、ロックっぽいような曲。不安定な屋根の上で震え、揺らめきながら踊る姿は、不自由さが伝わってちょっと面白い。二度目、逆光のシルエットで踊るところもなかなか見せた。決してうまい踊りを見せるわけではないが、関西から来たらしい2人組や青年が惹きつけられて口々にいいと話しているのが聞こえてきた。
鈴木ユキオはやはり才能がある。ネオダダ以来の洗濯ばさみという美術ネタ。プラスティックの洗濯ばさみの丸い洗濯干し用具を使ったインスタレーションの前で、ダンサーたちが頭などに洗濯ばさみをつけて登場して、整列して群舞、ナカニワに出て、暴れるように踊る。そして高松次郎の影の作品の前で、痙攣するように渋く踊る。なかでも執拗に倒れる鈴木のソロはインパクトがある。そしてまたナカニワで、公衆電話から母の声がする作品の周囲を走り回り、お母さんと叫び倒れる。すると用意してあった、顔出し撮影用看板の前で、水を被る。美術ネタとダンス、パフォーマンスを合わせて、かつ展示作品を活用したいいノリだが、それだけではなく緊張感を出した。そして終るとこの顔出しパネルで観客と記念撮影まで、というサービス精神。写真を見ると彼らのことをきっと観客は思い出すだろう。
トリエンナーレは港の倉庫を使いコンテナを通路などにしているが、そのコンテナの上で神村が踊る。ラジカセを持ち込んでジャズサンバ、ロックっぽいような曲。不安定な屋根の上で震え、揺らめきながら踊る姿は、不自由さが伝わってちょっと面白い。二度目、逆光のシルエットで踊るところもなかなか見せた。決してうまい踊りを見せるわけではないが、関西から来たらしい2人組や青年が惹きつけられて口々にいいと話しているのが聞こえてきた。
鈴木ユキオはやはり才能がある。ネオダダ以来の洗濯ばさみという美術ネタ。プラスティックの洗濯ばさみの丸い洗濯干し用具を使ったインスタレーションの前で、ダンサーたちが頭などに洗濯ばさみをつけて登場して、整列して群舞、ナカニワに出て、暴れるように踊る。そして高松次郎の影の作品の前で、痙攣するように渋く踊る。なかでも執拗に倒れる鈴木のソロはインパクトがある。そしてまたナカニワで、公衆電話から母の声がする作品の周囲を走り回り、お母さんと叫び倒れる。すると用意してあった、顔出し撮影用看板の前で、水を被る。美術ネタとダンス、パフォーマンスを合わせて、かつ展示作品を活用したいいノリだが、それだけではなく緊張感を出した。そして終るとこの顔出しパネルで観客と記念撮影まで、というサービス精神。写真を見ると彼らのことをきっと観客は思い出すだろう。
トリエンナーレは港の倉庫を使いコンテナを通路などにしているが、そのコンテナの上で神村が踊る。ラジカセを持ち込んでジャズサンバ、ロックっぽいような曲。不安定な屋根の上で震え、揺らめきながら踊る姿は、不自由さが伝わってちょっと面白い。二度目、逆光のシルエットで踊るところもなかなか見せた。決してうまい踊りを見せるわけではないが、関西から来たらしい2人組や青年が惹きつけられて口々にいいと話しているのが聞こえてきた。
鈴木ユキオはやはり才能がある。ネオダダ以来の洗濯ばさみという美術ネタ。プラスティックの洗濯ばさみの丸い洗濯干し用具を使ったインスタレーションの前で、ダンサーたちが頭などに洗濯ばさみをつけて登場して、整列して群舞、ナカニワに出て、暴れるように踊る。そして高松次郎の影の作品の前で、痙攣するように渋く踊る。なかでも執拗に倒れる鈴木のソロはインパクトがある。そしてまたナカニワで、公衆電話から母の声がする作品の周囲を走り回り、お母さんと叫び倒れる。すると用意してあった、顔出し撮影用看板の前で、水を被る。美術ネタとダンス、パフォーマンスを合わせて、かつ展示作品を活用したいいノリだが、それだけではなく緊張感を出した。そして終るとこの顔出しパネルで観客と記念撮影まで、というサービス精神。写真を見ると彼らのことをきっと観客は思い出すだろう。
http://d.hatena.ne.jp/butoh-art/
舞台に布団、そして横たわり少しずつ動く。寝姿のエロスもあるのだが、それ以上に体がなんかこちらに伝わってくる。横になって少しずつ動き、向きを変える田辺は、体の微妙な感覚を追求している。
久しぶりの野口実の音はいい。そしてコート姿で登場し、少年になる田中泯。犬小屋に入ったり、子どもの頃の風景を作り出す。何よりも背景に向かって下がっていく階段状の舞台造りは初めてだし、非常に面白い。そして最後の半裸身で踊る泯にはやはり舞踏のパワーが見えた。
シャウビューネなどで衣装やダンサーとして活躍したタカハシ佳。移動式の鉄骨階段を舞台に置き、上手奥には着替えがかかる。そしてなんともでかいヒラヒラ衣装、大きな人形のような姿で裾を引きずりながら登場するタカハシは仮面をつけている。そのインパクトはなかなか。また着替えてハイヒールでスパニッシュを踊るようなところなど、なかなか面白い。