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カテゴリ:Object作成
前回製作した直線レールストラクチャをベースにして、
曲線レールストラクチャを製作します。 私自身で作っている路線では曲線レールストラクチャも 全て自分で計算した手作りデータなのですが、座標計算が複雑なので、 「金太郎飴」なる同一断面ストラクチャ生成ツールを使用します。 T.K.Soft Railway's Forum(http://tksoft.cool.ne.jp/)よりダウンロードしてきて下さい。 曲線レールだけを作るのなら「Curverail_Editer」でもいいのですが、 曲がるのはレールだけではないので、あえて「金太郎飴」で作ります。 何事にもいえることですが、便利なものほど柔軟性は失われます。 可能ならばツールを使わず、できるだけ自力で作りましょう。 「金太郎飴」を適当な場所にインストールしたら、 ストラクチャを生成するiniファイルを設定します。 「金太郎飴」のreadmeとサンプルを見ればある程度は理解できるとは思いますが、 分かりにくいところもあると思うので、前回製作した「ballast.csv」(左)と、 それから作った「ballast.ini」(右)をいずれもメモ帳で開いて比較してみます。 詳しくは「金太郎飴」についてくるサンプル等をよく見て、いろいろ試してみてください。 「金太郎飴」の起動はXPならば「コマンド プロンプト(XP用)」より行います。 これを開くと「~~~~\金太郎飴>」と出てきます。 上図右の場合、続けて「csc ballast 300 4」と入力し、Enterを押せば、 半径300mで分割数が4の曲線レールストラクチャが生成されます。 分割数とは滑らかさの指標のようなもので、以下のようになります。 分割数が増えれば頂点と面の数も増えるので、必然的にファイルサイズも大きくなります。 故に必要以上に曲線レールストラクチャを作らず、 また分割数を上げないように留意しなければなりません。 西武秩父線においては山岳路線であり、急曲線が連続するため、 雰囲気を損なわないために以下のように曲線レールストラクチャを作ることとします。 半径 分割数 160……5 220……5 270……4 315……4 360……4 410……4 450……4 510……3 600……3 800……3 1000……3 1500……2 2000……2 3200……2 一部を除き、左右両方の曲線レールストラクチャを製作します。 また汎用性を高めるため、カントはストラクチャ上では再現しません。 なお、他の作者さんがどのように曲線レールストラクチャの半径と分割数を 決めているのか2ちゃんねる「BVE Trainsim Part86」スレで尋ねてみましたので参考にどうぞ。 536が私です。
Objectフォルダの中を漁って調べてみても参考になります。 次回は分岐器を考えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 9, 2009 01:08:07 PM
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