|
カテゴリ:Object作成
前回の続きです。
まずは高架橋の側壁からです。 側壁のテクスチャは武蔵丘手前の下の画像から切り出します。 今まで何度も出てきたgimpでの遠近補正をし、横方向に繰り返し表示しても 違和感が無いように加工します。(下は中央付近で反転) 側溝の蓋部分は別に遠近補正し、それより下は側壁のものを色合いを調節して貼り付けました。 元画像全体的に青みがかっているので補正し、2のn乗にリサイズすると下のようになりました。 なお元画像では側溝の蓋がつぶれていて不明瞭だったので、 適当な間隔をあけて少しだけ線状に明度を落とし、蓋に見せかけました。 続いてストラクチャを作ります。 軌道中心から側壁外側までは基本ストラクチャでは2.6mですが、 奈良駅周辺立体交差事業や大阪環状線立体交差事業の標準断面図を見ると 高架橋の側壁外側まで約2.75mであり、基本ストラクチャとほぼ同一の形状になります。 前者:http://www.pref.nara.jp/toshi/jrnara/suuti.html 後者:http://www.city.higashiosaka.osaka.jp/140/140070/p3/p3.html また基本ストラクチャは径間が比較的長い、主桁のある構造ですが、 武蔵丘までで出てきた高架橋は武蔵丘手前の1箇所のみで、 ここの高架橋は下のページ中ほどのにあるように、桁は橋脚と一体化しています。 http://rail.hobidas.com/rm-now/archives/2008/09/21/ 橋脚はこのあと作るので、ここでは桁のない構造で作ります。 先に完成したストラクチャの外観です。 この構文(左壁)は以下の通りです。 面や頂点こそ多いものの、メモリにやさしいテクスチャ1枚のみ読み込みの1ブロックだけです。 展開図にしてみます。 このように1枚で描けることがわかります。 次に橋脚……と行きたいところなのですが、 手持ちの画像が見当たらないので撮って来次第製作します。 すみませんが当分の間橋脚なしです。 (沿線ストラクチャを設置すれば全く気にならなくなるような……) 背景はある程度作り込みできてから作ります。 Crackですが、聞いたところによるとプログラム上での座標計算が必要で負荷がかかる上、 テクスチャが伸びたり縮んだりで見栄えも悪いとのことですので、今回はFreeObjで対応させます。 テクスチャは道床テクスチャの一部を切り出し、色調を調節します。 場所により新しい石だったり古い石だったりするので2種類作っておきます。 道床テクスチャは端になるほど茶色がかっているので、 新旧2種のCrackは高さを変えて自然になるようにします。 構文とテクスチャです。 まずは古い方から。 続いて新しい方です。 Crack構文で設定すると上の構文の書き方ではエラーを起すので、 Crack構文での設定時は注意してください。 設置例です。左側が古いタイプ、右側が新しいタイプです。 次回は踏切を作ります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以下私信 お役に立てているようで何よりです。 >>151氏 BVEViewですが、その名のとおり「見る」ためだけのツールで、 路線ファイルを直接いじる事はできません。 あの場合のように駅構内の配線を撮る場合に重宝しています。 >>152氏 太さ2mmの物体を作って実験してみましたが、こちらの環境では R50での自線分岐では他線0.001よりも0の方が真っ直ぐな結果になりました。 終わりのほうはやはり求まらないので時間がある時にこちらでも調べてみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[Object作成] カテゴリの最新記事
|