467392 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

BVE 路線作成講座@西武秩父線編

BVE 路線作成講座@西武秩父線編

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

○リンク・メモ等はご自由に
○意見・要望・質問等は該当記事のコメント欄か掲示板までどうぞ。技術的な質問は、そこに至るまでの過程も書き添えてください。

Freepage List

Category

Calendar

Comments

YUNO@ Re:17.分岐器の考え方(02/10) 分岐器の番数の計算方法ですが、日本では…
YUNO@ Re:17.分岐器の考え方(02/10) リード半径の資料が少ないのは、条件によ…
ヨシノ@ Re:17.分岐器の考え方(02/10) クロッシングの水準の手計測ですけど、直…
てっけん@ BVEデータ製作を始めました。 東京在住の中学生です。 知り合いが作っ…
タクロウ@ 近鉄のケーブルカーに踏切があるのは珍しい 生駒山と信貴山のケーブルカーに踏切があ…

Favorite Blog

自転車操業 千マリ(仮称)さん
May 8, 2009
XML
カテゴリ:Object作成
今回は踏切を作ろうと思っていたのですが、使えそうなテクスチャがないので、
予定を変更してプラットホームを作ります。

実は飯能駅構内は131氏がよくできたSSをアップしたことがあるのですが、
残念ながらSS止まりでデータは公開されませんでした。そんな訳で初めから作ります。

28_01.jpg
3番線から線路終端方向を見た画像です。
20年ほど前の橋上駅舎化に際して改修が行われたようで、明るく感じます。
後年改修や新設されたホームは鉄骨の上に板を敷く簡単な構造の場合が多く、
飯能駅にも該当します。向かい側のホーム、2番線の下に足が見えていることが判ります。

まずはテクスチャの切り出しから行います。
1枚目は「黄色い線の外側」です。
28_02.jpg
これをgimpで遠近補正すればそのまま使えると思って撮ったのですが、
よく見ると黄色の矢印のところに蛍光灯の光が反射して写りこんでいます。
遠近補正後、反射部の右あたりをコピーして反射部に貼り付けました。
28_03.jpg
この画像に下図Aの部分を同様の方法で加えます。
28_04.jpg
これをリサイズして色合いを調整すれば出来上がりです。
なお元画像は日陰のものですが、色合いは日なたのものに仕上げます。
こうすることで日陰の箇所には半透明の黒い板を被せるだけで日陰を表現できます。
28_05.jpg
そんな訳で、できれば日なたのものを撮った方がいいでしょう。
日陰のものを加工すると少し見苦しくなってしまいます。

2枚目のテクスチャはホーム中央部です。
以前にも画像を載せましたが、飯能駅のホームは以下のような模様になっています。
28_06.jpg
これを真上から見ると下のようになります。
28_07.gif
これの繰り返しで成り立っています。
ホーム先端が狭くなっているので、半面のみ(タイル13×7=91枚分)をテクスチャにします。
「黄色い線の外側」同様に、まずはgimpで遠近補正をします。
28_08.jpg
余分な光が映りこんでいる上、歪んでいて作業が大変そうですので、
比較的綺麗な○の付いたタイルを使って91枚分にまとめます。ペイント上で十分です。
28_09.gif
これを「黄色い線の外側」同様に日なたの色合いに仕上げます。
28_10.gif

3枚目は上から4枚目の画像のBC部分です。3つに分けて作ります。
単純に遠近補正ですが、ホームで隠れてしまっている脚の分を少し余分に空けておきます。
28_11.jpg

28_12.jpg

28_13.jpg
これらを1枚につなげます。元が同じ画像なのでリサイズのみで編集できます。
これを日なたの色合いに仕上げます。
28_14.gif

最後にホームの構造が違う5番線のテクスチャです。
28_15.jpg
このホームは旧来のホームを流用したようで、線路に落ちても退避する空間がありません。
上面は1~4番線同様のタイルになっていますが、列車の止まらない範囲はアスファルトです。
上の画像を元にテクスチャを切り出していきます。
28_16.gif
アスファルト部分は近所の道路を撮って切り出して色合いを調節しただけです。
28_17.gif

以上でテクスチャが出来上がりましたのでストラクチャ化しますが、
飯能駅のホームは他の駅での使い回しをせず、
かつ始発駅のために描画距離200mでもホーム終端まで描画されますので、
Form構文を使わず、1個のストラクチャにまとめてFreeObj構文で設置します。

ホームと軌道の基本的な位置関係です。
28_18.gif
Hは国鉄の規格で客車用760mm、一般用920mm、電車用1100mm、Dは1560mmですが、
詳細が会計検査院の昭和56年の報告にありましたのでご覧下さい。
  http://report.jbaudit.go.jp/org/s56/1981-s56-0156-0.htm
笠石を外すことで1560mmが確保できれば問題ないようです。
私鉄線ではかつてはD=1372mmで造られていましたが、
大型車両が入線できるようになったためか、現在は国鉄規格に準じて造られているようです。
5番線は上の規格ですが、他のホームは構造が違うため、以下のような寸法で作ります。
H、D以外の値は目測です。
28_19.gif
点字ブロックは30cm四方、ホーム端から点字ブロック端までは1.2m、
ホーム中央のタイルは40cm四方で、Z軸は-74.8mから20mまでで設定します。

まずは「黄色い線の外側」です。先に構文を出します。
28_20.gif
#で書いた数字が番線に対応します。
1・4・5番線は路線ファイルの自線からの距離を基にして設定してあります。
自線から見えない1・4番線の線路側の面は軽量化のため省きました。
テクスチャ1枚あたりの長さが1.2mなので、マッピングが小数になっています。

続いて中央部です。ホーム先端では異なりますが簡略化のため中央で対称となるようにします。
28_21.gif
少し工夫して頂点を減らします。下は3・4番線の例です。
28_22.gif
マッピングですが、ホーム幅が実際より少し狭いようだったので、
タイル1枚分少なめに設定しました。
長さ方向はタイル1枚あたり40cmですので、これで大体正方形になります。
formC2.bmpは5番線のアスファルト部分です。

最後に下回りです。自線から見える2・3番線(上)、5番線(下)のみの再現です。
28_23.gif
以上の3部分を一つのcsvファイルにまとめれば、ホームの完成です。
28_24.jpg

次回はホーム屋根を作ります。
~~~~~~~~~~~~~~~
今月30日(土)に取材に出かけようかと考えています。
取材に関しての解説も以前に扱いましたが、web上では十分に紹介できませんので、
折角ですから興味のある方には実際にナマで見てもらおうかと考えています。
飯能駅に朝9時頃、秩父の仲見世にて昼食で、途中降りながら戻って終わりの予定です。
路線作者の方はもちろん、プレイonlyな方でもどうぞ。
問題事の責任は負えませんので自己責任で行動できる高校生以上を目安にお願いします。

……なんて企画を考えましたが、需要は如何ほどでしょうか?
過去の事例から見るに、あまり需要なさげな上、実行してもgdgdで終わりそうですが……
行ってみたいなーと思ったら本スレかこちらにノシして貰うと助かるかもしれません。
なお雨天中止で曇天中止の可能性もあります。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 9, 2009 01:04:30 AM
コメント(0) | コメントを書く
[Object作成] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.