2011年春期アニメ評価・感想(サトウハヤト評)
最優秀作品
・『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(長井龍雪監督/A-1 Pictures)
[候補:『花咲くいろは』(安藤真裕監督/P.A.WORKS)]
[候補:『Steins;Gate(一期)』(佐藤卓哉監督、浜崎博嗣監督/WHITE FOX)]
[候補:『電波女と青春男』(新房昭之監督/シャフト)]
最優秀神回
・該当なし
最優秀最終回
・該当なし
[候補:『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(長井龍雪監督/A-1 Pictures)]
最優秀監督
・安藤真裕監督(『花咲くいろは』/P.A.WORKS)
[候補:長井龍雪監督(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』/A-1 Pictures)]
[候補:佐藤卓哉監督、浜崎博嗣監督(『Steins;Gate(一期)』/WHITE FOX)]
最優秀主演
・男性声優 宮野真守(『Steins;Gate(一期)』岡部倫太郎役/WHITE FOX)
・女性声優 茅野愛衣(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』本間 芽衣子役/A-1 Pictures)
大亀あすか(『電波女と青春男』藤和エリオ役/シャフト)
最優秀助演
・男性声優 関智一(『Steins;Gate(一期)』橋田至役/WHITE FOX)
・女性声優 豊崎愛生(『花咲くいろは』押水菜子役/P.A.WORKS)
小見川千明(『花咲くいろは』鶴来民子役/P.A.WORKS)
最良キャラクター
・男キャラ 該当なし(候補なし)
・女キャラ 該当なし
・その他 該当なし
最優秀絵コンテ
・該当なし(候補なし)
最優秀脚本
・岡田麿里(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』/A-1 Pictures)
(『花咲くいろは』/P.A.WORKS)
最優秀OP
・『30歳の保健体育』(まんきゅう監督/ギャザリング)
最優秀ED
・該当なし
最優秀OPテーマ曲
・「Os-宇宙人」/神聖かまってちゃん(『電波女と青春男』/シャフト)
最優秀EDテーマ曲
・「secret base ~君がくれたもの~(10 years after Ver.)」
/本間芽衣子(茅野愛衣)、安城鳴子(戸松遥)、鶴見知利子(早見沙織)
(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』/A-1 Pictures)
最優秀ワード
・「トゥットゥルー♪」(椎名まゆり/『Steins;Gate(一期)』)
[候補:「ホビロン!」(鶴来民子/『花咲くいろは』)
話題賞
・『花咲くいろは』(安藤真裕監督/P.A.WORKS)
・『Steins;Gate(一期)』(佐藤卓哉監督、浜崎博嗣監督/WHITE FOX)
アニメラジー賞
・「いのこり!30歳の保健体育」(まんきゅう監督/ギャザリング)
サトウハヤト特別推薦
・該当なし
(ノミネート作品:主要11作品)
・『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(長井龍雪監督/A-1 Pictures)
・『神のみぞ知るセカイII』(高柳滋仁監督/マングローブ)
・『30歳の保健体育』(まんきゅう監督/ギャザリング)
・『Steins;Gate(一期)』(佐藤卓哉監督、浜崎博嗣監督/WHITE FOX)
・『そふてにっ』(上坪亮樹監督/XEBEC)
・『電波女と青春男』(新房昭之監督/シャフト)
・『日常』(石原立也監督/京都アニメーション)
・『花咲くいろは』(安藤真裕監督/P.A.WORKS)
・『変ゼミ』(加戸誉夫監督/XEBEC)
・『まりあ†ほりっく あらいぶ』(新房昭之総監督/シャフト)
・『よんでますよ、アザゼルさん。』(水島努監督/Production I.G)
(評価内容・感想)
このシーズンのアニメは、まさに原作なしアニメの豊作期であった。
このシーズンの最優秀アニメ作品を<『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(長井龍雪監督/A-1 Pictures)>にするか、
それとも、<『花咲くいろは』(安藤真裕監督/P.A.WORKS)>にするか、はたまた、原作付きアニメの、
<『Steins;Gate(一期)』(佐藤卓哉監督、浜崎博嗣監督/WHITE FOX)>にするかは、この1年間、悩みに悩んだ。
結局、ついこの間、見たくなってレンタルしてしまった「あの花」をこの期の最優秀アニメ作品とし、
「いろは」の安藤真裕監督に、最優秀監督と位置付けることで、終息することとした。
実に豊作期であった。
その他解説が必要なアニメは、『30歳の保健体育』(まんきゅう監督/ギャザリング)である。
所謂「解説本」をアニメするにあたり、作成されたオリジナル脚本は大変結構なものであったし、
また低予算で作られたであろうに、そのOPの出来は、低予算を逆手に取ったかのような優秀な出来栄えであった。
ただ、おまけの「いのこり!30歳の保健体育」という実写の出来は最悪であったといえよう。
まったくもって不必要であった。
その他のアニメは、たいへん優秀な作品群であったといえる。
大変に粒ぞろいな優秀シーズンであった。
また来期アニメに、また、期待である。
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2011年冬期アニメ評価・感想(サトウハヤト評)
最優秀作品
・『魔法少女まどか☆マギカ』(新房昭之監督/シャフト)
最優秀神回
・『魔法少女まどか☆マギカ』第10話「もう誰にも頼らない」(新房昭之監督/シャフト)
[候補:『魔法少女まどか☆マギカ』第3話「もう何も恐くない」(新房昭之監督/シャフト)]
最優秀最終回
・該当なし
[候補:『魔法少女まどか☆マギカ』(新房昭之監督/シャフト)]
最優秀監督
・新房昭之監督(『魔法少女まどか☆マギカ』/シャフト)
最優秀主演
・男性声優 浪川大輔(『君に届け 2ND SEASON』風早翔太役/Production I.G)
・女性声優 悠木碧(『魔法少女まどか☆マギカ』鹿目まどか役/シャフト)
最優秀助演
・男性声優 山本和臣(『みつどもえ 増量中!』千葉雄大役/ブリッジ)
・女性声優 斎藤千和(『魔法少女まどか☆マギカ』暁美ほむら役/シャフト)
加藤英美里(『魔法少女まどか☆マギカ』キュゥべえ役/シャフト)
最良キャラクター
・男キャラ 該当なし(候補なし)
・女キャラ シャルロット・デュノア(『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』/エイトビット)
・その他 キュゥべえ(『魔法少女まどか☆マギカ』新房昭之監督/シャフト)
最優秀絵コンテ
・該当なし(候補なし)
最優秀脚本
・虚淵玄(『魔法少女まどか☆マギカ』/シャフト)
最優秀OP
・『魔法少女まどか☆マギカ』(新房昭之監督/シャフト)
最優秀ED
・該当なし
[候補:『夢喰いメリー』(山内重保監督/J.C.STAFF)、
『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』(元永慶太郎監督/ZEXCS)
最優秀OPテーマ曲
・「コネクト」/ClariS(『魔法少女まどか☆マギカ』/シャフト)
最優秀EDテーマ曲
・該当なし(候補なし)
最優秀ワード
・「僕と契約して、魔法少女になってよ!」(キュゥべえ/『魔法少女まどか☆マギカ』/シャフト)
話題賞
・『魔法少女まどか☆マギカ』(新房昭之監督/シャフト)
アニメラジー賞
・『フラクタル』(山本寛監督/A-1 Pictures)
サトウハヤト特別推薦
・該当なし
[候補:『みつどもえ 増量中!』(太田雅彦監督/ブリッジ)
『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』(菊地康仁監督/エイトビット)]
(ノミネート作品:主要9作品)
・『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』(菊地康仁監督/エイトビット)
・『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』(元永慶太郎監督/ZEXCS)
・『君に届け 2ND SEASON』(鏑木ひろ監督/Production I.G)
・『これはゾンビですか?』(金崎貴臣監督/スタジオディーン)
・『フラクタル』(山本寛監督/A-1 Pictures)
・『放浪息子』(あおきえい監督/AIC Classic)
・『魔法少女まどか☆マギカ』(新房昭之監督/シャフト)
・『みつどもえ 増量中!』(太田雅彦監督/ブリッジ)
・『夢喰いメリー』(山内重保監督/J.C.STAFF)
(評価内容・感想)
今期のアニメは、総括して、全体的に印象の薄い作品群だったように思う。
それゆえに、特徴、話題のある1、2作品が群を抜いて目立つ展開となった。
それが、今期のアニメ界の話題を独占した、新房昭之監督/シャフト制作の『魔法少女まどか☆マギカ』であった。
第1話を観る限りでは、蒼樹うめをキャラクターデザインにした典型的な“萌え漫画”かと思える。
新房シャフト×蒼樹では、どうしても、『ひだまりスケッチ』が浮かんでしまうのである。
第2話を観ても、特に印象には残らない。
ただ……。実は僕は、その先を知ってから、第1話・第2話を見始めた。
そう、問題の神回、第3話「もう何も恐くない」である。
もはや今更解説するまでもない、先輩魔法少女「マミさん」の首が喰い千切られるシーン。
通称「マミった」。
平凡でほんわかした魔法少女アニメが一変して血みどろの展開となった。
それから、マギカはこう呼ばれるようになる。
『血だまりスケッチ』とw
まさに「誰うま」。これほどまでに的確な表現はない。
そして、何よりも、一見愛らしいマスコットキャラクター「キュゥべえ」の血も涙もない「営業活動」。
自らの目的のために少女たちを「魔法少女」にするように執拗な契約を迫る悪のトップセールスマン。
キュゥべえの勧誘時のお決まり文句「僕と契約して、魔法少女になってよ!」は、その時期の流行語として新聞に取り上げられるほどであった。
さらに作品の魅力を深めたのは、物語の鍵となる少女ほむら。
彼女の秘密が明かされる第10話「もう誰にも頼らない」は、先述の第3話「もう何も恐くない」を凌ぐ神回っぷりであった。
第3話で世間の話題をかっさらい、第10話で神アニメの地位を確立した本アニメは、間違いなく今期最高のアニメであった。
それ以外では、ヒロインたちに豪華な女性声優陣を当てた、菊地康仁監督の『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』(エイトビット制作)は、まさに穴馬であり、今期の「萌え」の最優秀賞だった。
他にも、『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』(元永慶太郎監督/ZEXCS)、『これはゾンビですか?』(金崎貴臣監督/スタジオディーン)と、よく善戦していたと思う。
そんな中で唯一の残念賞は、山本寛監督の『フラクタル』(A-1 Pictures制作)
であった。
大好きなヤマカンの作品ということで、ワクテカで第1話を観たが、その後、第2話、第3話と見続けていく中で、このアニメを視聴し続ける「ツラさ」を感じだし、やがて視聴を断念した。
やはり、ファンタジーアニメでの大成は、ごく一握りなのである。
宮崎駿監督を始めとしたジブリスタッフか、『狼と香辛料』の高橋丈夫監督くらいのものである。
彼ら以外では、ファンタジーアニメは作らない方が良いのだ。
それがいくら我らがヤマカンでも……。
ヤマカンには、自身の得意とする分野で、もう一度アニメを制作してほしい。
特に『かんなぎ』の続編制作を期待している。
ヤマカンの次回作に期待、そして来期アニメに、また、期待である。
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ということで、TOHOシネマズ六本木ヒルズで、『劇場版 マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~』を観てきた。
感想でも述べようか。
以下ネタバレを豊富に含むので、ご注意を。
『マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~』。
今回の大きなテーマは二つ。
一つは、第一部『虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~』のクオリティを維持、また超えられるか。
もう一つは、テレビシリーズからボヤかしていた、アルトの選択。シェリルか、ランカか。
まず、第一部を維持、また超えられたか、という点では、答えはイエスである。
一部であれだけの高クオリティーのコンサートシーンを見せていたが、二部でも、
そのクオリティーは健在で、しかも決してワンパターンではなかった。
シェリルのコンサートシーンはもちろんのこと、ランカのコンサートシーンも
華やかで、その新境地は、まさに「オープンランカ♪」であった。
また、シェリル&ランカのダブルヴォーカルに加え、準レギュラー陣のバック演奏も
ファンには嬉しい演出だっただろう。
その意味では、わずかな心配は杞憂に終わり、フロンティア・クォリティーは健在であった。
次に、もう一つの課題。シェリルか、ランカかの、アルトの選択。
正直、ラスト手前のシーンを見て、思わず僕はニヤついた。
ランカ、ざまあああああああああああああああああああああw
テレビ版後半の裏切りを見てから、かなりアンチランカだった僕には、正直気分爽快だったw
よしよし。あとはハッピーエンドで、エンドロールだ。
そのとき、僕は、なんにも心配してなかった。
まさか、あんな終わり方をするなんてイメージは、そのときの僕は1立方ミリメートルだって持ってやしなかった。
アルトの行方不明と、シェリルの昏睡状態。
いかにランカが、「きっとアルト君が帰ってきて、シェリルさんが目覚める」なんて、
都合の良い気休めを言ったって、全然落ち着かない。
だってランカだもんw
エンドロール開けを待ってみたが、特にフォロー映像とかもなかったw
まあいいよ。きっとランカの言う通りになるんだろうさw
だって、今回、味方誰も死ななかったしねw
期待のミシェル君だって、危ういシーンすらなかったしw
きっと、大団円なんだろうさ。
しかし、しかしな。シェリルの病気の件は、まったく解決してないだろ?w
シェリルはもう歌えねーのか?
昏睡なら関係ないのか? その疑問を持つことすら無意味なのか?
俺のシェリルを返せよ!!ヽ(`Д´)ノ
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2010年秋期アニメ評価(サトウハヤト評)
最優秀作品
・『そらのおとしものf』(斎藤久監督/AIC ASTA)
最優秀神回
・該当なし(候補なし)
最優秀最終回
・『神のみぞ知るセカイ』(高柳滋仁監督/マングローブ)
最優秀監督
・水島努監督(『侵略!イカ娘』/ディオメディア)
最優秀主演
・男性声優 下野紘(『神のみぞ知るセカイ』桂木桂馬役/マングローブ)
・女性声優 金元寿子(『侵略!イカ娘』イカ娘役/ディオメディア)
最優秀助演
・男性声優 該当なし(候補なし)
・女性声優 花澤香菜(『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』黒猫役/ AIC Build)
最良キャラクター
・男キャラ 該当なし(候補なし)
・女キャラ 黒猫(『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』/AIC Build)
・その他 該当なし(候補なし)
最優秀絵コンテ
・該当なし(候補なし)
最優秀OP
・『神のみぞ知るセカイ』(高柳滋仁監督/マングローブ)
最優秀ED
・『侵略!イカ娘』(水島努監督/ディオメディア)
最優秀OPテーマ曲
・God only knows 第三幕/ELISA(『神のみぞ知るセカイ』/マングローブ)
最優秀EDテーマ曲
・該当なし(候補なし)
最優秀ワード
・「くんかくんか」(黒猫/『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』/AIC Build)
話題賞
・『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(神戸洋行監督/AIC Build)
サトウハヤト特別推薦
・該当なし(候補なし)
(ノミネート作品:主要9作品)
・『荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ』/シャフト
・『えむえむっ!』/XEBEC
・『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』/AIC Build
・『神のみぞ知るセカイ』/マングローブ
・『侵略!イカ娘』/ディオメディア
・『そらのおとしものf』/AIC ASTA
・『それでも町は廻っている』/シャフト
・『とある魔術の禁書目録(二期)』/J.C.STAFF
・『ヨスガノソラ』/feel.
(評価内容)
今期のアニメは、あえて評するならば、とある意味においては、「VS.都知事」となるような、血気盛んなアニメ群であった。
事前の期待作としては、今や超ポピュラーなタイトル『とある魔術の禁書目録』の二期が挙がっていた。
10月にスタートした第4クール秋期アニメは、蓋を開けてみると、結構ごちゃごちゃした闘いになったような印象があった。
「二期」を迎えた『禁書』と『荒川』は実に無難に展開していったし、シャフトの『それ町』は実に平凡な話作りであった。
『それ町』に関して言えば、当初より一部で声があったように、“原作ファン”には嫌われるような配役であった。
おそらくここは小見川女史の出番ではなく、折笠富美子あたりを主役に当て、バアさんも櫻井くんじゃなく、老女役専門の京田尚子・鈴木れい子・真山亜子(平成の三代老女役声優:サトウハヤト命名)辺りにやってもらいたかったところだ。
とにかく主要9作品の中で、僕が毎週楽しみに見ていたのなんて、『俺妹』『禁書』、そして『そらおと』くらいなものであった。
『俺妹』は、電撃文庫で第1巻が発刊された当初、「おそらく遠からずアニメ化されるな」と思って手にしたものだが、当時は続刊を買おうとは思わなかった。
今回アニメ化に当たって、ミーハー的心持にて、続刊を買ってみたが、これが実におもしろかった。
久々にライトノベルというものを楽しめた。
黒猫がカワイイ。とにかく、かわいい。
たまらん。
あと、ノーマークだった『神のみぞ知るセカイ』は“とてもよかった”。
まず、オープニングテーマが神曲の歌い手ELISAだというのもポイントが高いが、
なにより、楽曲「God only knows 第三幕」が素晴らしい。
菅野よう子かと思ったが、(作詞 - 西田恵美 / 作曲 - 前口渉、木村香真良)というニューフェイスの方々であった。
また、作品テーマも斬新でおもしろかった。
ただのハーレムラブコメでないところが新しい。
……が、誰とも発展せず(まあ、ある意味“終わっている”からなのだが)、誰とも結ばれないので、物足りない!
が、おもしろい!
原作を大人買いする予定である。
しかしながら、1クール通して9作品を見守ってきて、総合的に首位とすべきは、意外にも(笑)、『そらおと』二期の『そらのおとしものf』であった。
安定感のあるギャグ・笑いと、大事なところでの真面目モード発動と感動……。
総合的にも、また相対的に見ても、この作品が抜きん出ていた。
来期に、また、期待である。
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今日、原恵一監督の『カラフル』が封切りだったので、新宿バルト9まで見に行ってきた。
『クレヨンしんちゃん』では、原恵一監督作品が大好きなので、今回はすかさず見に行った。
『河童のクゥと夏休み』のときは見に行けなかったんだよねw
というわけで、以下感想。
1)今回の原作は小説
『カラフル』はオリジナル作品ではなく、森絵都の小説。
開始10分でオチは見えたが、人間の汚さと温かさを醸し出した良いお話だと思う。
2)一番良いのは背景。
今回一番評価されるべきは、背景である。
リアリティのある、綺麗な風景画は、都会・自然問わず、非常に綿密で素晴らしい。
川の流れるCGは、本物かと思うほど。
3)声優陣
声優陣は、ほとんどが俳優。
主演は、河童のクゥでクゥ役を演じた冨澤風斗。
彼は今や半分声優みたいなものだ。
それから、宮崎あおいが上手すぎてビビったw
っていうか、沢城みゆきかと思ったw
アッキーナもまあまあ上手かったと思う。
あとは、『クレヨンしんちゃん』声優陣がちらほらとカメオ出演している。
4)評価
他の監督からの評価はとても高い。
『サマーウォーズ』の細田守、『日本沈没』の樋口真嗣らは絶賛している。
樋口真嗣などは、原恵一がいるのでアニメから実写に移ったというほどなので、根っからの原作品ファンだけどねw
5)総評
よくぞここまで、美しく描いたというような作品だと思った。
表情も豊かだし、感情表現に至っては完璧。
個人的には、母親の不倫を嫌う主人公が、母親の手で作られた料理を食べまいとするシーンの描写がすごく好きだった。
そのシーンで、不倫を想像させる描写があった。
結婚指輪をした左手が白いシーツの上で動く、というだけなのに、すごくエロくて官能的だったw
やはり、原恵一の絵コンテは素晴らしい。
苦悩したときや、ふいに自殺したくなったときに、それを払拭できるようなメッセージ性の強い作品だった。
これが評価される日本であるべき。
人間の色は一色じゃない、色々な色があって当然、カラフルで良いんだ
映画『
踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』が本日7月3日封切だった。
僕も公開初日に見ようと、作ったばかりのクレジットカードを駆使して座席予約をした。
残念ながら、TOHOシネマズ日劇の舞台挨拶のネット抽選に外れてしまったので、TOHOシネマズ六本木ヒルズで夜の回を予約し、ゆっくりと見に行った。
さて、ここからはネタバレになるが、映画『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』の解説をしていこうかと思う。
(1)
本広克行監督
今回も例に漏れず、本広監督がメガホンをとっている。
本広監督であったからこそ、踊るシリーズはこんなにもヒットしているといっても過言ではない。
本広監督は、なんといっても、カメラワークが多彩である。
間違いなく、丁寧に設計図たる絵コンテを切っているであろうと思われる。
『
サマータイムマシン・ブルース』でも斬新的なカメラワークがあったことが印象に残っているが、本作でもしつこくない程度のちょうどいいバランスで、そのカメラワークが物を言っている。
(2)脚本家
君塚良一
君塚さんは、踊るシリーズがやはり一番合っていると思う。
スピンナウト作品『
容疑者 室井慎次』で監督をしているが、まあ、監督業は本広監督に任せた方が良いだろう。
本広×君塚であってこそ、『踊る大捜査線』は人気が出るのである。
(3)今回は“だれが死ぬ”?
劇場版第1作では青島が撃たれ、第2作ではすみれが撃たれた。
じゃあ、第3作ではだれが撃たれるのか。
そもそも、1・2と同じネタで来て、3でも『撃たれましたが死にません』をやったら、さすがにマズイことになる。
でも、だれか『死にそう』な方が盛り上がる。
ということで、今作THE MOVIE3では、青島が大病で余命いくばくか、なんてことになっている。
だが、当然死ぬわけはない。
死んだら“いろいろと”困るからだ。
そもそも踊るシリーズは、真下にしても、死にそうで死なないドラマである。
とはいっても、また『青島死にます→僕は死にましぇん!』となってくると、視聴者は飽き飽きする。
じゃあ、いっそのこと、『死ぬこと自体をギャグにしちゃおう』ってことで、今回の様なことになったのである。
しかも、すみれを含め、何人かが『本当に青島が死んじゃう』と思い込んでいることで、『死を想定したドラマ』が構築できるし、見てる僕らにしてみれば、『勘違いだから死なないのは当然』とわかっているので、『死にます→やっぱり死にませんでした』戦略をとっても違和感はないのである。
これが、本作の最大の面白さの一つであるのだ。
(4)後ろのモブキャラたちがよく動く
『踊る大捜査線』の面白さの一つは、メインキャラクター以外の脇役、いわゆる“モブキャラ”がよく動く点にある。
これは、助監督の仕事なのだが、これが結構おもしろい。
特にアニメで言われることで、神アニメは、背景の一つにすぎないモブキャラがよく動く。
これが実写でも、動くと動かないとでは、かなり印象が違ってくるのである。
踊るの凄さはそこにある。
(5)雪乃が出てない
本作では、水野美紀演じる柏木雪乃が登場しない。
産後だからという設定のようだが、巷では水野美紀の事務所移転問題で、元事務所に“干された”なんて言われている。
真相は定かではないが、わざわざ雪乃の位置を、篠原夏美(内田有紀)に代える必要性は基本的にないので、やはり“意図ある外し”であると推測される。
(6)
SHUFFLE!は普通に出す
劇中に、「ピンクサファイア」という、エセセーラームーンみたいなアニメキャラが出てくる。
セーラームーンにしろ何にしろ、そのまま出すのはマズイので、パロディ的なものを出すしかないのはわかる。
犯人の部屋にも、ピンクサファイアのポスターが貼ってあった。
しかしその横で、普通に、芙蓉楓・リシアンサス・ネリネのポスターが貼られている。
なぜ、『SHUFFLE!』を出すんだw
“萌え”といえば『SHUFFLE!』なのか?w
いくら画面の端とはいえ、ダイレクトすぎるぞw
(7)青島「キミ、どっかで見たことあるな」
最後のシーンで、青島が実行犯の青年に「キミ、どっかで見たことあるな」と言っている。
いったいなんのことなのか。
以前の劇中で、彼はモブとして出たことがあるのか…?
というか、僕も以前どこかで“彼”を見たことがある気がする。
どこだったか…?
正解は、エンドロールの中にある。
あの犯人役の青年を演じる俳優は、
森廉という。
実は、織田裕二主演のドラマ『
お金がない!』(フジテレビ)に、森廉は織田裕二の下の弟・萩原浩役で共演していたのである。
そう、彼は“パラレルワールド”での弟なのだ!
そんな異世界の既視感-デジャヴ-(笑)
……僕はそう解釈していたが、実はどうやら、須川圭一(森廉)は、
テレビシリーズ第1話で、ゲーセンで万引きしようとして湾岸署に通報され、青島とすみれに事情聴取された小学生であったのだ。
ちなみに、そのときの万引きの理由は「お金がない!」w
この時点で、すでにパロディの意図は達成されていたw
さらに、須川圭一は、『
踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル』でも、ピーポーくんの着ぐるみを着た青島をからかって、青島に軽く足技をかけられている。
今回も『お金がない!』パロディであった方がある意味おもしろいが、僕の読みは空回りで、あまり意味はなかったw
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2009年秋期アニメ評価(サトウハヤト評)
最優秀作品(二作品)
・とある科学の超電磁砲(長井龍雪監督/J.C.STAFF)
・にゃんこい!(川口敬一郎監督/AIC)
最優秀神回
・該当なし(候補なし)
最優秀最終回
・生徒会の一存(佐藤卓哉監督/Studio DEEN)
最優秀監督(二人)
・長井龍雪(とある科学の超電磁砲/J.C.STAFF)
・川口敬一郎(にゃんこい!/AIC)
最優秀主演
・男性声優 浅沼晋太郎(『にゃんこい!』高坂潤平役/AIC)
・女性声優 佐藤利奈(『とある科学の超電磁砲』御坂美琴役/J.C.STAFF)
最優秀助演
・男性声優 該当なし(候補なし)
・女性声優 伊藤かな恵(『とある科学の超電磁砲』佐天涙子/J.C.STAFF)
小林ゆう(『にゃんこい!』一ノ瀬凪役/AIC)
最良キャラクター
男キャラ 該当なし(候補なし)
女キャラ 黒沼爽子(君に届け/Production I.G)
桐島琴音&桐島朱莉(にゃんこい!/AIC)
その他 該当なし(候補なし)
最優秀絵コンテ
・古橋一浩/episode.6 友達(君に届け/Production I.G)
最優秀OP
・該当なし(候補なし)
最優秀ED
・そらのおとしもの(斎藤久/AIC A.S.T.A.)
最優秀OPテーマ曲
・夢幻/水樹奈々(WHITE ALBUM二期/PROJECT W.A.)
最優秀EDテーマ曲(二作品)
・赤い糸/Suara(WHITE ALBUM二期/PROJECT W.A.)
・妄想☆ふぇてぃっしゅ!/綾菓と愉快な仲間たち(生徒会の一存/Studio DEEN)
最優秀ワード 「俺が誰かに似てる?それは幻想だ!そのふざけた幻想をぶちこ…」(『にゃんこい!』高坂潤平/AIC)
サトウハヤト推薦
・WHITE ALBUM二期(吉田泰三監督/PROJECT W.A.)
今期のアニメは粒揃いだったように思う。
事前の期待作としては、『とらドラ』で鮮烈な監督デビューを果たした長井龍雪監督が手がけることになった、人気アニメ『とある魔術の禁書目録』スピンナウト作品『とある魔術の禁書目録』が一つ目にあった。
それから、主にアクション作品でその名を轟かしていたProduction I.Gが、なんとラブコメを製作するいう『君に届け』である。
前々から“面白い”と聞いていた椎名軽穂の『君に届け』が、あのProduction I.Gにかかるとどんなように化けるか、正直期待と不安半々でいた。
いざ始まってみると、長井『レールガン』のデザイン&作画に感動・興奮したり、Production I.Gの丁寧な少女向けアニメ作りに驚いたりと、期待を超すパフォーマンスを目にすることができた。
さらには、ノーマークの『にゃんこい』は、原作の良さを引き出しつつ、声優人の演技力の良さに、飽きが来ない雰囲気作りを感じた。
その他にも、『けんぷファー』などは、僕たち声優ファンにはたまらないキャスティングと、声優ネタ、さらには上質な作画を見せてくれたし、一期も面白くて、個人的に一押しの『WHITE ALBUM』も安定感をもって楽しませてくれた。
豊作の中で、評価付けをするのは無粋な感もあるが、最も良い作品を決めずにはいられないので、今期も懲りずに評価付けをしてみた。
僕の中で特に大きかったのが『レールガン』、『にゃんこい!』、『君に届け』の三作品である。
『けんぷファー』も途中まで良いところをいっていて、最終話1話手前では、ある意味笑えたが、やはりラスト辺りが今一歩といった感があった。
『君に届け』は予想以上の仕上がりで、あまりに魅せられてしまい原作コミックまで全巻大人買いをしてしまった。
中でもepisode.6では、絵コンテが相当上手かった。
誰かと思えば、『るろうに剣心』の監督で有名な古橋一浩氏であった。
やはり才能は絵コンテに表れる。
そして、やはり長井チームの『レールガン』は、作画からして質が他と違う。
さらにメインストーリーの脚本も良かったので、トップは譲れそうになかった。
そこに対抗してきたのが、『にゃんこい!』であった。
この手のほのぼのラブコメは、“中だるみ”になってしまうことが多いように思うが、『にゃんこい!』は1話から最終話まで、ただ一度の『だるさ』を出さないどころか、キャラが増える度に勢いが加速していくようであった。
1話1話も丁寧に作りこまれていて、もはや『レールガン』と同ランク付けにする他はない。
『君に届け』はまだ最終回にたどり着かないことから、ランク付けとしてはあえて下げた。
今期は実に満足であった。
来期に、また、期待である。
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ということで、僕たちが待ちに待った瞬間が訪れた。
先ほど紅白歌合戦にて、水樹奈々が『深愛』を歌った。
『WHITE ALBUM』のテーマソングであるから、お堅いNHKでは『深愛』は歌えないと僕は踏んでいたが、密かな思いが実った。
NHK紅白歌合戦が始まってから、僕はそわそわしながら水樹奈々の出番を待っていた。
出番の直前になると、僕はひーひー唸って、じいちゃんに「そんなに好きか」とからかわれた。
そして水樹奈々の出番はやってきた。
水色のドレスで現れた水樹奈々は、『深愛』PVと同じカメラワークを背に浴びて、左手を高らかに挙げた。
いつもながら素晴らしい歌唱力だが、心なしか声に緊張が感じられた。
僕にも少し緊張が伝わってきた。
いや、実際緊張していたのは水樹奈々ではなく、僕だったのかもしれない。
夢にまで待った日、本当に夢のようなひとときであった。
1番だけしか歌わなくて、あっさりと終わってしまい少し残念ではあったが、1番だけでも水樹奈々の歌唱力の素晴らしさは全国のお茶の間に存分に伝わっただろう。
良い年を迎えられそうだ。
その後、坂本冬美の出番に、応援として再び画面の前に水樹奈々が現れた。
じいちゃんには、オレの『好きな人』という認識を持たせたようだが、あながち間違いではない。
愛すべき水樹奈々。。。。

劇場版『涼宮ハルヒの消失』の予告映像が公式ホームページにて公開中である。
→
『涼宮ハルヒの消失』公式ホームページ予告映像
私的な話だが、僕はここ最近、内定先の会社で週5出勤してこってり絞られているので、疲れ果てていて、この情報を掴むのが遅れた。
今日、久々の休日に昼まで寝ていたら、こんなにも遅れちまったぜ。
だが、公式予告編映像に疲れもふっとぶ勢いだ。
相変わらずの京アニクオリティーに、ドキがムネムネだ!!
さらに、特典付き全国共通前売り券では、マフラータオルが付いてくるとか、しおり(各主要キャラクターのイラストの内どれかランダムで1枚)が付いてくるとか、携帯フラッシュ待ち受けが付いてくるとか何種類かあるらしい(それぞれ別の前売り券)!
『受験生泣かせ』と言われる公開時期だが、受験が関係ない僕もきっと2月も内定先で最後の1滴まで絞られている最中なので、その絞り取られた分を、劇場で補給するぜ!!!
ひゃっほう!
(注:筆者、プライベートでいろいろあり、自我崩壊中)
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昨年公開の『崖の上のポニョ』に続く新作ジブリ映画『借り暮らしのアリエッティ』が2010年夏に公開すると発表された。
→公式ホームページ
http://karigurashi.jp/
世間的に、スタジオジブリ監督=宮崎駿監督or高畑勲監督というイメージがあるように思えるが、巨匠のビッグネームがまぶしすぎるだけで、スタジオジブリという制作会社は才能溢れるよりすぐりのアニメーター揃いなのは言うまでもない。
ということで、今作『借りぐらしのアリエッティ』では、宮崎駿氏は『企画』に止まり、新進気鋭のアニメーターである米林宏昌氏初監督を務める。
米林監督は36歳ということで、その若さでの監督抜擢はアニメ界ではめずらしくない例ではあるが、一般的に国民に広く知られているアニメーション制作会社スタジオジブリの監督ともなれば、かなりの『やり手』であることが伺えるが、実際かなりおっとりとした人物のようである。
なにせ、新入当時、入社歓迎会でつけられたあだ名は「麻呂」らしいしねw
原作は英作家のメアリー・ノートンのファンタジー『床下の小人たち』。
1953年に出版され、カーネギー賞とかルイス・キャロル・シェルフ賞とかアメリカ図書館協会賞とかを受賞した名作だとか。
さらにフランスの歌手でハープ奏者のセシル・コルベルさんが主題歌「Arrietty's Song」を歌うことも発表されたそうである。
日本人以外を主題歌に使うのはジブリ映画では初めてじゃないかな?
違うかな? 確かめるのめんどくさいからいいやw
なんにしてもスタジオジブリの若き才能がどのようなパフォーマンスを魅せてくれるのか、大いに期待したいところである。
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