カテゴリ:日常
H&Mの関西への避難のニュースを聞いてビックリしました!!社員だけでなくアルバイトやその家族など、ホテルを貸し切って、全て会社負担でしばらく滞在するそうなのです。停電のことというよりは、むしろ放射能の絡みだろうなと思います。また、スターフライヤーの外国人パイロット2名が羽田行きのフライトの乗務拒否をした影響で、今月末まで本数が減るらしいです。弟の仕事関係者で、三重県まで避難している人もいるそうです。
今回の大震災ですごく感じたことは、自分の身を削ってでも被災地の方達の為に何かをしようと思う人間と、自分さえ助かればいいと思って買占めや避難という行動に出る人間と、その狭間で葛藤する大多数の私のような人間に分かれるということです。こういう一大事に人間の本性をいうものがクッキリと分かれますよね。第二次世界大戦後、欧米的なドライな価値観が浸透してしまったのかもしれないけど、今回それが果たしてよかったのだろうか・・・・と考えてしまいます。日本古来の良い部分を今こそ思い返すべきなんじゃないかなあ・・・と思いますね。かつての江戸商人は、商いをスムーズにすすめるために、人に対しての気配りを常に心掛けていたそうです。道で足を踏まれても、踏まれるような位置に足を置いていたおいらが悪かったと言ってたそうです。本筋とはそれるけど、江戸時代は一定間隔で大火事に見舞われていたので、命や物がいつ奪われてもおかしくないという状況下に置かれていました。 「宵越しの金は持たねえ」 という価値観はそこから来ていたのです。確かに、老後や不測の事態に備えた蓄えも必要ですが、物質的な価値観を見直す必要はこれからありそうだし、そういった考えにシフトしていく人は多くなるでしょうね。 私だって本当はめちゃくちゃ不安ですよ。 「東京は大丈夫」 という人間と、 「政府は本当のことを隠している。東京にも放射性物質がたくさん届いている。避難した方がいい」 と全く逆のことを言う人間と。もう情報を仕入れれば仕入れるほど逆に不安になっていくまっ、IAEAが大丈夫だと言ってるし、IAEAが政府と口裏を合わせてるとも考えにくいから、大丈夫だと信じてます。とは言え、外出時はマスクをしてるし、室内干しだけど(笑)都内の人達は普通に通勤してますよ。当たり前のことだけど。東北以外の人達が西に逃げちゃったらどうなるんですか!!逃げずに仮にいつもより多くの放射性物質を浴びたとしても、皆仕事があり、生きていかなくてはならないのです。仕事を放棄して逃げるのは現実的ではありませんよね。普通に日常生活を送れる私達が、しっかり仕事を頑張って前向きに進んでいくことが、東北地方の復興の足がかりになると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.03.19 15:27:18
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