サルサを踊って、ワインを飲んで、Human Resource Managementを考える

　9時20分。早稲田大学。
　大隈重信像が見下ろすキャンパスである。

　JR山の手線と営団地下鉄東西線を乗り継いで「早稲田」駅下車。
DCプランナー2級を受験する為、家から約1時間かけて、ここにやってきた。

　眠い。この世のものとは思えぬ眠さで、夢か現（うつつ）か
分からぬほどに頭がぼーっとする。目を開いているのか、夢を
見ているのか区別がつかない。

　結局今朝は朝6時過ぎまで、寝ずに勉強していた。
全く眠らないのもどうかと思って、1時間だけ睡眠を取ったのだが、
それがいけなかった。何しろ起き上がれないのである。
　起きて座っていても座りながら寝ているのである。
歯を磨いていても、磨いている途中に、歯ブラシを口に突っ込んだまま
目を閉じて眠りだす始末。
　家を出て、駅まで歩いている間も、まるで二日酔いのよう。
頭は痛いし、目はしょぼしょぼするし、だるいし。
流石に電車に乗る頃になると、気合で持ち直した。
電車の中で勉強を再開したからだ。
とは言っても、頭が正常に働いているとは、言えなかった。

　
　とにかく、そんな風にして受験会場である早稲田大学に来た。
会場は、大教室。自分と同じ20代後半くらいの者から60歳を過ぎている
と思われる老人まで、幅広い年代の受験者がいた。30代くらいが、
多かったような気がする。

　試験時間は150分とかなり長めに取ってあり、時間切れを心配する
必要はない。俺もかなりのんびりと（慎重に）解き進んでいったが、
それでも40分近く時間が余った。

　出来は…。微妙である。確定給付年金の勉強をもっとしっかりやって
おけばよかったと反省するも、終価係数・現価係数を用いた問題は、
思いの他出来たと思う。7割が合格ラインだが、さて、どうなることやら。