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カテゴリ:雑誌以外の仕事
10年以上スモールビジネスを経営してきて、
モノ作りの他に、否応なしに利益を追求してきた私ですが、 今日のイベントに参加させてもらって、 子ども達と一緒に、人間が生かされている 環境を考えてみることって本当に大切だな と実感しました。 日本のNPO、横澤さんがライフワークとされている アートと地球環境の啓蒙活動の一つとして、 ケアンズで行われたキャンドルナイト。 写真でその様子をお伝えします。 司会進行のリサさんの日本語を、訳すユミさん。 バイリンガルでワークショップは進みました。 ワーキングホリデーの方を中心に、 10名以上のボランティアさんが参加。 キャンドルに色を付けるために、クレヨンを 削ります。削っているのは、横澤さんが 日本から持って来た、有効切れの電車のカード。 韓国などでは、機会が回収するけれど 日本は、ゴミとして捨てられるそうです。 一生懸命キャンドル作りに取り組む子ども達。 説明を聞く目も真剣です。 キャンドルの土台ができたら、いよいよ 油でキャンドル作り。 固めるテンプル、オージーの子は 見たことがありません。 地元紙ケアンズポストのカメラマンさんも しきりとシャッターを切って。 油が冷めるまで、横澤さんが、他国で行われた キャンドルナイト(数分間節電のために 一斉に電気を消す)のこと、 廃油で動かしたバスのことなど、写真を 見ながら説明。 NPOとは何か、というお話もありました。 この紙が何からできているか?というクイズに 子ども達は興味津々。 なんとパイナップルの皮だそう。 他に、ハイビスカスの枝から作った紙(ケナフ)も 見せてくれました。 ハイビスカスは、二酸化炭素を他の植物の 4倍も吸ってくれるのだそうです。 おやつ休憩もあり、次第とキャンドルが 固まってきました。 みんな個性のある台を作ってますね。 次に、「もったいない」とはどういうことか、 という説明があり、子ども達それぞれに、 「もったいない」をテーマにした 絵を描いてもらいました。 英語にすると、まだ使える、とかムダが多いとか… 実は色々な意味を含んだ素晴らしい日本語だった! みんな、身近なことから考えるので 家庭の「もったいない」状況が赤裸裸に…。 息子はビール瓶をただ捨てるのはもったいない。 リサイクルするべき、と、 娘は紙がもったいないので、これから絵を描くときは 裏紙を使う、と言っていました。ヨシヨシ。 最後にそれぞれキャンドルを渡され、お土産に 持たせてもらいました。 自分の描いた「もったいない」の絵を見ながら、 みんなお父さんやお母さんに 今日習ったことの話をするのかな? イベントが行われた Cairns Regional Galleryの 前で参加者全員記念撮影! 子ども達の心に、ものを大切にする、という 考え方がインプットされた記念すべき日に なったのではないでしょうか? 皆様お疲れ様でした。 そして、わざわざ日本から来てこのイベントを 開催して下さった、伝導師!横澤さんに 地元を代表して御礼申し上げます。 あとは、ケアンズに住む私たちが いただいたヒントをどう他の子ども達にも つないでいくか、ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.21 10:58:04
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