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ガソリン価格が一気に値上がりした。7日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は前の週から1リットル当たり一気に6・5円も上がって145・5円となった。2年4カ月ぶりの140円台に突入したが、「今後は160円に接近する」との声も。そのワケは-。
都道府県別では東京都が147・2円、大阪府は145・3円。競争が激しく転嫁が十分でない地域が多いほか、原油相場も先高感が強く、同センターでは「今後もじりじりと上昇する可能性が高い」とみる。 ただ、このまま2008年8月に付けた185・1円まで値上がりするのかというと、心配は不要だ。 当時はニューヨーク市場の原油先物相場が1バレル=147ドルの史上最高値で、為替も1ドル=105円前後。現状は原油は現在100ドル前後、為替は80円台前半の円高水準のため、原油の輸入価格が抑えられているためだ。 また、08年度の税制改正で160円以上が3カ月続くと、ガソリン税に上乗せしている暫定税率を停止する措置が導入されており、税率分に相当する25・1円値下がりする。その後、130円以下が3カ月続くと、暫定税率が復活する。 ガソリン高騰を抑制して消費者を保護する仕組みではあるのだが、「この措置があるおかげでかえって160円まで安心して値上げできるというムードが広がるのでは」(大手自動車メーカー)と心配する声も聞かれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月11日 17時00分12秒
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