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柳居子徒然

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2008.12.28
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  25日 讀賣新聞に掲載された シンポジウム「情報の海」 第三回 『新聞という船』 を読んで、改めて現在 新聞の置かれている立場や将来如何なると云う思いを考えずにはいられなかった。ジャーナリスト立花隆氏と。讀賣新聞の滝鼻卓雄氏が基調講演 立花氏は米メディア トリビューン紙の経営破たんを冒頭に取り上げておられた様だ。弔鉦から始まったシンポジウムと言うと言葉が悪いが、無くなりはしないと思うが大改革を迫られている様だ。

 

 判っている様で、其の実何も知らないのが新聞というものだろう。新聞が何の売上で成り立っているのか 月極購読料 駅・街頭での直販 広告料 周辺事業の売上 これらの科目別比較も必要経費比率も読者には一切が分からない。 若者の新聞離れは、我々が想像する以上に進んでいるようだ。先年来各紙が文字ドットを大きくした 購読層の高齢化対応と見る。そういえば電車やバスの中で新聞を持つ若者が皆無 若者の新聞離れは少し長期的な目で見ると新聞社の存立に関わる大問題である。広告料収入の激減は、少子化 又其の若者が読まないと 大金を注ぎ込んで広告を張るメリットが無いと考えるのは自明の理。大メーカーの広告 全紙全面広告カラー刷りと言うものは最近余り見受けない。大恐慌の最中 益々クライアントは、広告に対する選択眼が厳しくなる。

 滝鼻卓雄讀賣新聞東京本社会長は、新聞が将来は複数のメディア媒体になると語り 立花隆氏は 新聞の持つ分析力を読者に示せと述べられている。

 シンポジウムで触れられていない 柳居子の目線で見た新聞は、慣習・踏襲という部分 末端の拡販(販売拡張)かなり強引な購読の勧誘 景品付の販売 販売店への押し込み割り当て等々・・高邁に語られる紙面とは少し離れたもう一つの新聞が。一般読者との大きな接点でもある。  各戸配達 定期購読者に対するサービスという捉え方だと思うが、サービスは只(無料)おまけという日本的解釈 個別店頭売りを買い続けた方が格段に高い。配達される新聞の方が経費が掛かり原価が高いと思うのに月極のほうが廉いのは不思議な事だ。

製造原価が有って無いような不思議な商品だ。

紙面は紙 毎日膨大な木材資源を使い 製紙され 印刷され 輸送され 購読者に届く。CO2温室ガス削減を報じる新聞が発刊されるまでどれだけ多くのエネルギーを放出しているのか、新聞がそれに見合う働きをしているのなら問題は無い。パネリストの一人が新聞を隈なく読めば・・・・という発言が有った。現実は見出しだけでも隈なく読む人ですら僅かである。柳居子の知人の老女などは、自分のみるテレビ番組欄だけを切り取って中身一切見ずにゴミ箱直送である 是ほど極端でなくとも是に近い読者はごまんと居る。壮大なムダ ロス 発刊に見合う実効という事も資源保護の観点から検証されねばならない。

滝鼻氏は、宅配システムを堅持すると考えておられるようだが 複数の媒体に新聞が進化するであろうとも仰っている。相反する提案。予測 具体的に其れがどの様な動きになるのかは判らないようだ。シンポジウム参加者の多くが新聞の未来を考えておられるのだと思うが、本音を隠してのシンポジウムのように柳居子には見えた。

柳居子は新聞贔屓である。身贔屓で言うなら 新聞は活字になって未来永劫に残るもの 歴史の生き証人のような部分がある、残ると言うのは責任を負うと言う事でもある。立花氏の言う『質の向上 分析力を示せ』が、『やはり 新聞を読んでおかねば』という読者層の広がりに繋がる事だと思う。

参照記事 多数

 

 

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Last updated  2008.12.28 11:54:33
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