天皇陛下も世俗で言う喜寿を過ぎられ 傘寿 八十歳に手の届くご年齢になられた。先の大震災には、国民・被災者を思い遣るお心が、充分過ぎるほど我々の心に染み入った。行政の長として頑張ってくれている総理や大臣 管掌官庁や地方自治体の職員の努力にはご苦労様の言葉を差し上げたい。
陛下は我々と違って、全く私心の無い完全24時間一生涯公人である。被災地を廻られて直のお励ましを受けて勇気付けられた人も多いと思う。昨年末は体調を崩されて入院されたが、又お元気そうなお姿を見るのは国民として嬉しい事だ。
皇室ご一家を取り巻く諸々の関心や流布する噂 識者と云われる談話など、喧(かしま)しいと思うことが多々有る。その多くは皇太子妃雅子様に関する事が多いように思う。特に週刊誌 皇室の事を書くと売れるのか センセーショナルな見出しをつけて内容無しの記事が実に多いことか。将来皇后になって務まるのか等と 恐れ多くも未だ職にも就いてない人の勤務評定をするような事も載せている。
柳居子は、皇室は元々騒ぎ立てる対象に非ず。これは時代とか歳月が刻まれるのとよく似た自然の摂理 どの様にもなる強かさも持つが、 自然の摂理に委ねるのが一番良い事だと考える。病状が篤く皇后の激務が果たせなかったら其れはそれで良いではないか。皇室はこうあるべきだ等とは誰一人いえない事なのだ。皇族一人一人は我々と同じ人間 公式には国民と共にが謳われるが、個人として、家庭の関係や 又先祖代々の重みの事も有って其のご苦労は我々には想像も付かない 誰に相談が出来るわけでも無く ウサ晴らしも出来ない。また仮に皇后不在でも 我々の生活や営みに一切関係の無いことなのだ。
国民皆が静に暖かく見守り 病の癒える事を祈り 病が一向によくならなくてもそれは其れで良い 治らない病もあることを国民は知っている。 皇室の歴史は血塗られた時代や 不遇の時代 滅亡寸前の先の世界大戦後も潜り抜けて来た。俗に人間宣言と呼ばれる勅(みことのり)が出て今年で六十六年になる。 神は病まぬが、人間は時として病むものだ。
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